4.0
出演者 5.0
ストーリー 3.5
演技 5.0
映像 5.0
麒麟がくる 第23話
義輝が多めに出ている回はこれまでも映像の美しさが際立っていたと感じているのですが、今回は今までとは違った美しさがありました。例えるならわびさびのような。わびさびが台頭するのはこれより先の時代だったかと思うので、これを美しさと言ってしまっていいかどうか…。しかし、義輝の「今」を見事に表していた映像表現だったと思うのです。
しかし、十兵衛は上司に恵まれないというか、長く縁が続かないというか…。時代が時代なだけに仕方がないことなのかもしれませんけど、上司のためを思ってもいろいろままならない十兵衛もつらいでしょうね。今の直属の上司(義景)とは考え方があわないようだし。まだまだ先のことでも、十兵衛の最期を思うと今からすっかり切なくなってしまいます。