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つちやさん 32
つちやさん 32
https://tonsemgarden.hatenablog.com ドラマの感想ブログを書いています。
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最新口コミ

私たちはどうかしている 第4話

3.0
出演者 -.-
ストーリー -.-
演技 -.-
映像 -.-

第3話冒頭、二人の行為が未遂に終わったため、今回掛け軸の前で始まるシーンがはじめての行為となった。
そのせいで、椿が一発必中のようになってしまった。
ちゃうねん、原作では何度かしてんねん。
微妙に改変するせいでこういう印象の変化が起きてしまう。

漫画では、すぐに行為に至っても違和感はないが、ドラマでは「いやいやこの程度で抱かれないだろw」と思われてしまうから前回を未遂で終わらせたのだとしたら、それはそれでいい。
でもドラマ視聴者の違和感をなくす一つの改変が逆に、「たった一度で?」という別の箇所の違和感になってしまったのだとしたら、なんとももったいなかった。

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私たちはどうかしている 第2話

1.5
出演者 5.0
ストーリー 3.5
演技 2.0
映像 3.5

「さくら」に会ったらどうするかという話を!!!!!
「本番」前にしたら!!!!!
最中(さいちゅう)に気になって仕方ないだろ!!!!!!

私はいつも実写化に対して、原作への敬意があれば原作に忠実である必要はないと思っている。
凪のお暇やテセウスの船は忠実ではないけれど、漫画表現を現実に落とし込むことをよく考えていて良かった。

私たちはどうかしているは逆で、原作に異常なまでに忠実だ。
セリフが一言一句そのままのシーンも多い。

あまりにも忠実に漫画をそのまま描いてきた。
だから安心していた。原作通りだと。
なのに。
なのになぜ。

原作でピロートークだった...

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親バカ青春白書 第3話

3.0
出演者 4.0
ストーリー 3.5
演技 5.0
映像 4.5

まず、鬼滅の刃風のコスプレ普通に笑った。
あとYouTubeすごい再生数だったけどどうなるのかめっちゃ気になるな…。

こっからぼんやり考えたこと。

福田組というのは、ギャグと身内の盛り上がりで完成されているように思っていたが、別にただ闇雲におふざけだけをしているだけではないと感じた。

今回、ミスコンをデモで何とか潰そうとするガタローの主張は、現実世界で言われていることと何ら変わらない。めちゃくちゃな理論ではない。
ミスコンを否定する世界の考え方を福田監督は正しく理解しているのだと思った。

その上で、シリアスな展開にすることを選ぶのではなく、柔らかく「面白さ」で...

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MIU404 第8話

5.0
出演者 5.0
ストーリー 5.0
演技 5.0
映像 5.0

最後の伝言を、優しいと捉えるか捉えないかで意見が割れていて面白いと思った。
私は優しさではないと思った。むしろ、ガマさんの中でも自分は大切な存在なのだと思い上がってしまっていた伊吹への最終通告のように感じた。ガマさんにとって大切な人は奥さんたった一人で、伊吹は他の悪ガキと違って刑事になったから目をかける存在ではあったけれど、奥さんの死が殺意のスイッチになったように、伊吹の存在が改心のスイッチになることはなかった。
「気に病まなくていい」という優しさに、「(元々俺の分岐点ではないから)」と突き放すような注釈が加えられているように思った。

伊吹は、ガマさんという、自分を優しく包み込...

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MIU404 第6話

4.5
出演者 5.0
ストーリー 5.0
演技 5.0
映像 5.0

人の人生の所々に置かれる・落ちてくるスイッチそのものに、良いも悪いもない。そこにあるだけだ。
伊吹という人間も、九重の人生においてはただのスイッチで、伊吹をきっかけにして転がる方向を決めるのはあくまで九重が主体だ。
だから、伊吹という存在との出会い自体が九重に何か大きな影響をもたらしたわけではない。

でも、今回、伊吹に付き合うと決めたその九重自身の自由意志は、多分良いスイッチになったのだと思いたい。
伊吹と出会っただけでは大きな影響はなくとも、伊吹が志摩の過去に興味を持ったこと、九重が父親の話を出されたときに無視せず付き合うことにしたこと、そしてさまざまなスイッチが連動した結...

