【misawaさんの視聴ドラマの口コミ・感想・評価一覧】

  • MIU404 第11話

    4.0
    • 出演者 4.0
    • ストーリー 4.0
    • 演技 4.0
    • 映像 4.0

    ゼロ地点

    とうとう終わってしまった「MIU404」。始まる前から楽しみで始まってからも楽しく見続け、ときに複雑な気持ちになりながらも最終回で「あ〜面白かった」と思えた作品だったな。制作陣の方にお礼を言いた... 続きを読む とうとう終わってしまった「MIU404」。始まる前から楽しみで始まってからも楽しく見続け、ときに複雑な気持ちになりながらも最終回で「あ〜面白かった」と思えた作品だったな。制作陣の方にお礼を言いたい気分!

    ダークナイトのジョーカーを彷彿とさせる紫の衣装をまとったクズミが、人の悪意や弱さを利用してするすると法の隙間をすり抜けていくのを、4機捜がどう捕らえるのか?このあたりがすっごく気になっていた。最後の最後は人を切り捨ててきたクズミゆえに誰からもすくい上げて貰えない様子が描かれ、期待することをやめてしまった子供みたいな表情になっているのが印象的だった。そしてそのクズミの傷を手当する志摩を見上げる目、うーん、菅田さん最高。しかも逮捕されたあとのすっかり姿の変わったクズミ、「お前たちの物語にはならない」と言ったクズミ。ヤバいですね。大阪出身の菅田さんの大阪弁がなぜか耳障りだったり嘘くさく感じたのは、最後のセリフが関西弁ではなかったことから本当に関西出身なのか?もあやしくなって初めて威力を発揮してくる。クズミは刑務所の中でも中の人たちの心を操って何かしでかしそうでこわいんだよなー。捕まったからといって終わりではない雰囲気も醸し出していて、どうしても続編を期待してしまうね。

    1話から10話までの積み重ねがあっての11話、というドラマ全体のうねりもステキだった。九重が成長して志摩や伊吹にとってのスイッチとなる展開も良かった。キキョウ隊長が言っていたように、小さな正義の積み重ねで未来を救うしかない。その時その時が小さなことだったとしても、確実に広がっていけば1つでも救える何かが増えるかも知れない。そうやって生きていく方を選びたいと思えるドラマだった。
  • MIU404 第10話

    4.0
    • 出演者 4.0
    • ストーリー 4.0
    • 演技 4.0
    • 映像 4.0

    見えない敵

    第10話「Not found」

    うーん、なんというか思わずフフフと笑みがこぼれてしまった10話。

    10話クライマックスでドローンによる東京一斉爆破テロが起こる(※)んだけれど、その展...
    続きを読む 第10話「Not found」

    うーん、なんというか思わずフフフと笑みがこぼれてしまった10話。

    10話クライマックスでドローンによる東京一斉爆破テロが起こる(※)んだけれど、その展開と映像に若干「ちょっと陳腐では…」と一瞬冷めかけたのは事実。まあ、これはすぐにフェイクだとネタバレがあり、フフフ、ニヤリとなってしまい、してやられた感があり俄然最終回が楽しみになってくる。

    あれだけ大規模な爆破テロ(※)が実際は起こっていないというのは警察だったらもう少し早く分かりそうなものだけど、でもその辺はまあ良いっしょ!と気にさせないようにグイグイっと引っ張るパワーがMIU404にはあるんだよなぁ〜。

    今回のように陰謀論に何も考えずに乗ってしまう人がSNSや現実でもたくさんいるので、フフフ、とかニヤリ、とか言ってられないのだけれど、こういとも簡単に色々な情報が拡散される今というのは恐ろしい時代だなと改めて思った。キキョウが女性だというだけで急に女性特有の見下しを世間からされるのもとても見慣れた光景&今っぽい。

    さて情報とテクノロジーで一歩先に行くクズミをどう4機捜がとらえるのか?来週が楽しみだ。
  • MIU404 第9話

    4.0
    • 出演者 4.0
    • ストーリー 4.0
    • 演技 4.0
    • 映像 4.0

    第9話「或る一人の死」

    のっけから気持ちのざわつくタイトルでハラハラしてしまったけれど、最終的にそれがエトリだった(多分)ことでホッとしたようで恐くもあり。なぜクズミがエトリを殺したのかは...
    続きを読む 第9話「或る一人の死」

