4.0
出演者 5.0
ストーリー 4.0
演技 5.0
映像 5.0
麒麟がくる
約1年間見てきての総括ですが、今作は、やっぱ、本音を言うと、明智光秀 よりも 織田信長、帰蝶 がより魅力的に感じられました。
演じた、染谷将太 、川口春奈 がそれぞれ、大河ドラマ 史上最高にカッコイイ織田信長と史上最高に綺麗な帰蝶でした。
後は、足利義昭役の 滝藤賢一 も良かったな。
最初は優しかった義昭が最後は、哀愁漂う義昭に変わってしまう変化を見事に演じた彼の演技は素晴らしかったです。
個人的には、煕子役を演じた、木村文乃 が凄く良かった。
常に献身的な奥さん役で観てて癒された。
今作で視聴者の賛否があった、駒ちゃん。
確かに、色々、歴史に関わりすぎだと言う意見はありましたが、演じた、門脇麦 の演技は良かったですし、良い意味でも悪い意味でも存在感があったのは事実だと思う。
まあ、視聴者を困らせたという点では良かったかも。
兎にも角にも、1年間、がっつり楽しめた、大河ドラマ であったのは間違いないです。
最終回の終わり方はやっぱ正直、納得いかない事はあったとはいえ、素晴らしい作品を見せてくれたのは確かですし、このコロナ渦の中で最後まで無事にやり遂げたのは賞賛。
視聴者から評判が良かったOP映像と劇伴の素晴らしさに関しては、大河ドラマ 史上1位、2位を争うぐらいの出来だったと思うし、本当、毎週、「おーきたぞ。」となりました。
明智光秀 を主役にした 大河ドラマ を現在風に捉えて作った今作は記憶に残したい。