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くえりさん 601
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- エール(朝ドラ) - 麒麟が来る 記憶に残るドラマ - 凪のお暇 - きのう何食べた? - ホームルーム(山田裕貴) twitter https://twitter.com/query777
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最新口コミ

病室で念仏を唱えないでください 第2話

4.0
出演者 3.5
ストーリー 3.5
演技 3.5
映像 3.5

「目の前の患者見なさいよ 過去じゃなくて」

中谷美紀さんのこのセリフに象徴される巻.

子ども時代に川で友人を亡くした主人公・松本.
そのトラウマな状況と似た少年が救急搬送されてくる.

自身の過去に囚われてマインドが揺らぐ松本だったが、
事故の原因を作った少年に自分を重ねながら、危機を乗り越える.

他方で、第一話で敷かれた濱田(ムロツヨシ)との伏線が、
オペ室での小競り合いとなって表面化.
救命がヒューマンな治療姿勢でいられるのは、
心臓外科の効率的な稼ぎで成立してる、と蔑まれる.
この考え方にもまた「目の前の患者を見よ」という冒頭のセリフが
かぶさっ...

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テセウスの船 第1話

3.5
出演者 4.0
ストーリー 4.0
演技 3.5
映像 3.0

タイムスリップ要素をからめたミステリー.

『僕だけがいない街』に設定がよく似ている点にひっかかりつつ、視聴し始めました.

俳優陣がたいへん豪華で、「これは!」と期待したものの、特殊メイクや作画につまづかされる点がけっこうあってなかなか入り込めず一度は脱落しかけました.

でも鈴木亮平さんの存在感に救われました.
さすがの “大河主演俳優” ですね.

第一話の見どころは、犯罪者の子という状況が主人公・田村心にこびりつかせた父への葛藤と、その宥和.

この男(佐野)は犯人なのか、それとも無実なのか、と揺れ動きながら心と視線を共有していた時間帯はハラハラして面白かっ...

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病室で念仏を唱えないでください 第1話

3.5
出演者 3.5
ストーリー 3.5
演技 3.5
映像 3.0

タイトルに惹かれて第一話を視聴.

「念仏=死」というイメージを病院にもちこむな!
的な構図がタイトルから読み取れるわけだけど、
実際にお坊さんが救命医という設定.

伊藤英明さん扮する主人公・松本は、
中学時代は水泳で全国優勝経験がある元アスリート.

そのうえで医師+僧侶という、肉体・知性・意志・精神性と、
スペック的には完璧キャラ.

ところが実際にはエロ本好きで肉食の生臭坊主で、
精神的にも揺れ動く煩悩の塊.
要するに全く解脱できていなくて、スペックから
連想されるようなオラオラ系ではない.

そんな人物が、生と死が交錯する病院の中で、
悩みな...

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【美食晩餐会】きのう何食べた?正月スペシャル2020

4.0
出演者 4.0
ストーリー 4.0
演技 4.0
映像 4.0

個人的にガッツり印象に残ったセリフ。


「年取るって、悪くないですよね」

年を経るとともに全てが愛おしくなった、という
三谷まみが、シロに同意を求めた際のセリフ。

フェロモンだだ漏れの宮沢りえさんの演技も見事でしたが、
今回のスペシャル三部全体のサブテーマを暗示していて
「あの頃の母親、今のわたしと同じくらいなんだ」
のセリフとともに、劇中に長く余韻を響かせます。


「最後はうす塩なの」

ケンジがジルベールから一本とったセリフ。

「そんなにベタ惚れ感出したら軽く見られんじゃん」
「簡単に手に入るものに人は執着しないよ」
というワタル...

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スカーレット 第71話

4.0
出演者 4.0
ストーリー 4.0
演技 4.0
映像 4.0

陶芸コンペの発表当日.

丸熊陶業の絵付け部門はいよいよ縮小、
喜美子の職場も片付けられ、次の時代の波がひしひしと.

がらんとした工房へ八郎が、緊張した面持ちで入ってくる.
後ろ手には手製の夫婦茶碗を隠し持つ.

と、かっこよくキメようとした八郎だったが、
照子の乱入であっけなく台無しに.

「よっ!と う げ い か ー」

たじたじな八郎がなんともいい味.

他方、川原家への第一報もあさっての方向から.

