何度見ても、この回が、ドラマ史上に残る、衝撃展開であるのは間違いない。
賛否両論あるのかもだけど、娘に性暴力をして、子供を産ませてしまったとんでもない父親がありえないと思いつつも現実にあるだろうと言う怖さも感じたし、見てて、きつかった。
アオイ(清原果耶)が、亜美ちゃん(根本真陽)と知り合いだったのもあって、自分が、亜美ちゃんをあの時、何故救えなかったと葛藤する、清原果耶 の演技が素晴らしく、上手く、流石。
根本真陽 の演技も素晴らしいのよな。
兎に角、何もかもが良い。
望月さんの葛藤と相まって、他の妊婦さん2人の心情も同時進行で上手く描く今回に脱帽。
最後、アオイが見た望月さんと旦那の広紀さんの間に生まれた赤ちゃんは、幻影なのかもだけど、違和感ない感じで良い演出。
今まで以上に妊婦のリアルな現状を描いた今回。
望月さんが、仕事を続けたい気持ちも分かるが、由比先生が諭した言葉がそうなのかなと思った。
意外と今回は、笑える要素もあるから良いのよな。
柄本時生 が、バットを持って走り込んできたシーンは、もはや変質者にしか見えなかったが(笑)
次回は、あの辛い辛い第9話。
原作でも辛い回なのだが、1回目を観た時も辛かったな。
現実にこんな事が起...
中絶手術を繰り返す、三浦ハルミ 。
彼女の過去が、過酷過ぎて涙。
母親に酷い事を言われ、心も体も傷ついたんだろうなと感じた。
そのハルミを演じた、モトーラ世理奈 の演技が素晴らしすぎて👏。
アオイとハルミが話す台詞が全てリアルなのかもな。
ただそれが本当にリアルだとしたら、それはまずい事なのよな。
そう感じた。
倉田亜紀を演じる、西原亜希 の演技も良かった。
赤ちゃんを産む前に失ってしまったのは辛いよな(泣)
毎回、そうだけど、アオイが最後にナレーションで話す事が、その回のテーマに繋がってるのが良い。
人工中絶手術を深く描いた今回も神回だった。
しかし、闇医者を演じ...
1回、再放送で、初めて今作を初見で見てきた時も思ったけど、1話、1話観終わった後、パワーを使い果たして、次の連ドラ作品に直ぐに映れないんだよな。
それぐらいの作品。
今回は、北野真理 を演じる、花田優里音 の迫真の演技に圧倒。
彼女、透明なゆりかご 以降、連ドラ作品出てないのね。
なんかもったいない。
また、素直に彼女の演技、見たいね。
おかえりモネ で観れたら面白いが。
時系列的に、由比先生と婦長の過去と現在を見せた演出も良かった。
アオイが、由比先生の子供だと勘違いした、真理ちゃんの息子を演じた、込江大牙 が、珈琲いかがでしょう のぺいの少年期を演じた俳優だったのも良...
今まで、普通に元気そうだった真知子さん(マイコ)が急死。
ただ、これもリアルな現状を切り取ってると考えると赤ちゃんを産む人にとっては、他人事ではないと感じる回かも。
残された陽介が、産まれたみつきちゃんの泣き声と真知子さんが残したメモで救われる。
終盤のこのシーンはもう号泣しまくりで実況できないぐらいだった(泣)
陽介がマイコを失う哀しさとみつきちゃんを不器用ながら必死に子守りする姿を、葉山奨之 が巧みな演技で演じていた。
アオイがあえて、主人公として全面に出るのではなく、良い意味で、ゲスト出演者目線で動いて、傍観者みたいな形でアオイを見せる演出が今作の持ち味かと改めて感じた。...
安部さんの旦那さんである、安部雄二役を演じた、平原テツ の演技も改めて凄かったと見直して観るとより感じた。
雄二こと雄くんの死ぬ瞬間を生まれた赤ちゃんと見届ける安部さんが何度見ても切ない(泣)
素直に涙が出ました(泣)
最初は、アオイ(清原果耶)の事をかなり怒ってた安部さんも後半は、徐々にアオイの事を認める様になった変化が良き。
今回は安部さん回だっただけに、田畑智子 の演技が沢山見れて魅了された。
次回は、町田夫妻の回。
何度見ても結末は号泣しちゃうだろうな(泣)
初めて見た時も感じた、中本千絵の行動が正しかったのか悪かったのか。
その答えはやっぱ、何度見ても正解が分からないなと素直に感じた。
最初は、千絵が赤ちゃんを捨てた事に怒ったが、後半、家族にも言えず、赤ちゃんを自分の力で産んだ意志の強さ。
それで印象が変わるかと言ったら、イエスと簡単に言えないのがな。
事実、赤ちゃんを捨てた事は事実だし、アオイが千絵を批難する事は納得なのかもなと感じた。
菊田里佳子演じる、平岩紙 の網膜症を抱えながら、赤ちゃんを産むか産まないか選択するリアルな妊婦の演技が良かった。
ただ、それ以上に、中本千絵役の 蒔田彩珠 の演技には改めて、脱帽。
おかえり...
