遂に終わってしまった、麒麟がくる。
正直、本音を言うと、光秀の生存説を用いて終わる展開は、納得がいかなかった。
ただ、新機軸を描いたのは逆に評価して良いのかとも思いました。
ただ、ナレ死で主人公が亡くなる展開も納得はいかずでもあったので。
最終回、やっぱ、染谷将太 演じる 織田信長 の戦闘シーンがカッコ良く、最後まで悪あがきであっても懸命に、明智軍に立ち向かう姿は、もはや、主役を喰ってしまった感じはしました。
最後まで史上最高にカッコイイ「織田信長」でした。
良かったです。
遂に終わってしまった、麒麟がくる。
正直、本音を言うと、光秀の生存説を用いて終わる展開は、納得がいかなかった。
ただ、新機軸を描いたのは逆に評価して良いのかとも思いました。
ただ、ナレ死で主人公が亡くなる展開も納得はいかずでもあったので。
最終回、やっぱ、染谷将太 演じる 織田信長 の戦闘シーンがカッコ良く、最後まで悪あがきであっても懸命に、明智軍に立ち向かう姿は、もはや、主役を喰ってしまった感じはしました。
最後まで史上最高にカッコイイ「織田信長」でした。
良かったです。
いやあ、めっちゃよかったな。「麒麟がくる」らしさがぎゅっと詰まった最終回1時間スペシャルだった。
先週までのブラック企業で追い詰められてぐちゃぐちゃになった光秀と全然違う顔つきの長谷川博己、終始新しい信長像を見せてくれた染谷将太、最後のシーンは同じカメラに収まることはなかったけど、お互いが作ってきたものの真骨頂を見せてくれた感じ。
追い詰めてた側と追い詰められてた側が真逆になって、うまく言葉で表現できないんだけど本当にいい顔してた。
本能寺の変と敦盛はイコールみたいなイメージも、いい意味で崩してくれたな。寝間着で槍持って迫ってくる信長怖かったし、そこからの最期の対比もすごくよかった。...
すごい、1時間があっという間でした。これまでの積み重ねと光秀が希望と信念を持って前に進んでいるということを改めて実感できたし、信長の最期もお見事。これまでいろいろ俳優さんが織田信長を演じ、その壮絶な最期を見せてくれていましたが、間違いなくこれまでの信長のイメージを覆す染谷将太の織田信長そのものだったと思います。
光秀もここ数回で現れていた不安と焦りのようなものがすっかり消え去り、希望に燃えていた頃の光秀のような顔つきと目つきになっていたよう。最終回を本能寺の変にしたことで、光秀の最期は描かれませんでした。描かれなかったというか、あえて描かなかったというほうが正しいでしょうか。この先、家...
間違いなく、今までの中で1番、凄かった回。
本能寺の変が起きる前に、光秀の周りの人の動きから、色々な新解釈があったのかと思って、45分間、ドキドキしてあっという間でした。
帰蝶が、信長に毒を盛った方が良いと十兵衛に言うシーンは、印象に残りました。
家康との会食中で、十兵衛に対する信長の暴力が凄かった。
遂に堪忍袋の緒が切れた十兵衛。
次週、最終回。
遂に本能寺の変となりますが、どんな結末を迎えるのか、期待して待ちたいと思います。
しかし、今回の回で改めて、今作の 織田信長 が歴代の 大河ドラマ の中で1番、ヒステリックで怖いと感じました。
そう感じさせた、染谷将太 の演技...
確実に時代が動きつつありますね。特に光秀が、信長に謀反する武将たちを輪のようなものだと例えたのが印象に残りました。確かにひとつひとつで考えると信長にとっての敵ではないのかもしれませんが、大きな輪になっていると考えると光秀が思うように一筋縄ではいかない相手だと思えます。それを結んでいるのは、信長への不信であり将軍という立場への思い。伝統を変えながら新しい時代を築いていく人というものは、理解されにくく得てして孤独になりがち。でも今の信長は…どうでしょうね。
それにしても今回も光秀と信長、光秀と家康など1対1のシーンには迫力がありました。近年は合戦シーンが減っていてさみしさはありますが、俳優...
