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くえりさん 601
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- エール(朝ドラ) - 麒麟が来る 記憶に残るドラマ - 凪のお暇 - きのう何食べた? - ホームルーム(山田裕貴) twitter https://twitter.com/query777
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最新口コミ

35歳の少女 第3話

4.0
出演者 -.-
ストーリー -.-
演技 -.-
映像 -.-

胸苦しくなるような圧迫感、緊張感の中で過ぎる小一時間.

このドラマの空気を支配しているのはお母さん.演じる鈴木保奈美さんの、表情を失った顔が怖い.

娘を瀕死の事故に遭わせてしまったという自責の念とともに25年間を背負ってきた重圧が、その凍りついた顔に表れている.望美への厳しさと過保護はその裏で、母親自身のアイデンティティにもなっている.そこを鋭くつく結人は、きっと優れた教師だったのだろう、などとも思った.

鈴木保奈美さんの演技とともに、橋本愛さんの演技も圧巻.
クズ上司への思いを断ち切れず醜態をさらしてしまう根底には、やはり愛情不足=望美の事故のしわ寄せ があるのだろう.
常にイラ...

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35歳の少女 第2話

4.0
出演者 -.-
ストーリー -.-
演技 -.-
映像 -.-

10歳の自分

このドラマを見る人の多くがそれを思い出して、その自分との対話を自然と迫られているのではないか.
一般のドラマを見ているときとは違う、もやっとした感じを受けるのは、そのためのような気がする.

今の自分は、あの頃の自分の望む大人になっているだろうか?
あの頃の自分が今の自分を見たらどう感じるだろうか?

堂々と胸を張れるひとばかりではないはずだ.いやむしろ、そのような人は少ないのではないか.望美のような真摯な目で直裁に問われたら、しどろもどろになってしまうに違いない.

難しい役柄を演じきる柴咲コウさんの力量と、それに寄り添う自然と坂口健太郎さんの不器用な優しさが胸に迫る....

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35歳の少女 第1話

4.0
出演者 -.-
ストーリー -.-
演技 -.-
映像 -.-

なかなかヘビーな内容であっという間に時間がたってしまった.

心だけが25年の時を超え、家族も社会も、自分自身の肉体すらも変わってしまった世界とはどんなものなのか? 想像しただけでも恐ろしい.
瓦解した家族はそれぞれの人生を歩み始め、その先々で課題を抱えて暮らしており、その点で言えばヒロインはすでに “過去の人”なのだ.

そんな現実を覆い隠して、まるで昔のままであるかのように振舞おうとする家族の只中で、結人くんがぶち切れ&ネタバレしたことに違和感を持ったが、それは彼なりの誠実だったんだな.クズキャラかと思った自分は浅はかでした.

この後の展開を想像するに、(精神的に)時を超えて過去か...

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この恋あたためますか 第1話

4.0
出演者 -.-
ストーリー -.-
演技 -.-
映像 -.-

コンビニでバイトしてて一番しんどいのはさ、商品並べてる時.

古いのから手前に置くの.
でも買う人はそれ知ってるから、奥から、とるじゃん

手前だけどんどん売れ残っていって
最後には期限が切れて捨てられる.

後ろには新しいのが控えてて
代わりなんていくらでもある

切ないセリフ.

ヒロインの地下アイドル時代の挫折が、見るものの脳裏にかぶってくるからだが
実はこの比喩、まるごと視聴者である私たちにもかぶってくる.

「替えの効かない唯一の自分」
であると同時に
「量産された人間の一人でしかない」
という二重存在であるストレスに、私たちは日々心をすり減らされている.

このド...

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書類を男にしただけで

4.5
出演者 -.-
ストーリー -.-
演技 -.-
映像 -.-

小芝風花のTBS初主演ドラマ.
単発らしいが、それだけにキレのある脚本で密度十分.主演の実力が遺憾なく引き出されて、フーカリアンとしては世間に見せつけたような、謎の優越感と満足感を感じている.

コメディテイストの中にジェンダー問題を織り込んでいて、内容の上での見応えもあった.
はじめ、「書類を男にしただけで」というタイトルを見たときは意味をはかりかねたが、なるほど納得だ.あからさまなセクハラは減ったけれど、それだけに影に隠れて陰湿になった、というような台詞が残っている.