何度見ても素晴らしい名作。
それが、透明なゆりかご。
やはり、初回からあの衝撃なラストはびっくりするよな。
安藤玉恵 演じる田中さんが、アオイ(清原果耶)とあんなに赤ちゃんを楽しそうに可愛がってたのに残酷なオチに涙。
ただ、これがリアルな現実。
ここを容赦なく描くからこそ、未だに医療ドラマとしても最高傑作だと思う要因だと感じる。
印象的な台詞が初回からあるのが今作の良い所だが、初回は、「命のかけら」という言葉が印象的。
個人的には、武藤さんを演じた、深谷由梨香 の迫真の演技も良かった。
好評だったとのことで、一挙再放送がありみてみました。
産婦人科ドラマということで、そこまで期待してなかったんですが
とっても良かったです!!
全然綺麗事じゃない、産婦人科だけでも医療だけでもない、
社会的な課題を描いてました。
でも説教くさい訳でもないし、すごくいろいろ考えさせられます。
主人公が発達障害を抱えていて、母親と過去に確執があることなど
普通のドラマとはちょっと違う、キラキラしすぎない登場人物たち、
感情移入して応援しちゃいます。
主人公を演じる清原さん、NHKドラマによく出ていますが、
みているうちに「天才女優!?」ってなるので
激プッシュしちゃう気持...
お腹に赤ちゃんが出来ることで、みんな幸せになる。そんなイメージばかりですが、時には、苦しんだり悩んだりする事を気づかされました。
特に、出産によって、予定外の母体の悪化。そして、死。突然のことで、喜びよりも、悲しみを背負ってしまう夫。そして、その苦しみを、医師にぶつけます。きっと本人は、仕方ないこととわかっていても、ぶつけずにいられないその姿は、とても辛く感じます。
そして、主人公である看護学生アオイ。
日々、命に接することで、大きく心が成長します。
派手なドラマではありませんが、心に残るドラマでした。
原作者の沖田?華さんの事をこのドラマで初めて知りました。
産院は新しい生命が産まれるポジティブな面と様々な理由でこの世に生まれてくる前に消えてしまう命。
主に悲しいエピソードが多くて見るのが辛いけど何故だか毎回見続けてしまう不思議なドラマでした。
主演した清原果那さんの透明感ある演技がとても印象的で良かったですし氷川あさみさんの先輩がとっても素敵。
お話の主軸になる人物が毎回違って個性豊かな女優さんや俳優さんが出演していて重苦しさが無く良かったです。
一番印象に残ったのはモトーラ世里奈さんの不良少女です。
大人の事情で誕生する貴重な生命を、その大人たちの手で終わらせたり、命がけでこの世に生み出す。
この世に誕生させても大人たちの未熟さで子供たちがつらい思いをしたり、子供の個性を尊重できない大人たちもいる。
主人公のアオイは彼女の個性を両親にわかってもらえずつらい幼少期を過ごしたかもしれないけど
結局医者の診断で母親は彼女の個性を認め、今では良い母子関係を気付けている。
看護師見習いで中絶された命に対する感情が出ないアオイの姿の演出は
あまりにも無責任すぎる大人が罰せられなければ、と思えた。
命についてとても考えさせられたドラマでした。
出産や中絶、母になることが人それぞれの環境や立場で変わるから、正解は1つじゃない。私は結婚、妊娠、2人の子供を自然分娩を経験したが、普通のこととして過ごしている自分がいたけど、それがどれだけ奇跡、素晴らしいことだということを認識させられ泣けてきた。元気に育ってくれたこと、家族みんな元気で生活してる今に感謝。
良くある医療ドラマは、難解な病気を取り上げ、それを名医が人並み離れた腕前で、治療してしまうと言うモノである。
しかしこのドラマは、周りに普通にある医療の問題を、真正面から取り上げたドラマなのである。
中絶、子供への性的虐待など、一般のドラマではあまり取り上げない内容を、目を背けずに真剣にドラマに仕上げている。
主人公である葵ちゃんは、まだ駆け出しの看護師であり、その視点でドラマが作られているので、小難しい医療用語などがあまり使われず、一般の視聴者に分かりやすい内容となっている。
だから医療の知識がないモノでも、共感でき、感動ができるのである。
どちらかと言えば、地味な印象のドラマだ。
小さな普通の産婦人科が、舞台。
しかし、1話1話に深く重いテーマがある。
出産後、容態が急変し、我が子を見ずに亡くなる妊婦。
とても心が苦しくなった。
そこに関わる看護師見習いのアオイが主人公。
様々な命と向き合うことで成長するアオイ。
また、見たくなる深いドラマだ。
途中からあっていることに気付いて見始めた「透明のゆりかご」主人公の看護婦見習いの子に大人の発達障害がありながら、目の前の問題を抱えた妊婦さんや、出産に関わる問題にその子の視点から、サポートしていく姿に、毎回、いろんなことを考えさせられた。産科のストーリーとして取り扱われる課題は、コウノドリと被るところもあったが、ストーリーの展開や役者さんが持つ雰囲気が全然違っていたので、十分見てて楽しめた。やっぱり、女性が赤ちゃんを産むってすごいこと!時に死にいたることだってある。現にドラマで出産を終えた女性が亡くなった話もあった。またその残された赤ちゃんを一生懸命若いパパが育てていく話もあった。子育て...