遂に十兵衛(長谷川博己 )にキレた信長(染谷将太)。
正直、今まで観てきた、大河ドラマ の中でも1番エキセントリックで怖い信長に感じました。
ただ、何処か、光秀に分かってもらいたかった哀愁もあったのかなと感じました。
前半の足利義昭(滝藤賢一)と十兵衛(長谷川博己 )の鯛の釣りシーンには和みました。
なので余計に、後半のシーンが辛すぎたのかも(泣)
次回は、闇堕ち十兵衛になりそうですが、いよいよ信長に殺意を持つ事になりそう。
見逃せない事は間違いないですね。
個人的には、岸役の 天野菜月 が可愛くて癒されましたが、夫を亡くす事になるので辛い、岸だなと感じました。
しかし、...
何度か書いてるけどほんと坂東玉三郎さま、すごくすてき…。
歌舞伎から現代劇まで舞台演劇には縁遠い地方民なので、演技を見る機会がこれまでほとんどなかったのだけど、あんなに穏やかで厳かなのに、あんなに迫力と圧のある言葉と姿を作れるなんて。
ドラマ全体からしたら数分の長くはないシーンだけど、ずっと息が詰まるよう。帝が退場してから、ようやく息ができたような。
たぶんあのときの光秀と同じ顔しながら見てた気がするよ…w
ちょっと前から信ちゃんとの仲がギクシャクし始めた光秀、今回も平蜘蛛を持ってきたのはいいもの、まーた最後に余計な一言付け加えた~!と思ってしまったw
信ちゃんも途中までそこまで機嫌悪...
今回も見応えありましたが、終盤の信長と光秀の会話はもう今までとは違い、ヒリヒリする感じに思えました。
次回予告で遂に、信長が光秀に暴力をふるうシーンがあったので今回がそのスイッチが入ってしまった前兆かと思えてきました。
今回は他にも見所満載でしたが、光秀と秀吉の対峙シーンも緊迫感あって良かったな。
秀吉を演じる、佐々木蔵之介 の鬼家迫る演技が凄くて魅入ってしまった。
後、たまちゃんが遂に、細川家に嫁ぐ事になり寂しい(泣)
これで光秀は家では孤独になってしまったのが切ないね(泣)
そして、帝と十兵衛のシーンも凄く良かった。
月を見ながら喋る2人が幻想的で良かったです。
これ...
やー来ました!吉田鋼太郎さまの久秀死!最高!
松永久秀が吉田鋼太郎な時点で自刃シーンは絶対最高になるだろうと思ってたけど、こちらの思い描いたイメージを軽く越えてくるところはさすがとしかいいようがなかった~。声、表情、体幹、は~もうなにもかもがすばらしい。
炎をバックに咆哮するシーンなんて怪獣映画みたいな迫力だったもんね、その後の光秀登城シーンも含めて。太鼓とともに参上してくる光秀、シン・ゴジラ思い出しちゃった。
光秀もたまの言うとおり、熙子ちゃんの死からかなりキャラクターが変わったみたい。平蜘蛛が自分の手に渡ってからなんて、久秀の言葉もあるんだろうけど豹変って言葉がしっくりくるくらい...
今回最大の見どころはやはり松永久秀の死に様でしょうね。キャスティングの時点でかなり期待していたシーンではありましたが、松永久秀という武将の「らしさ」と吉田鋼太郎という俳優の「らしさ」がうまくかみ合って、大河ドラマ史に残るシーンになってもおかしくない出来でした。想像していた以上にすばらしかったです。
物語もラストスパートに差し掛かり、帝をはじめ「怖いな」と感じる人物も増えてきました。今回は信長。今までもいろいろと怖いところを持っている人ではありましたが、光秀が去った後に「初めて嘘をついた」と話したところ、よく考えるとゾッとします。今までも光秀の動きをずっと探らせていたということなんでしょ...