店内でおこなわれた関係者の打ち合わせで八郎入賞を
聞き知ったサニーのママが、喜びいっぱいで電話してくる.

コンペ入賞は、ここまでドラマを...

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スカーレット 第70話

5.0
出演者 4.0
ストーリー 4.0
演技 4.0
映像 4.0

「コーヒー茶碗で、稼いだでー!」

おおらかでたくましい様子が、子ども時代の喜美子とかぶる.

- 子役との連携が絶妙
- 違和感がなさすぎる
と評判の本作、俳優や演出の技量もさることながら、
わかりやすいキャラクターを作り出した脚本の勝利
という面もあるかも知れない.

とかく朝ドラは、人物が型にはまったキャラに
なりがちだけど、このスカーレットはそんなテンプレから
微妙に外れたキャラがけっこう多い.

新しい試みにはリスクがつきものだけど、その作り込みが
巧みで、ここでしか見られない感は強い魅力だよね.

コンペ入賞が結婚の条件、と言いながら、
な...

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スカーレット 第69話

4.0
出演者 4.0
ストーリー 4.0
演技 4.0
映像 4.0

「キスはいつするんやろ」
「僕も男やで」
 の、お茶の間騒然回.

ドラマ冒頭の喜美子「はよ、一緒に寝たいな」.
その手の方面にあっけらかんなのは喜美子の専売特許.
からの、終盤のドギマギ感が好対照.
ここでは八郎、一本とったな.

一方、コーヒー茶碗の代金問題が再浮上.
喜美子は自分の分だけお金をもらうことに
勝手に決めてしまう.
八郎の気質を考えるとこれは喧嘩案件.
見ていてハラハラさせられたが、

「納得できんけど、受け入れる」

これって以前、喜美子の口から出た言葉でもある.

感情は寄り添っていても、考え方まで同じ
とはいかないのが男女の...

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スカーレット 第68話

4.0
出演者 4.0
ストーリー 4.0
演技 4.0
映像 4.0

喜美子が本腰を入れて土と向き合う回.

八郎が作品にうちこむ時間を確保するため、
喜美子はコーヒー茶碗のほうを手伝うことに.
だが、同じ形のものを、しかも複数作ることは
初心者にとって簡単な作業ではない.

作ってはつぶし、作ってはつぶし、
これを繰り返し、時にはくじけそうになる.
でもそうしているうちに喜美子のまなこに
作り手としての炎がともっていく.

制作は孤独な作業.お正月の川原家では
妹たちが福笑いに興じ、工房に一緒にいた
八郎も、やがて眠りに落ちる.

そんな中、様子を見にきた母・マツが、
そっと手を添えるような眼差しで喜美子を支える.

...

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スカーレット 第67話

4.0
出演者 4.0
ストーリー 4.0
演技 4.0
映像 4.0

川原家の正月.帰省した直子に電話のサプライズ.
雑煮の餅の数を削って引いたものかもしれない.

手のかかる子ほど気になる.東京へ出した直子への、
常治の心配のあらわれのようにも思う.

ひとつひとつのシーンを反芻すると
緊密なつながりが見えるような気がして、
そういうドラマの楽しみ方をを、この
スカーレットでは特に感じる.
好評の理由でしょうね.

一方で、喜美子と八郎にとってこの正月は
勝負の時.作品が入賞しなければゴールはない.

でもその前に“サニー”にコーヒー茶碗を
納品しなければならない.

ただでさえ切迫した状況だが、八郎は
二種類+個数...

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スカーレット 第66話

4.0
出演者 4.0
ストーリー 4.0
演技 4.0
映像 4.0

結婚を賭け、受賞を目指す八郎.

渾身の試作品は社長のお眼鏡には適わなかった.
若社長は京都のボンボン.目利きでもある.

前から思っていたけどこのキャラなかなかいい味.
敵なのか味方なのか、いまだにフラグが見えにくい.

喜美子たちにとっては従業員と社長であり、
ある面では対立する存在.
こういう人物が物語を面白くしてくれる.

存在感の濃さから考えて、何かもうひと
エピソードありそうで、期待してる.

ところで芸術家は作品に全人格を賭けるもの.
だから人の心を動かし得る.

こういう考え方は近年の“アート”の気軽さとは
違った尊さがあるけれど、そ...

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