クライアント役の友近さんの微妙な表情づくりもよかった.
ただこの商談、ハッピーエンドが自然に見えるのは、相手が女性...

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名建築で昼食を 第9話

3.5
出演者 -.-
ストーリー -.-
演技 -.-
映像 -.-

アヤコの心変わりで頓挫するカフェ計画.フジと二人並んで語るシーンはこのドラマにしては珍しくヒリヒリしていて、ドラマっぽかった.

今回の題材は国際子ども図書館.中庭を囲むロの字型のプランが予算不足でL字型にとどめられたいわくつきの近代建築.近年、安藤設計によって増築がなされたというが、中途半端に頓挫した点は今のフジが陥った状況と呼応していて思わせぶり.

でもそれ以上の深堀りされることはなく、その淡さがこのドラマのバランスなんだろう.一方でチアキは開店休業状態っぽいわけだけど、それならフジと一緒にカフェやろうか、などと展開すれば、それはそれで興ざめという気もする.

まったりと楽しませて...

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女子高生の無駄づかい

4.0
出演者 -.-
ストーリー -.-
演技 -.-
映像 -.-

キャラクターの個性が際立つこの『女子無駄』.
キャスティングが成否の大半を握ると言ってもよさげな作品ですが、自分的には大満足でした.

バカを演じる岡田結実さんのガサツさが気持ちよく、中村ゆりかさんのミステリアスなロボもハマっていた.もっぱらツッコミ役のヲタはBL好きの漫画家志望という設定だけど、他のキャラほど際立ったところがなく、キャスティングもけっこう難しかったのではないかと思いましたが、恒松さんが絶妙のクールさでさばいてくれた気がする.

マジメやヤマイ、マジョについてはそれぞれドハマリで言うことなし.俳優が専門ではない小林由依さんのリリィもほぼ違和感なく見れました.

あえて欲を...

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恐怖新聞 第7話

3.0
出演者 -.-
ストーリー -.-
演技 -.-
映像 -.-

恐怖新聞、まさかの大量発行.
車椅子の少女・蜷川春海の機転、と言ってよいのか.ここまでやれば確かに、自分に戻ってくることは二度となさそう.でもそのおかげでシヅルは大忙しになってたはず.配達人としての苦悩よりも配達が忙しすぎて地獄を味わったかも知れない.

と、これは冗談だけど、あの時助けた女の子に配達する、というのはなかなかエグかった.
どこまでも救われないシヅルの運命.それは同時に、人を救いたいというシヅル自身がもつ業の結果でもある.「勇気をもっていいことすれば最後はきっと救われる」という世間的な方程式を根こそぎ否定している点が、このドラマの本当に怖いところ.

いろいろ突っ込みたいと...

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名建築で昼食を 第7話

3.5
出演者 3.5
ストーリー 3.0
演技 3.0
映像 3.5

ケンゴって誰だよ!

...って彼氏に決まってるだろ、そうだよね.

浮世離れしたオッサンの散歩に付き合っているからと言って、藤に彼氏がいないわけじゃない.その一方で、行きつけのカフェのマスターに藤の話をする千明.ちょ、気があるの?
ゆるふわなストーリーがまた少し加速した.とはいえメインの題材である建築とストーリーとの関係は依然として薄く、とってつけた感じは否めない.あまり緊密なのも押し付けがましいが、もう少しいい感じで縒りあわせることはできないのかとも思う.

山の上ホテル、シンメトリーの造形は大規模だと権威的だけど、こじんまりとまとめると可愛いイメージになるのだなとあら...

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恐怖新聞 第5話

2.0
出演者 3.5
ストーリー 1.0
演技 3.0
映像 1.5

まさかの時代劇.
初見では「ヘンなところにお金かけたな」という印象だったけど、恐怖新聞誕生秘話という主旨に、少し納得.

でも同時に、こういうのいるのかな?とも思ったりした.わけがわからないほうが怖くないですかね?

しかも脚本が説明的で、台詞もあまりに稚拙.越後屋のかぶりものが妙に浮いているなど細かなツッコミどころも多すぎて、あやうく脱落しかけた.黒木瞳さんもよくこんな脚本うけたな.そこはしかしプロ根性なのか、とにかくいい人なんだろう.

ボロクソ書いてしまったけど、次回も多分見ると思う、というよりむしろ楽しみにしてる.今回腹が立っているのは、モモカが出てこなかったのが原...

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