今回、1番、鳥肌が立った回に感じました。
まずは、松永久秀(吉田鋼太郎)の死に際が熱すぎたがその熱すぎ感が彼らしい死に方で良かった。
最後までド派手であったが。
そして、久々の帰蝶(川口春奈)の登場だったがこれが僅かな出演なのが寂しかった。
信長(染谷将太)に既に冷め切った感じで直ぐに山を下りてしまい、これで最大の味方もいなくなった信長だが、やはり心が荒れてしまった。
十兵衛の嘘を見抜いた後の憎悪が怖くて震えが止まらなかった。
最後の十兵衛演じる、長谷川博己 の鋭い目の演技も凄い。
以前どこかで、信長は天下統一に必要な一番めんどくさいところを全部やっつけてた、という話を聞いたことがあるんだけど、それを聞いてから改めてこういう信長がメインどころのドラマを見てると、確かにそうかもな…と思えてしまった。
今川を滅ぼして京に近いところにあるそこそこ力のある諸大名も押さえ込んで、めんどくさい寺院の連中もたたいて…と、これを後の秀吉だけでできたかと考えると、無理だったかもしれない。だからなんだかんだで信ちゃんはすごいんだな。
で、今回家康がほったらかされているのを名言してきた。
実はわたくし天海=明智光秀説が好きで、ハセヒロ氏の光秀があっさり死んじゃうのももったいないな~天海...
まさに、今回は、木村文乃 SPでした。
煕子が今回でなんとなく亡くなる予感はしてたのですが、実際に、十兵衛(長谷川博己)の近くで亡くなってしまった、煕子を見たら、涙が出ました。
十兵衛の看病をする為に雨の中、お百度参りしたのが原因か。
そのお百度参りの雨のシーンは、女優 木村文乃 の気合いの入った演技に思えました。
凄く名シーンだったかなと感じます。
木村文乃 の煕子が大好きだっただけにこの回で退場は残念ですが、最後まで良かったです。
しかし、今回、織田信長が今まで以上に怖かったな。
流石、染谷将太 の渾身の演技が光ってました。
ただ、甲冑を着ないで鉄砲に立ち向かうのはあ...
光秀と信長の対立がかなり色濃くなってきました。朝廷を利用したいと考えているような信長と、それを変えたいと考えていそうな帝。なんとなくですが光秀は帝に惹かれていきそうな気がするので、そう考えると帝に気に入られたい信長が光秀に嫉妬して嫌っていくようになるのでしょうか。2人の関係の結末を知っているとはいえ、少しずつ不穏な空気になっていくのはやはりハラハラしてしまいます。
そんな関係を表すかのように、さっそく三淵の処遇と難しい場所だとそれぞれが口にする丹波の攻略を命じました。ラストでは丹波攻めに苦戦している様子も描かれていましたし、こうして藤孝との絆を深めながら信長への不信を積み重ねていくのか...
お気に入りの石橋凌演じる信玄から幕が上がり気分も上がったが、そこは史実の無情さ.上洛途中で武田軍は引き返してしまう.家康との戦いも描いて欲しかったが、省かれてしまった.
聞けばコロナの感染防止で合戦シーンを撮影しにくくなっているという.『麒麟が来る』は合戦シーンが大きな見ものだっただけに、とても残念.朝倉義景もナレ死だった.
さすがに本能寺の変とそれ以降の展開に合戦シーンなしというわけにはいかないだろう.コロナが比較的落ち着いていた時期に、どこまで & どの程度ロケができたかが気がかり.
ストーリーが大きく動いた今回、信長は京都支配を確立して蘭奢待を切り取る身分に成り上がった.蘭奢...
殿上を許された光秀に始まり、足利義昭の挙兵で終わる回.まさに「訣別」のサブタイトル通りの展開だった.
大河ではいつもキャスティングに注目せざるを得ない.
特に戦国ものは歴史上の人物自身のキャラがあって、それとキャストされた俳優のイメージがマッチするか or しないか、演者がどう解釈するか、など、いろいろな楽しみがある.特にこの『麒麟が来る』は斬新で面白いキャスティングが多い.
特に渦中の人、足利義昭の滝藤賢一は好印象.今回も光秀と対戦した際の義昭のイタさを余すところなく表現してくれた.
