/
コンビニでバイトしてて一番しんどいのはさ、商品並べてる時.
古いのから手前に置くの.
でも買う人はそれ知ってるから、奥から、とるじゃん
手前だけどんどん売れ残っていって
最後には期限が切れて捨てられる.
後ろには新しいのが控えてて
代わりなんていくらでもある
\
切ないセリフ.
ヒロインの地下アイドル時代の挫折が、見るものの脳裏にかぶってくるからだが
実はこの比喩、まるごと視聴者である私たちにもかぶってくる.
「替えの効かない唯一の自分」
であると同時に
「量産された人間の一人でしかない」
という二重存在であるストレスに、私たちは日々心をすり減らされている.
このド...
/
コンビニでバイトしてて一番しんどいのはさ、商品並べてる時.
古いのから手前に置くの.
でも買う人はそれ知ってるから、奥から、とるじゃん
手前だけどんどん売れ残っていって
最後には期限が切れて捨てられる.
後ろには新しいのが控えてて
代わりなんていくらでもある
\
切ないセリフ.
ヒロインの地下アイドル時代の挫折が、見るものの脳裏にかぶってくるからだが
実はこの比喩、まるごと視聴者である私たちにもかぶってくる.
「替えの効かない唯一の自分」
であると同時に
「量産された人間の一人でしかない」
という二重存在であるストレスに、私たちは日々心をすり減らされている.
このドラマがどの方向に展開していくのかまだわからないが、
- アイドルとコンビニ店員
- 有名店のスイーツとコンビニスイーツ
など上の問題と似た “特別と量産品” という対立構図がいくつか示唆されている点が思わせぶりで、今後が楽しみ.
森七菜さんの豊かな表情が生きているのも好感触で、もっと見たい.