タイトルに惹かれて第一話を視聴.
「念仏=死」というイメージを病院にもちこむな!
的な構図がタイトルから読み取れるわけだけど、
実際にお坊さんが救命医という設定.
伊藤英明さん扮する主人公・松本は、
中学時代は水泳で全国優勝経験がある元アスリート.
そのうえで医師+僧侶という、肉体・知性・意志・精神性と、
スペック的には完璧キャラ.
ところが実際にはエロ本好きで肉食の生臭坊主で、
精神的にも揺れ動く煩悩の塊.
要するに全く解脱できていなくて、スペックから
連想されるようなオラオラ系ではない.
そんな人物が、生と死が交錯する病院の中で、
悩みな...
タイトルに惹かれて第一話を視聴.
「念仏=死」というイメージを病院にもちこむな!
的な構図がタイトルから読み取れるわけだけど、
実際にお坊さんが救命医という設定.
伊藤英明さん扮する主人公・松本は、
中学時代は水泳で全国優勝経験がある元アスリート.
そのうえで医師+僧侶という、肉体・知性・意志・精神性と、
スペック的には完璧キャラ.
ところが実際にはエロ本好きで肉食の生臭坊主で、
精神的にも揺れ動く煩悩の塊.
要するに全く解脱できていなくて、スペックから
連想されるようなオラオラ系ではない.
そんな人物が、生と死が交錯する病院の中で、
悩みながらも温かい心の輪を広げて行くという
ヒューマンストーリー.
原作はコミックだそうで、着眼点が素晴らしいと感じました.
第一話は交通事故に巻き込まれて脳死状態に陥った母と
その子を軸に展開.
脳死にどう向き合うかという難問をめぐって、
13歳の子と松本とが絆を結んでいく.
時に仏教の教えをゴリ押しする格好になってしまう松本.
その姿は滑稽でもあり、暴力的にも映る.
確かにお釈迦様の教えはありがたいのだろうが、
現場では役立たない&響かない、ということは
大いにありそうで、このあたりを描いている点に信頼感.
もう少し視聴させてもらおうと思います.