あと松永久秀の吉田鋼太郎も好きだ.この先の平蜘蛛シーンをぜひしかり描いてほしい.
今回の武田信玄の...
信長の権力に対する強欲さ、義昭の戦としての素人さ、そして帝が持つ奥の深さがそれぞれよく洗われていた回でした。義昭は僧侶だった頃からだいぶ変わってしまいましたが、戦に対して智恵というか考えが回らないところに関してはかわっていないと言えるんでしょう。
そして今回一番恐ろしさを感じたのはなんといっても帝でしたね。多くの人を見てきているからなのか、これが帝になる人の器なのか、義昭よりよっぽど戦がうまいなと思ってしまいました。刃を交えるだけが戦ではないですからね、相手が考えているであろうことや敵対している相手のこと、それぞれを把握した上で自分の立場を使って「あずかり知らぬ事」と言えてしまうところ...
正直言うと、コロナウイルス で撮影がうまく進まなかったのも理由かもだけど、正直、朝倉、武田、浅井の大将があっさり亡くなってしまったのは急ぎ足な感じで残念だったのが正直な感想。
あまりに一気に、信長が天下に登りすぎたのもな・・・。
後、もう一つ言うと、駒ちゃんが将軍に「将軍を辞めるべき」と言ってしまったのも違和感で残念。
まあ、それでも蘭奢待を見る信長の観る目の怖さは、さすが、染谷将太 と思ったし、その信長の姿を見て、十兵衛が信長に不信感を持つ気持ちの変化も良かった。
次回、信長の傲慢なやり方は絶えないまま、今度はサブタイである通り、丹波攻略命令を。
十兵衛がますます信長に不信感...
光秀の着物がどんどん好みになっていく…。若い頃のあざやかな露草色みたいなのもきれいでよかったけど、深い紺色とかいわゆるガンメタみたいなのが組み合わさってて、生地も高そうになっててとってもいいわ。
まあでも今回は銀粉蝶さま劇場と滝藤賢一だよね!
いやもう銀粉蝶さま劇場最高でした…正直ここと光秀の立ち回りを見ただけで今回はなんらかの元が取れたような気分。銀粉蝶さまがひたすらしゃべり続ける藤吉郎&なかのおしゃべりスピンオフをやってほしい…。
楽しそうに悪役をやってた鶴ちゃんも退場し、いよいよ光秀が帝と顔を合わせてしまいそうなので、だんだん信長の光秀虐げフラグが立ちつつある感じ。あと10話く...
本当は戦のない世を築きたいであろう光秀、比叡山の焼き討ちは本当に真意ではなかったでしょう。女子ども以外にも見逃してあげたシーンでも、そんな光秀の葛藤が手に取るようにわかります。松永久秀と筒井順慶の戦を止めようとするのも信長と幕府に溝を作らないようにするためですが、こうして見ていると幕府側の動きもわりとのらりくらりとしているので、幕府ひいては義昭のやり方が正しいとも言い切れず。それぞれが自分の利益や立場を守ろうとしてしまうので、難しい問題です。
そう考えると、いち武将同士の戦を止めるために自分の領地を差し出すとまで言い切った光秀も、かなり振り切った考え方だなあと思ってしまいました。当時は...
ついに行われた、比叡山焼き討ちシーン。
逃げ惑う民を、容赦なく切り捨てるシーンは久々にこのドラマで本気を出したなと感じました。
織田信長(染谷将太)が魔王としての本性を現した感じもして、それに従う、十兵衛(長谷川博己)も主人公ではあるが、悪役側になった感じがしてその描写がある意味面白く良かったなと思いました。
やはり、覚恕(春風亭小朝)に対して敵意剥き出しだったんだなと感じました。
兎に角スリリングな展開で満点を上げても良い回だったが、残念ながら、摂津(片岡鶴太郎)のあまりにも遊びすぎてる喋り方に遂に嫌悪感が出てしまいそこが若干マイナスポイントでした。
後、駒ちゃん(門脇麦)絡...