    のっけから気持ちのざわつくタイトルでハラハラしてしまったけれど、最終的にそれがエトリだった(多分)ことでホッとしたようで恐くもあり。なぜクズミがエトリを殺したのかはまだ真相がわからないので得体のしれない敵という感じがビシビシ出ている。成川が振り絞る声で「助けて」とSOSを出してもツラーーーっとした顔で見捨てるクズミを菅田将暉さんが好演。いやあれマジで怖いでしょ。

    あとほんの1センチ……あとちょっとでハムちゃんが罠にハマっていくのを防げたかも知れない……という描写が積み重ねられていく。あの時こうしていれば!は何度も何度も訪れていて、そのたった1回をなんとか手繰り寄せるしかないんだろうな。今回は九重が成川へ文字通り手を差し伸べることで彼を救うシーンが良かった。そして「全部聞く」と言ってくれる大人の存在は成川にとって本当にありがたいだろう。見捨てられなかった、という経験があるのとないのではだいぶこの先の人生が変わってくる。

    さて来週は四機捜とクズミの直接対決。わりとエンタメ色強そうなので今から楽しみ!
  • MIU404 第8話

    4.5
    • 出演者 4.5
    • ストーリー 4.5
    • 演技 4.5
    • 映像 4.5

    ガマさんの分岐点

    第8話「君の笑顔」

    とある遺体が発見され、その事件を追ううちに伊吹とその恩人であるガマさんとの関係、そして事件の真相に迫る物語。

    ハムちゃんが転がして止まってしまったピタゴラを志摩が...
    続きを読む 第8話「君の笑顔」

    とある遺体が発見され、その事件を追ううちに伊吹とその恩人であるガマさんとの関係、そして事件の真相に迫る物語。

    ハムちゃんが転がして止まってしまったピタゴラを志摩が直して玉を前にすすめる。スイッチの話と分岐点の話。ずっとこのメタファーが語られ続けている訳だけれど、今回は伊吹の“いつだったら自分がガマさんを止められたのか”という言葉が重くのしかかる。

    ガマさんと奥さんが事故に合ってしまったのは、伊吹が「機捜っていいな。誰かが最悪の事態になる前に止められる」と笑顔になった第一話の事件がおきたあの日。あのときすぐにガマさんの所に伊吹が行っていたら何かを止められた?それともガマさんが言ったように伊吹にできることは本当に無かったのか?本当に本当に悲しいけれど、もしかしたら伊吹には何をしても止められなかったのかもしれない。でも人を変えることが出来なかったとしても、自分が変わることはできる。それを志摩が屋上で泣き濡れる伊吹に手を差し伸べたことで示してくれた。香坂に対してできなかった行動を、伊吹にはすることができる。こうやって少しずつ修正していくしかない。あっちにぶつかりこっちにぶつかり、時に立ち直れないほど傷ついたとしても前に進むしかないもんね。

    今回の事件が連続殺人事件とはちょっと違うことを見つけたのが、あのUDIの中堂さんだというのも意味があったよね。だって中堂さんはソレをしなかった人だから。ミコトと出会ってなかったら中堂さんはどうなっていた?ここでも人との出会いとつながりが変化をもたらしているんだね。

    いやでももう、本当に「MIU404」は連続ドラマを見るという面白さを味わわせてくれる作品だーー!見続けていることで、エピソードが重なっていくことで、物語そのものがうねりを持って前進していく感じ。あー、ドラマ好きだー面白いーと嬉しくなってしまう。
  • MIU404 第7話

    4.0
    • 出演者 4.0
    • ストーリー 4.0
    • 演技 4.0
    • 映像 4.0

    大人としての姿勢

    第7話「現在地」
    10年箱の中にとどまり続けてしまった人の現在地。4機捜メンバーそれぞれの現在地。そして成川の現在地。

    第3話の「分岐点」からの流れで考えるのがいいのかな?多分。

    ...
    続きを読む 第7話「現在地」
    10年箱の中にとどまり続けてしまった人の現在地。4機捜メンバーそれぞれの現在地。そして成川の現在地。

    第3話の「分岐点」からの流れで考えるのがいいのかな?多分。

    ずっと語られ続けている弱者の救済と同じく、このドラマは「大人が大人として次の世代に何を伝え、どう向き合うか」をかなり意識的に描いているんだよなあ、と。家出少女たちが見知らぬ人の家に泊まることを防ぐために、志摩は“自分が”悲しくなる、と伝えた。弁護士のジュリは福祉を頼るという選択肢があることをキチンと少女たちに伝える。反対に、成川が自分のことについて「捕まっていないから無実」という背筋の凍るような持論を展開したとき、ナウチューバーの彼はそのおかしさに気がついていたのにネタとしてのオモシロを優先する。久住も成川に住むところや仕事を与えているようで、彼の人生を搾取している。ほんとに、ストーリーに絡めてビンビン発せられているメッセージがすごいよね!

