5.0
出演者 5.0
ストーリー 4.0
演技 5.0
映像 4.5
スカーレット
気が強い長女で、小さい頃から沢山家族を支え生きてきた喜美子ちゃんと、両親を早くに亡くし貧しい戦後の生活も兄弟と支えあった、末っ子の八郎さんが陶芸家夫婦として家族として歩んでいく姿が印象的でした。
喜美子ちゃんの才能は素晴らしく天才だと思いましたが、母として妻としての姿にはちょっと残念に思うこともありました。
八郎さんは男らしくもあり、夫として父としても、こんなに柔軟に家族に寄り添い生きていた男性はいたんだろうか?と思うほど、理想的な夫であり父親であったと思います。
あの時代に離婚をして、しばらく離れていても息子を通して繋がり、10年程してまた籍は入っていなくとも夫婦として寄り添っていった姿は面白く感じました。