これまでまったくと言っていいほどロマンスのなかった男くさい大河だったのに…!ここに来てまさかの義昭さまの手厚いファンサが…!?
まあでも、変に下手に出すぎず自分の考えを支持してくれて、さらにこまめに資金まで差し出してくれたら、蛍観賞ファンクラブツアーくらい開催するか…。
それだけでも十分にサプライズだったけど、東庵先生のギャンブル仲間もどうなってんのこれ…。前に駒ちゃんの出会い運どうなってんだよと思ってたけど、出会い運に全振りなのは師匠譲りだったんだな。
でも駒ちゃんと違って、東庵先生が懇意にしてる偉い人、次々死ぬかうらぶれてるので、それはそれで心配。東庵先生が相手の運とか命とか吸い取...
引っ張りに引っ張ってようやく上洛したと思ったら、今度は慌ただしく戦続き!そういう世の中とはいえ当時の庶民たちの生活が思いやられます…。
もうひとりの将軍候補が病死して新しい幕府の制定が進むのかと思いきや、相変わらず内部でも怪しい動きが。十兵衛の芯のぶれなさは安心感すら覚えるものの、ああいう中にこれからずっといなければならいのかと思うと心配になってしまいます。美濃にいた頃あれだけ慕っていた信長とも、すでに少し距離があるように感じられますし。
それにしても義昭の滝藤賢一さんはいいですねー。弱々しくありながらも世の中を変えたい、貧しい民を助けたいと思っているのに、武士に頼らざるを得ない他力本...
今週も緊迫感あって良かったですが、あえて、最初に苦言を言うと、駒ちゃんがやっぱ歴史の表舞台に入りすぎ。
そして、前将軍がナレ死で一切活躍もなく亡くなってしまったのがもったいないというのが率直な感想かな。
苦言は言いましたが、今週も見所が沢山あったのは確かでした。
織田信長 の啖呵を切るシーンが魔王ぽさをより出してたし、着実に、染谷将太 の演技が上手くなってる証拠だと思いました。
滝藤賢一 さんが演じる、足利義昭 の良い意味での滑稽さが最高でした。
後、三好の軍勢が将軍に襲い掛かってくる緊迫感ある展開も良かったです。
次回も兎に角期待してます。
上洛するか?と思わせた前回、今度こそ上洛するか?と思った今回、麒麟がまだきてないように義昭の上洛はまだでした(笑)。上洛するかも、からがすごく長い気がするけど、こういう根回しをしっかりしておかないといけないですよね。ただの武将じゃなくて次期将軍候補なわけですし。
上洛のネックになっていたところと戦をして押し返し、さらには十兵衛が堺の商人衆と話をつけたことで非武装上洛の算段がようやくまとまった、というところでしょうか。
現代と室町時代とではいろんなことが違いすぎますが、政治というものはこんなにもややこしいのか…と思わずにはいられません。
しかし義昭は仏門に入っていたとはいえ、穏やかで見て...
ああ、先週すばらしい泣き叫びを見せてくれたクマさまが…!そういう時代だったとはいえ小さな子供まで政争の道具のようにされて、命まで粗末に扱われてしまうのはフィクションで見ていても悲しいですね…。
これでのらりくらりとしていたような義景も、やる気をポッキリと折られてしまった。今回は大きな動きはなかったけれど、次の展開のための切り替えスイッチが動いた、といったところでしょうか。
ところでさき様の本郷奏多さんがすごくいいですね。太夫と接しているときの、おそらく“素”に近いような表情と声と、関白をしているときの顔と声が近いようで全然違うのがすごく好きです。キャリア的にもとっくに大河に出ているかと...
よっ!さすがNHK!映像アーカイブの宝庫!と思わずかけ声をあげたくなる、蟻。虫、動物、自然は改めて撮影しようとすると難しすぎるから、自局に自然映像のアーカイブが多数あるであろうNHKはこういうとき強いだろうね。
麒麟も来なけりゃ鼠も逃げ、来たのは蟻と藤孝だけだよ…。
それはさておき、先週の向井理氏も大変よかったが、滝藤賢一さんもまあ知ってたけど、実に変幻自在な俳優さんだなあ。「いつもの」滝藤賢一が出たと思ったら、次の瞬間には時期将軍候補の顔になってて。
いい役者さんなのは知ってるけど、大河みたいなロングスパンかつ微妙で繊細な演出も多い作品に出てると、より本人が持ってるよさが出る...
