毎回その世界に入っていって涙しました。三人の複雑な関係がもたらした結果なんともいえない切ないドラマでした何回も見ていました
八雲は小夏に、小夏の両親が亡くなった時の本当のことを言っていないようです。
その為、小夏は今まで八雲を恨み続けてきたのだと思いました。
もしかしたら、小夏が不良になってしまったのも、両親や八雲のことが原因かもしれないと思いました。
そしてなぜ小夏は与太郎が元居たヤクザの組長の子供をもうけたのかも気になりました。
さまざまな憶測を考えてしまいそうですが、いろいろなことは次回以降に明らかになっていくのでしょう。
八雲は私がイメージしている落語家さんとはかなり違っていて、そこが新鮮な感じがしています。
ますます話が面白くなってきたので、次回も楽しみに観たいと思います。
落語、今まで身近になかったし話の面白さも魅力も理解できていませんでした。
助六さんや与太郎さんのような動のタイプもあれば八雲のような静のタイプもあり、どちらも一度最初から最後まで聞いてみたいなという気持ちになります。
芸を磨けば磨くほど悩みは増えていき、手が震えるというところは好きだけでは乗り越えられない自分との戦いで共感できます。
若いときとじいじと呼ばれるようになった今の姿が自然に行ったり来たりしていてより感情が盛り上がり、与太郎と信之助の笑顔と血のつながりを超えて家族になっている幸せを感じ涙ぐむ松田さんに癒やされます。
助六の娘、小夏が妊娠!?
一体誰の子なの???
八雲の弟子の与太郎は
小夏が妊娠していると聞いて
驚きますが、
父親が誰かは頑なに言わず
一人で産む!という小夏に対して
「俺が父親になる!」と
予期せずプロポーズしてしまう。
でも、
小夏のお腹の子の父親は
実は与太郎がよく知る人物で…というところで
この回は終わっている。
どうやら八雲師匠も知っていそう…。
次回の予告編見ただけで
えーーーっ!となってしまう展開が
待っていそうなのがわかる。
小夏ちゃん幸せになってほしい!
今回も八雲師匠が
助けてくれる…んだよね?
小夏の父親は誰なのか?というところで終わった前回。相手を知った与太郎が、小夏とその相手のところに乗り込み、啖呵を切る場面は圧巻でした。
組の親分という、以前の立場なら決して意見することも許されなかった相手に落語という今の自分でぶつかる、その熱量に圧倒されます。
もう一つの見どころは、与太郎の真打昇進公演。八雲は与太郎に「芝浜」を稽古します。
芝浜は、与太郎が襲名する、助六が亡くなる直前にかけた題目。それを三代目助六として、最初に披露する与太郎。涙無しには見られません。
次回、立派な真打ちとして成長した三代目助六が楽しみであるとともに、小夏の父である助六とみよ吉の死の真相が...
とにかく与太ちゃんがかっこよかったです。
小夏を想ってタンカを切ったときは、ヤクザの下っ端の面影は全くなくて、いっぱしの落語家として親分さんを圧倒してましたね。
また、小夏の横で子守歌のように落語を聞かせていた八雲師匠の姿は親そのもので、どうにかこの二人の関係が良くなればいいなと思いました。
その後の与太ちゃんの真打ち昇進直前に、二代目助六が最後に演じた芝浜を八雲師匠が教えるシーンはグッときました。八雲の落語だけではなく、助六の落語も受け継がせたい、託したいと師匠は判断したのだと思うと、感慨深いものがありました。
小夏が出産したことで、それぞれ孤独だった人たちが一つの...
すべての人がしっとりと色気のある美しい大人のドラマでした。特に岡田将生さんは白髪にしわしわのおじいちゃんになっても艶がある。素敵でした。最終回で明かされた過去の真実の場面は、八雲も助六もみよ吉も松田さんもそして小夏自身もみんな血が通った人間で、愛があって憎しみがあって慈しみもあって哀しく美しいシーンでした。結局八雲は落語とは心中しなかったけど、与太郎たちに繋いで満足そうでよかった。ものすごく幸せそうな大往生で、見ているこっちは泣きながらも嬉しくなってしまいました。
小夏(成海璃子)の記憶がよみがえって、彼女の八雲(岡田将生)への長年の誤解がとける。
小夏が自ら思い出すことがなければ八雲は黙ったままでいるつもりだったのかな。
小夏の、父・助六(山崎育三郎)への愛が一途すぎてちょっとこわかったけど、八雲にも優しい顔を向けるようになってよかった。
子供の父親は誰なのか…というの、ひっぱるのね…。
親分ではないのね…。
置いて行かれた、独りになった、落語と心中する、と思っていた八雲。
でもあの世で再会した助六に「幸せな奴だなあ」と言われた時(そうだ、幸せだった)とまるで反対のことを思ったんじゃないかなあ。
あそこ、報われたな〜って思って私...