    あと陣馬さんが、息子がちゃんと家庭を省みる男なのは、“息子自身が”掴み取ったものだと話すこと。九重の父親との関係がテンプレではなく、ちゃんと息子の未来を見たキャラクターとして描かれていたこと。今までのドラマだったら陣馬さんのセリフは「俺はなにもしてない、全部女房のおかげです」的なものになっていただろうし、九重の父親は息子の意見を尊重しない高圧的で冷たく権力を第一に考える男として描けかれていたでしょう。そこをちゃんと今の感覚の置き換え、テンプレ的キャラクターやセリフで語らないのが野木亜紀子さんのすごいとこだなーーーーって思いました。ちゃんと「自分に軸を置くことの大切さ」をバシバシ伝えてくれていてマジで最高。
  • MIU404 第6話

    4.5
    • 出演者 4.5
    • ストーリー 4.5
    • 演技 4.5
    • 映像 4.5

    リフレイン

    第6話のタイトル「リフレイン」
    うーん。これって今回のタイトルなんだけど、なんかまだ謎が隠されてそうな気もする。ってこれは勝手な私の感想だけど!

    本当に繰り返されてるのは何だったのか?っ...
    続きを読む 第6話のタイトル「リフレイン」
    うーん。これって今回のタイトルなんだけど、なんかまだ謎が隠されてそうな気もする。ってこれは勝手な私の感想だけど!

    本当に繰り返されてるのは何だったのか?ってことが後から分かることもありそうな……。どうなんだろう。

    今回は志摩の元相棒・香坂の最期にまつわる色々なことが描かれていた。志摩の過去についてみな腫れ物に触るような態度だったけれど、伊吹だけはガンガン突っ込んでいく。突っ込んでいくだけではなくて、ちゃんと最後に志摩を救う、というところまで用意されたストーリーだった。真相に辿り着く前、志摩があの屋上に上がったか上がっていないか?そこからまず疑うのは九重で、そこから疑うのか?と不満そうだったのが伊吹……というのはとてもよくキャラクター性が現れていたように思う。とにかく人を信じる伊吹がこの後どうなってしまうのかな?という怖さもあるけど。

    志摩の過去で引っ張るのかな?と当初思わせつつこの段階でこの件ついて一応の決着を見せたのは、この後の展開からさらに別の面がたちあがってくるってことだよね?とうとう菅田将暉が濃い絡みをしてくるんだろうか?早く続きが見たい!最後に盗聴器を仕掛けていたのは誰?

    個人的にツボだったのはゆたか君がハムちゃんのオムライスをうまいー!と表現するときの体ピーンと、その体ピーンを「よく落とさなかったな〜」の星野源さんが何だか好きだった。
  • BG~身辺警護人~2 第7話

    3.0
    • 出演者 3.0
    • ストーリー 3.0
    • 演技 3.0
    • 映像 3.0

    全体をとおして

    最終回の7話、前回ラストで逃亡者となったりゅう社長を、無事に国外へ逃亡させることができるのか?が描かれた。

    ドラマ全体を通してイマイチ乗り切れないままだったので、最終回の展開でも「何で?」...
    続きを読む 最終回の7話、前回ラストで逃亡者となったりゅう社長を、無事に国外へ逃亡させることができるのか?が描かれた。

    ドラマ全体を通してイマイチ乗り切れないままだったので、最終回の展開でも「何で?」がたびたび現れて楽しみきれなかった。やっぱりこの「何で?」を感じた時に、「でもいいのだ!」「その力技が魅力!」「そこは目をつぶろう。なぜなら面白いから!」となれなかったのは描かれている事件の最終局面と主人公の物言いがどうも大げさに感じてしまったからかも。ずぅっとチグハグな印象のまま……というドラマでした。

    島崎と高梨の相棒感にもどうもノレない。島崎が“いいこと言う”助走のために何度も何度も高梨が子供染みた行動をとったり一々反発したりする。それがことごとく面白くないので。みんな全部主人公を引き立たせるための装置にしか思えなかった。高梨に限らず。