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MIU404 第5話

3.0
出演者 4.0
ストーリー 3.5
演技 4.0
映像 5.0

空飛ぶ広報室や逃げ恥から野木脚本が好きな人に、「なんとなくでエンタメを消費できると思うな」と突き付けているような、ストレートな脚本とメッセージだった。
正直、1〜4話のような「物語を最後まで追っていると隠れた弱者のストーリーが現れる」巧みさを失った直接的な内容で、個人的にはあまり好みではなかった。
でも、私たちが知らずに曖昧に済ませようとしている事柄を「大丈夫」という言葉の持つ曖昧さと共に表現したのは面白かったし、誰もが身に覚えのある言葉の使い方だからこそ、身につまされた。
桔梗が、(第1話だったか)日本語は美しいけれど都合の悪いことを柔らかく包み込んでしまうと言っていた。暴行とは...

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MIU404 第4話

4.5
出演者 5.0
ストーリー 5.0
演技 5.0
映像 4.0

志摩と伊吹の関係性も非常に注目すべきところではあるが、今回は九重の印象が大きく変わったのでそこについて。

第3話のラストの九重に対する感情を思い出すと、重く、苦しく、大きな失敗をした子供を見るような気持ちだった気がする。「あーあ、あの子、これから怒られるんだな」って。
でも、第4話では全くそんなことはなく、寧ろツイッター(のようなアプリ)の本来の読み方を理解するという役割で、事件を解決に導いた。4機捜は九重を褒めて、今後もこうして小さな達成感を積み重ねて、彼は成長するんだろうと思わせた。
だからこそ怖いと感じた。
九重が怒られていないということは、つまり成川が犯罪の道に進もう...

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私の家政夫ナギサさん 第3話

4.5
出演者 5.0
ストーリー 4.0
演技 5.0
映像 2.5

都内独身OLの間取りじゃないだろ…というツッコミもあるけれど、そのあたりは置いておいて。

このドラマ、アラサーには共感できることが多いと思う。
私も完全に同世代なので、メイの「何かしなくちゃ」が痛いほどわかる。
身の回りの同い年の人たちが、名のある「何か」になる年代。出世した人、結婚した人、子供を産んだ人。そういう名前をつけられる人たちに囲まれるようになる。
そして自分を見つめ直すと、何もないのだ。
何かしなくちゃいけないという漠然とした焦り。誰に言われたわけでもないのに「何かにならなくちゃ」と道を探す不安感。
自分にない何かを満たした人や、自分ではなれない何かになった人...

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MIU404 第3話

5.0
出演者 5.0
ストーリー 5.0
演技 5.0
映像 5.0

菅田将暉をサプライズ登場要員にするなんて贅沢すぎる。素直に声出して驚いてしまった。脱力タイムズのアンタッチャブル復活回みたいだ。
踏み台にされた岡崎体育へのケアはしっかりしてほしい。

今回も情報量が多いのに、登場人物に全てを語らせず、演出や映像で補うように視聴者に理解させたのが素晴らしいと思った。
玉は自分の意思で進むわけではない。弾かれ、回転し、進むその道は、必ずしも自分で選んだものではない。
犯罪者になるかならないかの分岐点は自分で選べるものではないことを、転がる玉が理解させる。
そして、それを止められるのが伊吹。溢してしまったのが九重。残酷な比喩だと思う。
(比喩に...

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MIU404 第2話

4.5
出演者 5.0
ストーリー 4.0
演技 5.0
映像 4.0

「あんな言い方をするなら犯人じゃないだろう」という思い込みこそが一番危険だとよく理解できる残酷な話だった。
信じたいというバイアスこそが、人の目を最も曇らせる。
志摩もきっと、何度も「信じたい」フィルターで裏切られて、最初から疑う姿勢になったんだろう。

今回はドラマとしての演出がすごかったと思う。後から気付いたが。
ほとんどがノロノロとしたカーチェイスにもかかわらず、全く画面に飽きないのはどういうことだろうか。
会話劇、少しだけ切り替わる署の映像、映す表情。
工夫がされていれば、ただの尾行でもこんなに面白いのかと驚いた。飽きない自分に気づいてしまった。
そして松下洸平と...

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