実は1話からずっと見ていて、アンナチュラルのチームだし相変わらずいい俳優を揃えてるので期待してたんだけど。
なんか1話からずっと思ってたのと違う感じ…。
今回も、伊吹を揺さぶるために必要な物語ではあったんだろうけど、アンナチュラルの中堂さんは踏みとどまったのに、どうしてあんな立派な人の手を汚させてしまったのかと落胆。それはガマさんが警察内部のことをよく知ってるからなのかもしれないけど、それでももうちょっとやりようがあったのでは?と思ってしまう。
メロンパン号がいつまでもメロンパン号なのも含め、なんか毎回ちょっとずつ違うな…が続いて、いまいち乗り切れてませんでした。あと主演バ...
最後の伝言を、優しいと捉えるか捉えないかで意見が割れていて面白いと思った。
私は優しさではないと思った。むしろ、ガマさんの中でも自分は大切な存在なのだと思い上がってしまっていた伊吹への最終通告のように感じた。ガマさんにとって大切な人は奥さんたった一人で、伊吹は他の悪ガキと違って刑事になったから目をかける存在ではあったけれど、奥さんの死が殺意のスイッチになったように、伊吹の存在が改心のスイッチになることはなかった。
「気に病まなくていい」という優しさに、「(元々俺の分岐点ではないから)」と突き放すような注釈が加えられているように思った。
伊吹は、ガマさんという、自分を優しく包み込...
第8話「君の笑顔」
とある遺体が発見され、その事件を追ううちに伊吹とその恩人であるガマさんとの関係、そして事件の真相に迫る物語。
ハムちゃんが転がして止まってしまったピタゴラを志摩が直して玉を前にすすめる。スイッチの話と分岐点の話。ずっとこのメタファーが語られ続けている訳だけれど、今回は伊吹の“いつだったら自分がガマさんを止められたのか”という言葉が重くのしかかる。
ガマさんと奥さんが事故に合ってしまったのは、伊吹が「機捜っていいな。誰かが最悪の事態になる前に止められる」と笑顔になった第一話の事件がおきたあの日。あのときすぐにガマさんの所に伊吹が行っていたら何かを止めら...
ううう…。
ガマさん。伊吹よ…。
ううう…。
自分の大切な人の一番辛かった時に立ち会えなかったの、ツラかったねえ…。
でも伊吹は新しい部署に配属されて張り切ってて忙しくて
ちょっとだけガマさんとのことを横に置いておいただけなんだよね。
ううう…。
ガマさんの最後に言った「伊吹には何もできることがなかったよ」
って優しい言葉のようですごくズーンと胸にきちゃう。
どっちの意味も含んでいるセリフで、
しかも小日向さんが言うの、すごい重みだわ。
自分には本当にできることが無かったのか?
ってことをこれからずーーーっと胸にかかえたまま生きていかないといけない伊吹...
8話は遺体解剖を「UDIラボ」が担当するというドラマ「アンナチュラル」とのコラボ回で、
伊吹と志摩たちが追う連続殺人事件が、連続ではない可能性を導き出したのが、
連続猟奇殺人に並々ならぬ感情を抱いている…という中堂さんでした。
UDIラボ所長の松重豊さんや中堂さん(声)、ずんの飯尾さんが登場するなど
ファンにはたまらない展開でしたが、ストーリーは非常に重くて辛い内容。
伊吹の恩師・ガマさんが辛すぎる罪を犯してしまう話でした。
ドラマ「アンナチュラル」では、
「白と黒」「生と死」「善と悪」は表裏一体で誰もが持ち合わせているものだから、
なにかが起きた時に自分がどちら...
今回は…とにかく、辛い、切ない
ネタバレでいきます。
前半は、ノリのいいいつもの感じにミステリー要素が加わってきて、更にアンナチュラルから坂本さん、所長と登場(声で中堂さんらしきかたも)で、おおー!とアンナチュラルファンなら盛り上がったはず。
ところが、途中からなにやら不穏な空気が。
伊吹の野生の勘「俺の勘だ!」を志摩が分析する。
逆に勘が働かないときは、感情がフタをしたとき(2話参照)今回も、なにかを感じ取っていたのだ…。
伊吹の後半の演技がとにかく切ない、見ていて苦しい。
そして、志摩の、ゆっくりと導いていくような話し方、見守るように相手に答えを選ばせるような立ち位置。...