「80年代のひとたち」をテーマにしたカルチャー作品。
フェイスブックのタイムラインに高評価コメントが多々投稿されていたので、チラ見ていどの気持ちで1話を見出したら、イッキ見しました。。
さらに付け加えておくと、これを観た後に文春オンラインで配信されている村西先生のインタビュー記事を読むと、ご本人の言葉ということで、作品の後味をグッと引き締める良いスパイスになりますのでこちらもオススメしておきます。
https://bunshun.jp/articles/-/13591
セクシャルなシーンはたくさん出てきますが、イヤラシイと感じる以前に、人間のあらゆる感情・欲望が脳に到達し、むしろヒューマンサスペンスを見ているような感覚になるのは出演者の演技力、そして演出の完成度の高さゆえでしょう。
見応え部分はやはり、1980年代のひとたち、生活、モラル、カルチャーの切り取り。
私自身、この時代に生まれてはいつつもまだ幼かったので、何となくそんなことがあったようななかったようなの朧気な記憶がフラッシュバックします。
アウトとセーフの線引きがまだ曖昧で、アウトローも溢れていたのでしょうが、とにかくチャレンジする者、ハングリーである者に夢があった時代だったのだなと、今となっては少しうらやましく感じる部分もあり、とにかく初めから終わりまで刺激的ですね。
この作品を観ることで、常識や法令に支配され、何の不自由もなく平和で豊か…と感じさせられている現代に一抹の不安を抱くのは私だけではないと思いますがいかがでしょうか?
シーズン2も決定したとのことで配信を楽しみにしております。