やはり今回は義輝がはずせませんね。退場シーンは思っていたより短く早かったけれど、それでも今までと同様、とても美しく本作の義輝らしさをしっかり残した映像になってくれていたと思います。
剣豪とも呼ばれた将軍らしく、最期はひとりで多勢に立ち向かっていきました。相手から武器を奪いながら戦うさま、とてもかっこよかった。強さも表現しつつ、まるで舞のような殺陣になっていたのも、とてもすてきでした。
室町幕府最後の将軍になる覚慶も本格的に物語に絡み出してきて、お寺でのシーンではシルエットをうまく使って演出していたのが印象的。ちょっと前までほにゃらかとしたおじさんを演じていた滝藤さんが、しっかりす...
義輝が退場する回なのはわかってたけど、まさかアバンで終了とは…。しかし前回で深く義輝の心情を描いてくれたから、アバン退場でもものすごいインパクトを残してくれたと思ってますわ…。殺陣もかっこよくて、最後の最期に剣豪らしさも見せてくれて。
ひたすら美しく、強く、そして悲しい将軍様だった…。今の向井理さんが演じてくれたのにただただ感謝。
本編のほうはまた十兵衛のおつかいミッションが続いてたなーw
義景さま、腹の内がよくわからない人だけどもしかして意外と器がデカイのでは…。
ところでさき様、あんな真っ赤っかなおべべで町医者のところまで来たと思ったら、凜々しい正装まで見せてくれたの...
まさか、冒頭で 向井理 演じる、足利義輝 が亡くなってしまうなんて(泣)
非常に悲しかったです。
その後、その知らせを聞いた光秀(長谷川博己)が、松永久秀(吉田鋼太郎)と対峙するシーンは魅入ってしまいました。
そのシーンで銃を撃てと松永に突き付けられた光秀が結局銃を松永に向けずに別の方向に発砲したのがなんとも切ないシーンでした。
時期将軍になる、覚慶(滝藤賢一)の存在感がさらに増した感じでした。
ただ、今回も駒ちゃんパートはいらなかったな(汗)
次回は、いよいよ、信長(染谷将太)が、光秀(長谷川博己)に家来にならないかと誘うシーンとなりますが、いよい...
まる1話かけて描かれた桶狭間の戦い、全体を通してすごい迫力でした!今川義元を討ちに行くシーンはもちろんでしたが、砦に侵入するところ、策略を練る信長、あごで使われることを拒否する家康と、それぞれに見せ場があり、しかもそれぞれに迫力がある。
結果は知っているはずなのに思わず手に汗握る展開。義元を討ち取る今井翼さんといい、武将それぞれのキャストがいずれもドンピシャですばらしいことに、今回で改めて気づかされましたね。
ラストで引き上げていく信長、今までの幼さ残る顔つきとはまったく違う、何段階も上に行った武将の顔になっていた気がします。染谷将太さんの表情、よかったなぁ。
ドラマも日本...
桶狭間が近い…そして見れば見るほど、今年の今川軍は強そう…!
今年こそ今川が勝つかもしれない。わからんぞ、だってドラマだからな…!と今川義元が出るたんびに思っていたのに予告でそんな壮大なネタバレをするかね!次回の決戦を待たずしてアレだったけど、キャストだけでたいそう楽しませてもらいました、ありがとう麒麟…まだ来ないけど…。
今まで散々こき使われてきた十兵衛が、落ち延びた先でいよいよ人を使うようになっていて、ちょっと笑ってしまった。そうだね、暇を持て余していても主(あるじ)だもんね。今週の十兵衛は寺子屋の先生をして就職先を見限り(気持ちはわかるがきっとホワイト企業だぞ)、移動を始め...
