5.0
出演者 5.0
ストーリー 5.0
演技 5.0
映像 5.0
透明なゆりかご
おかえりモネ が始まるまでは、今作が1番好きな、連続ドラマだった。
医療ドラマの根底を覆す、リアルな世界観を描く今作。
特に第9話は、現実にこんな事があって良いのかと感じた程。
他の回も毎回のゲスト出演者の起用が素晴らしい。
青田アオイを演じる、清原果耶 の演技の上手さは流石。
当時、16歳~17歳ぐらいだったと思うが、この年齢で、リアルな看護師見習いを演じきった彼女の素晴らしさもそうだが、回を増すごとに、アオイのバックグラウンドも出てきて面白かった。
今作を観ちゃうと、他の医療ドラマが薄く見えてしまうし、人間ドラマも薄く見えてしまう。
そんな感じ。
由比朋寛を演じる、瀬戸康史、青田史香を演じる、酒井若菜、望月紗也子を演じる、水川あさみ とレギュラーキャスト陣等も皆、嵌り役。
何度も見直しても感じるけど、ここまで残酷にリアルに描いたら批判は付くかと思うが、意外とそうならないのは今作の信頼の強さだったと感じる。
改めて、清原果耶 の主演の代表作の一つにして、安達奈緒子 脚本の素晴らしさを凄く感じる神作である。