透明なゆりかごというタイトルを聞いたことがあり、原作の漫画を少し読みました。
主人公の青田アオイが産婦人科の看護師見習いとしてきて、様々な人との出会いを通して、命の大切さを知るという物語です。

アオイは看護師として一生懸命行っていますが、彼女自身も悩みを抱えていたのでした。
舞台は産婦人科なので妊婦さんや赤ちゃんがたくさん登場します。出産シーンはものすごく大変そうでした。

赤ちゃんが産まれるときは私までがうれしい気持ちになったのです。優しくて自分の考えをしっかり持っている院長先生や仕事ができてバリバリと働いている先輩など彼女は刺激を受けたと思います。

印象的だった話は、14歳の妊娠です。14歳で妊娠した女の子は親に反対されても出産を決意します。はじめは反対していた母親は出産に賛成し、女の子は無事に出産しましたが、その直後にが母親亡くなってしまうのです。母親の死が受け入れられずに落ち込んでいた女の子は、赤ちゃんを守れるのは自分しかいないから頑張ろうという気持ちになり、赤ちゃんと向き合うことになったのです。

若くして母親になり、力を貸してほしいと思っても自分の母親はそばにはいないという悲しさやこれから頑張ろうという気持ちが伝わりました。気持ちを切り替えることができるのは、すごいなと感心しました。

子育ては大変ですが。笑っているところや元気なところも見るとうれしくなります。心温まるドラマでした。