あれだけはちゃめちゃにイキってた義龍クンが、まるで牙を抜かれたみたいにシュン…として、そのうえ2年後予言のナレ死とは…。
あんなに気を張ってたのに、気を張りすぎてたからその反動が出てしまったのか、パパ上殺しのレッテルがしんどかったのか。周りが敬愛ではなく恐怖だけで付き従っているのをちゃんとわかってるようだったし、最後の最後は十兵衛に自分の計画を、着手する前から阻止されてしまったし。
自分と並ぶ存在だと思っていた(ついでに言えばちょっと格下扱いしてた)十兵衛が、影響力のある人物を動かしていること、生き延びて上洛までしていることを知って、ショックは大きかったんじゃないかな。
い...
モックンがかっこいいのはずっと前から知ってたし、今でもそりゃ何やっててもかっこいいんだけど、まさか道三の役がこんなにハマるとは思ってなかったなぁ…。
十兵衛を前にした演説からのさらばじゃ!からの出陣シーンがめちゃくちゃかっこよかった。
次回でとりあえず退場になるのかな、ちょっとさみしくなりますね。
ていうか雪斎さま、今川方も隠してる最中とはいえあんなにかんたんにナレ死させるなんて!こちらもかっこよかったのに、かなしい…。
来週、久しぶりに大きな戦のシーンになりそうなところに6月頃でストックなしのニュースが飛び込んできて、こちらもさみしいですが、安全第一で撮影再開できたらま...
浅利陽介さん、軍師官兵衛と真田丸での小早川秀秋がとても印象深かったので、今回の松平広忠もどうなるのかな、と楽しみにしていたら、まさかこんなにはやい退場になるとは!
数十年先、小早川秀秋に転生して嫡男を救うんだ、とかネットでいわれていたのを見て笑ってしまいましたが(笑)。もしそうだったら、ちょっと嬉しい。
輿入れの日をすっぽかされた帰蝶と信長でしたが、なんだか仲良くやってくれそうな関係性が描かれてました。帰蝶が笑ってくれていると、こちらもちょっと嬉しい。
サブタイトルにもあった通り、信長の失敗によっていよいよ今川が動き出しそう。
まあ年齢を考えたら、竹千代の長い人質生活もま...
社長と上司と社長令嬢、三者三様のお願いに板挟みにされてしまう十兵衛。心なしか今回はムッとしているというか、妙に複雑な表情をしているシーンが多かったですね。
夫を亡くしてまだ間もない帰蝶が、また政略結婚で嫁に出されるかもしれない、と聞いたときの心情は察するにあまりあります。この時代には当たり前のことなんでしょうけど、改めて大名の家に生まれた娘は政略の道具になってしまうんだな、とちょっと悲しくなってしまいました。
帰蝶と駒が楽しそうにお化粧しているところとか、十兵衛に旅の供をせよと、平気な顔をしてみせるところとか、帰蝶が気を張っているのが手に取るようにわかるから、余計に…。
最後は...
ちょっとお久しぶりに感じてしまった、怖い道三が帰ってきたよ~!
自分で足の爪を切ってるモックン、とだけ聞くと、なんかちょっとセクシ~な印象になるけれども、演じてるのが道三なのでただただなんか不穏なのだ。実際爪切りぶん投げてたしな。危ないよ!
明智光秀は中間管理職を長いことやってて、結果ブチ切れて変を起こしちゃった的なイメージがあったけど、まさかこんな若いうちから中間管理職みたいな感じで、いろんな上司から別々のことを言われていたとはね…。どこまで史実か知らんけど。
のちの流れからすると、帰蝶個人のことを考えてあげたい十兵衛だけど、自分が仕えるのは道三であり美濃なので、美濃が豊かで...
考察の必要がないことと、吉田鋼太郎さんが出演していることで何年かぶりに観始めた大河ドラマ。
鋼太郎さんの、仰々しい演技を期待した第5話だったが、見事に期待を裏切られた。
十兵衛には鉄砲の必要性を熱く語り、遊女屋では遊女相手に軽口をたたき、伊兵衛には駄々っ子のように鉄砲を作ってくれと迫っていく。
遊女屋での演技は鋼太郎さんに任されていたということも驚きで、NHKに限らずドラマの現場でそんなことがあるのかと。
NHKの、鋼太郎さんへの絶大な信頼が窺えたし、ドラマ終了直後のネットの反応に制作陣はほくそ笑んだことと思う。
年齢の若い出演者が多いからか、ここまでの鋼太郎さんの...