命についてとても考えさせられるドラマ「透明なゆりかご」
看護学生のあおいが看護助手として産婦人科で働く話であるが、命についてとても考えさせられた。
産みたくても経済的理由で中絶を選択する人もいれば、流産してしまう人もいたり、産んでも生きられる可能性がないと言われて生む決意をする人もいたり、母体死亡例であったり…。
産婦人科では、一人一人が様々な理由を抱え命と向き合っているドラマだった。
そして、そこで毎回ひとりひとりの妊婦さんたちとあおいがとても重要なかかわりをしていた。
涙なしでは見られないドラマだった。
元々原作を漫画で読んでいたからドラマ化して嬉しかった。私も子供を2人産んでいるから出産は奇跡の連続だと改めて思ったし、元気に産まれて育ってくれていることに感謝したいと思う。毎回泣かされて次の日はいつも目が腫れた。。。母世代だけでなく全ての世代の人に観てもらいたい。
私自身、妊娠中だったこともあり興味をもって観ていました。出産まで何も問題のなかった妊婦さんが出産を機に亡くなってしまう話は私たちには自分たちのことのように辛く受け止め、夫婦で考えさせられました。
最終話は、長く生きられないと分かっていた子を産み、子どものために延命措置をとらず最期を看取る選択をした母の勇気と優しさに心を打たれました。また、看取った後の母親が悩む姿に看護師見習いの沖田さんが赤ちゃんがしてもらいたいことはお母さんに抱かれることぐらいだと思うという場面では、涙止まらず心に刺さりました。今は、私自身出産を終え、その言葉を思い返しては我が子を抱きしめています。そして今がある幸せを...
新しい生命が誕生すると誰もが思っている産婦人科で起こる出来事を、看護師を目指す女子高生の青田アオイが、妊娠した女性の思いに寄り添う産婦人科をしている医師の由比朋寛の元で様々な経験をしながら成長していき、産婦人科の現状を正確に伝えてくれる貴重なドラマで、驚いたのはドラマの初回放送で赤ちゃんの誕生ではなく、いきなり中絶という強烈な展開にど肝を抜かれた。
毎回重たい内容が多いものの、主人公の青田アオイの心の優しさが温かく、全ての人々を包み込むような希望を持った語り口が心を癒してくれて、アオイを演じていた清原果耶さんの演技力の高さと透明感に魅了された素晴らしい作品です。
産婦人科で起こる様々なドラマが、うれしいばかりの命の誕生ではなく、それぞれの事情や気持ちが交錯し、複雑な気持ちになりながら視聴しました。主人公は、発達障害が少しあることにより、なかなかうまく行動できないという難しい役を清原果耶さんの透明感で、不器用だけどひたむきな感じがうまく表現できていたと思います。先輩看護師の水川あさみさんも、時に厳しいけれど優しい理解ある先輩役がとても合っていました。命がこの世に誕生することは、それだけですごいことだと改めて思わせてくれるドラマでした。
感動の出産のシーンだけではなくて、中絶手術や、未成年の出産や、出産後母体の死亡など悲しい場面もあったから、楽しいだけのドラマではなかったけど、考えさせられるドラマだった
自分自身も出産を控えていたので見ていて不安になることもあったけど、赤ちゃんが映ることも多くて早く自分の子供に会いたい気持ちが高まった
妊娠、出産のドラマだが、女の人の目線だけではないから男の人が見ても学べたりするドラマだったので、これから奥さんが出産を控えてる旦那さんが見ても勉強になるし、改めて命について考えさせられるドラマだった
毎週、ハンカチをテレビの前に持ってきてスタンバイしながら見た作品です。
いつも見終わるころには涙で目が腫れるわ、鼻水じゅるじゅるだわの、顔面崩壊を起こさせるドラマでした。
産婦人科を題材にしたドラマは他にも見てきましたが、
この「透明なゆりかご」はよりリアルに感じられました。
病院内での患者と看護師とのやりとりも自然で、
誰もが出産に際して不安に思うことが丁寧に描かれていました。
出産はおめでたいことばかりではないという現実に葛藤する主人公をはじめとする医療機関の職員、妊婦さん、
そしてその家族。
どの登場人物の気持ちもわかるからこそ、心にズシンときました...