最終回では小夏が思い出せなかった記憶を取り戻し、両親がどのようにして最期を迎えたのかを思い出します。
今まで八雲に怒りの心情を持ちながら暮らしてきた小夏も、やっと八雲と打ち解けあう時がやってきたというのに、なんだか切ない最終回…。
今まで小夏を助六とみよ吉の代わりに何を言われようとも黙って面倒みてきた八雲が、最期に穏やかな表情を見せたのが印象的でした。
つい心の中でもうちょっと長く生きてくれ!と願った人も多かったのでは。
与太郎の八雲襲名に幻として現れた八代目雲、助六、みよ吉の三人が笑顔になるシーンには特にグッときて涙してしまいました。
この物語に登場する岡田将生さんの...
漫画原作はとても難しいし、しかも落語家の演技をするというのは、役者にとっても挑戦だったと思う。
岡田将生は本当に頑張っていた。若いころの菊比古から死ぬ間際までの八雲まで、っていう本当に難しい役だった。
正直、漫画原作が好きな私は最終回まで、「これでいいんだろうか」と心配だった。岡田将生には若すぎる。
だけど、ラストの落語「死神」が本当に良かった。
岡田将生がおじいちゃんに見えたし、「生きたい」とつぶやいた言葉に真実味を感じられた。
ラストの死に際も美しくて、優しくて、八雲がこのドラマを生き抜いたんだなぁ、と少し感動もした。
与太郎役の、竜星涼が底抜けに明るくて、好きだ...
ラジオから流れる与太郎ちゃんの野ざらしを、八雲さんと小夏が縁側で笑いながら聴いてる姿はとっても微笑ましかった。今までのわだかまりや心残りが全部なくなって、みんなが幸せそうで本当に本当によかった。
最後まで観て余韻に浸ったあと、もう一回第一話から観たくなりました。
今回は時が経って、またいちだんと八雲に貫録が出ていました。
八雲演じる岡田将生さんの演技力と、メイクを担当された方の技術が絶妙だと感じさせられた回です。
さて、今回前半は落語を中心にしてみんなが前を向いて明るく前進していく感じがしていました。
が、しかし、
みよ吉との過去が気になってしまう小夏に対して、見ているほうの私も「その時何があったのか!?もっと聞いて!」と
身を乗り出すような気持でした。
ラストで八雲が過去のことを話しそうな雰囲気を醸し出していたので、次回がとても楽しみです。
このドラマの舞台は落語です。
現在は落語会の頂点に位置する八代目有楽亭八雲の落語に惚れた元チンピラの強次が弟子入りし、八雲師匠の半生を語られます。
現在高齢の八雲師匠の青春時代を描いたドラマなので、時代背景は戦前・戦後となります。
舞台が落語ですから、当然俳優さんは落語をしなければなりません。
落語って一つの話がものすごく長いですし、しかもただ覚えるだけでなく観客の目にその光景が浮かぶような話し方と演技が必要とされます。
だからこそ噺家・落語家という職業があるわけですが、これを俳優さんが演じなければなりません。
正直無理だろうと思ってましたが、ドラマを見てビックリ。
どの俳...
俳優さん方が皆役柄にはまっていて素晴らしいドラマだと思います。
落語の場面も不自然さがなく、特に主演の岡田さんは回が進むごとにうまくなっているような気がします。
岡田さんの滑稽な演目を最初から最後までちゃんと聞いてみたいと思ってしまいました。
物語では菊比古と助六とみよ吉それぞれのどうにもならない情熱が絡まりあって見ごたえがあります。
助六はいつもふらふらしているので菊比古にはあまり情がないのかなと思っていましたが、再会してからの嬉しそうな様子でこちら側からもしっかり思いがあることが分かって良かったです。
菊比古は一見分かりづらいですが、実は深い情のある人ですね。
小夏を引き...
主役の岡田将生の八代目八雲にドキドキしっぱなしでした。おじいちゃんになっても色気のある人っていますよねぇ。私にとっての八代目八雲さんは、つやがあって影があっていうことはありません。特殊メイクがやっぱり不自然な気がするくらい老けても、かっこよかったです。
与太郎の明るくひょうきんだけど一本筋の通った感じや姐さんのいい具合のひねくれ加減とか、とても面白かったです。吉田さんのはげ具合もとてもすてきでした。作品への愛情を感じました。
過去編では二代目助六と菊比古がずっとふたりならんでいてほしいとみよ吉が登場するまでずっと、思っていました。あぁ、とうとう彼女が出てきた。平穏が終わってし...