圧倒的に斎藤道三の回.
前半は大迫力の合戦シーン.
太鼓に合わせて「えい!えい!」と押し寄せる大軍勢.敵将の首を求めてその中にとびこむ十兵衛の視線から白兵戦の混乱が描かれる.
砂埃まみれの乱戦を制するのはマムシ・道三の軍略.
彼の兜にかたどられている大きな月は、干いては満ちる “潮の動き” を戦術の象徴としているからだそうだ.
籠城と油断させてからの怒涛の押し出しで、5倍の兵力に奢った織田軍は散り散りに敗走する.
「道三、してやったり!」
かたや後半は、織田軍を手引きした守護職と道三が対座.
はりつめた空気の中で毒茶を振る舞い、娘が嫁いだ男を歌いながら看取る.
...
2話のサブタイトルは「道三の罠」。
予告から敵が攻めてきて戦になるのはわかったから、戦でのなんらかの罠をしかけたんだろうと思っていたら、旅費の件も、戦も、そして娘婿も、45分みっちりと道三の罠だらけだった…。
そして借金を返したくがないために(たぶん)侍大将をひたすら探し続ける十兵衛、すごくいい…。そうだよね、もらったつもりのものを使い切ってから「半分返せ」って言われたら、そりゃああなるよね…。
戦国大河の見せ場でもある戦のシーン、ドローンっぽいアングルもあって見せ方がたのしい!たくさんの人が関わったシーンだろうけど、それでも侍大将!侍大将!と叫びながらバッサバッサしていく十兵...
戦から始まるのはやはりキャッチーだね😊
狙った感ある。でも矢を打たれる人目線のカメラワークとかは個人的にはあんまり見た事なかったから新鮮だった。
そして個人的に大好きな戦国時代!
出自の明らかじゃない明智光秀をどう描くかと思ったけど、ちっちゃい時代はなかったね。
そして戦国時代は平均寿命が25歳くらいだったらしい。
それは乳幼児生存率が低いから。生まれてすぐ死んじゃう赤ちゃんが多かったから。
そして戦国時代だったし戦で死んじゃった方も多かったんだろうな。
つまり今とは常識が全然違う時代。
そんな時代を2020年のオリンピックイヤーにどう描くのか。
個...
待ってましたの第一話。
スカイブルーとペールグリーンで彩られた長谷川光秀は、透明感と青臭さと小賢しさを匂わせつつ、でも芯のある心地よい暑苦しさがキチンと醸されてて今後に期待大。
キャストを聞いて え〜⁉︎って思ってた本木道三は、豪胆さと損得算段に細かいケチ臭さを無理なく同居させていて、思ったよりもハマってた。プロトタイプなワッハッハッハの笑い方とか、多少鼻白むとこもあるけどまずは一安心。
なんだかキャプテン臭の漂う吉田御大と大塚明夫氏が双子過ぎて混乱したことを除けば、御母堂・石川さゆりが全然フツーに良い俳優さんだったり、村人岡村が気張らずフツーに村人してたり、総じてキャスト...
答えは、来なかった!来たのは野盗と火をつけた盗賊だけでした。残念。
それはともかく、冒頭からダイナミックな殺陣とアクションの連続!たのしい!
ちゃんとサラブレッドよりちょっと小ぶりな馬がいっぱい出てくる!たのしい!
着物の派手な色が物議をかもしていたようだけど、質感がギラギラじゃないので全然気にならない。むしろ、昔って深い色合いを出すのにお金や時間がかかったような気がするので、あのくらいの明るい色がいっぱいあってもいいんじゃないかなという感じがする。(あと大河の衣装・美術は毎回信頼してる)
…そして斎藤道三って、ハゲで恰幅のいいオヤジというイメージだったので、モックン...