女性の妊娠、出産などにまつわる話をリアルに描いたドラマでした。女子高生による望まぬ妊娠や中絶の話、出産後の妊婦の死など明るい出産の話だけではなく現実に起こり得る女性の性に関わる内容が盛り込まれていました。正直言ってここまで深く描かれたドラマは初めてだった気がします。それだけに見ていて胸が張り裂けそうなぐらいの時もあり、妊娠や出産はいい事ばかりではないという警鐘を鳴らしたような内容で意義深いものだったと感じます。主人公のアオイを演じた清原果耶さんの自然体の演技が光り、一気にファンになりました。
産婦人科が舞台で、看護師見習いの女子高生を中心にストーリーが展開していきました。
第一話から、人工中絶のシーンがあり、それもとても生々しく、処置の仕方から取り出した胎児のその後の扱いまで淡々と描写されていました。
タイトルだけみたら、ほっこりとした内容かと思っていたので、びっくりしました。しかもNHKでこんなところまで放送するのかとショックも受けました。
その他にも、望まない妊娠をしてしまった人、子供が欲しくてもできない人、出産時に亡くなってしまう人などの人生や、周りの家族やパートナーの哀しみや困惑などを描いていて、出産は喜びだけでなく様々な感情や人間模様があるのだと感じました。
...
産婦人科を舞台に毎回様々な患者の物語が繰り広げられていきました。
ショックだったのは死亡率NO.1は「おろされた子」という事です。
長生きの為の医療が進んでいる現代で、産まれる事が出来なかった子が多いという矛盾にモヤモヤしました。
そしてホルマリン漬けになった「天使」はどこへ回収されていくのか物凄く気になりました。
出産まで元気だったのに無事産み終えた後死亡した妊婦、義理の父にレイプされた小学生、14歳で出産した女の子、もぐりの医者に中絶を何度もしてもらう17歳など
色々な患者とのやり取りの中で看護師として育っていく主人公のあおいを応援したくなりました。
とても切...
沖田×華さんの漫画の原作を読んでいて、ドラマで実写化されるということで第一話から見ることにしました。
原作通り主人公のアオイが看護師のアルバイトとして産婦人科へ働き始める所から始まりました。
アオイが産婦人科へ海沿いを通って自転車で向かうのですが、その景色が非常に綺麗で、このドラマの雰囲気が一気に掴めた気がしました。
産婦人科のシーンになると、いきなり中絶手術のシーンになり、現実を突きつけられた気になりました。
内容自体も命に関わることですし、非常にデリケートなトピックです。話が進んで行く途中で心が重くなることもありましたし、全てがハッピーエンドと言っていいのかわかりませ...
「日本での死因のトップはガンでは人口妊娠中絶である。」
第一話の冒頭で中絶手術の後に院長の由比先生が言い放った言葉に衝撃を受けました。
ドラマの中では、出産後に亡くなってしまった妊婦さん、中絶する人、10代での妊娠、等
様々な方が登場します。妊娠・出産において様々な選択ができる世の中ですが、その全てを否定せず
どんな答えでも温かく支えて寄り添っていこうとする由比産婦人科の皆さんに胸が熱くなりました。
是非、若い方々に見ていただきたいです。小中学校の授業で取り扱って欲しいです。
透明なゆりかごというタイトルを聞いたことがあり、原作の漫画を少し読みました。
主人公の青田アオイが産婦人科の看護師見習いとしてきて、様々な人との出会いを通して、命の大切さを知るという物語です。
アオイは看護師として一生懸命行っていますが、彼女自身も悩みを抱えていたのでした。
舞台は産婦人科なので妊婦さんや赤ちゃんがたくさん登場します。出産シーンはものすごく大変そうでした。
赤ちゃんが産まれるときは私までがうれしい気持ちになったのです。優しくて自分の考えをしっかり持っている院長先生や仕事ができてバリバリと働いている先輩など彼女は刺激を受けたと思います。
印象的だった話...
清原果耶演じるアオイの演技が秀逸でした。原作では表現しきれていなかったような看護師見習いとしても成長が、感動的でした。親に暴行される小学生や、中絶を繰り返してしまう女性など、ドラマとしてはかなり突っ込んだ部分まで妊娠出産の事について述べているわけですが、全然嫌な感じはせず、毎回感涙の嵐でした。赤裸々な内容に勉強になったようなこともありました。アオイが母親とのぎくしゃくした関係を乗り越えていくストーリーもよかったです。ぜひ、続編を作って欲しいドラマのうちの1つです。