絶対にありえないと思うような内容だが、女性が欲する男性像やストーリーだと思う
愛の不時着
5.0
出演者 5.0
ストーリー 5.0
演技 5.0
映像 5.0
絶対にありえないと思うような内容だが、女性が欲する男性像やストーリーだと思う
一匹狼のフリーランス女医が権力に負けず突き進む姿が同じ女性としてスカッとさせてくれるドラマです。
気が強い長女で、小さい頃から沢山家族を支え生きてきた喜美子ちゃんと、両親を早くに亡くし貧しい戦後の生活も兄弟と支えあった、末っ子の八郎さんが陶芸家夫婦として家族として歩んでいく姿が印象的でした。
喜美子ちゃんの才能は素晴らしく天才だと思いましたが、母として妻としての姿にはちょっと残念に思うこともありました。
八郎さんは男らしくもあり、夫として父としても、こんなに柔軟に家族に寄り添い生きていた男性はいたんだろうか？と思うほど、理想的な夫であり父親であったと思います。
あの時代に離婚をして、しばらく離れていても息子を通して繋がり、10年程してまた籍は入っていなくとも夫婦として寄り添っていった...
漫画原作でストーリーも面白かった。シリアスなシーンとギャグをうまく混ぜてあり音楽シーンもとてもよかった。
原作は漫画からなので主役の凛子(吉高由里子)の頭の妄想から現実には存在しないタラちゃんレバちゃんがたまに登場するのが個人的には可愛くて好きなドラマでした。
適齢期の女子3.人組が仕事や恋愛で悩みながらも楽しくワイワイ居酒屋で飲みながら本音がボロボロ出るのが観てて楽しかったです。
因みに田中圭さんは大島優子の恋人役でしたが不倫関係で実際の明るい感じの印象とは全く違う大人で物静かなタイプの役であまり存在感はなかったです。
なんといっても松坂慶子が面白いなぁ
「私は武士の娘です」の決め台詞。すきだあなぁ。
みんなキャラが濃すぎ。だから、毎回困難がやってきても明るく乗り切るんだろうなぁ。
松下奈緒一家も自由人だし。
ドラマ自体も面白いだけではなく、内容もしっかりとしているから尚更いい。