    とはいえ。アクションをこなす木村拓哉さんはかっこよかったし、拳銃を持つことが許されない日本のボディガードがどう人を守るか?を描こうとしていたのはよかったと思う。
  • MIU404 第5話

    3.5
    • 出演者 3.5
    • ストーリー 3.5
    • 演技 3.5
    • 映像 3.5

    ちょっと辛い内容だった

    東京の埋立地を彷彿とさせるサブタイトルの今回、描かれたのは外国人実習生や技能研修生の問題。この問題に憂いている水森が犯すコンビニ強盗の一連が描かれてるのだけど、今回はちょっとメッセージを伝えたい... 続きを読む 東京の埋立地を彷彿とさせるサブタイトルの今回、描かれたのは外国人実習生や技能研修生の問題。この問題に憂いている水森が犯すコンビニ強盗の一連が描かれてるのだけど、今回はちょっとメッセージを伝えたい!伝えたい!が先走っていたような?なんとなーくだけど。

    最初の強盗って自分の借金を返したいっていう理由からだよね?で、その借金ができたのは自分が立ち上げた会社が潰れしまったことだったし、次に就職した管理団体のお偉いさんにお金を返すためだけにコンビニ強盗を企てたってことだと思うけど……。うーん。なんか自分に関連のない在日外国人を煽る、みたいなやり方が汚すぎで外国からくる技能実習生の実態を憂いてるっていうより、その事実を知って何もできない自分がつらいから自分のために最後叫んでるヤツって見えちゃったなあ。で、水森をそういう人物と志摩たちが感じることも描かれず、最後の叫びが新聞やネットに流れて世間に知られた……ってだけで話を〆ちゃったし……。ちょっぴり消化不良。

    でもキキョウが陣馬さんに「気を付けろよ、女の隊長をおもしろく思ってない連中は未だに多い」って言われて「なにを恐れてんだろうね、ただここにいて、働いてるだけなのに」って返すところはさすがやね!となった!
  • BG~身辺警護人~2 第6話

    2.5
    • 出演者 2.5
    • ストーリー 2.5
    • 演技 2.5
    • 映像 2.5

    来週最終回

    第6話 夫を亡くしたカレー屋店主が、立ち退きの圧力から自分とカレーを守ってくれと依頼するお話。

    こういった小さな依頼でも迷わず警護するというのは、島崎のキャラクターからして「らしいな」と...
    続きを読む 第6話 夫を亡くしたカレー屋店主が、立ち退きの圧力から自分とカレーを守ってくれと依頼するお話。

    こういった小さな依頼でも迷わず警護するというのは、島崎のキャラクターからして「らしいな」とは思った。「私の日常を守ってくれてありがとう」という店主のセリフも素敵だと思う。

    でも申し訳ないけどなんだか乗り切れないし、ずっとチグハグな印象。コロナの影響でこう変更されたのか元々こういう路線で行こうとなっていたのか知らないけれど。6話の最後に高梨と袂を分かつ(?)感じになって、多分りゅうを1人で警護することになるんだろうけど(序盤だけかもしれないけど)、話の作りが最後のそれありきになっていて、そこまでの道筋が雑。話運びも高梨との関係性の変化も全部とってつけたように感じてしまうんだよな〜。なんか最初は島崎のキャラがちょっと……って感じていたけど、もしかしたら高梨のキャラがアレなのかな。高梨が島崎を引き立てるための機能しか与えられてないのが何か乗り切れない原因かも。
  • MIU404 第4話

    4.5
    • 出演者 4.5
    • ストーリー 4.5
    • 演技 4.5
    • 映像 4.5

    ミリオンダラー・ガール


    第4話「ミリオンダラー・ガール」

    1億の金を持って逃げた女性が撃たれ、その行方と事件の犯人を追う4機捜のメンバー。こういった「女性が自分の人生を斬り開くために犯罪を犯して力強く逃げる話...
    続きを読む
    第4話「ミリオンダラー・ガール」

    1億の金を持って逃げた女性が撃たれ、その行方と事件の犯人を追う4機捜のメンバー。こういった「女性が自分の人生を斬り開くために犯罪を犯して力強く逃げる話」(のようなもの)というのは数々語られてきたと思うけれど、MIU404では実はちょっとその先があった。女性が自分の力だけで強く世界を生き抜く話は好きだ。だけれどもそれと同じくらい女性同士の連帯の話も好きである。

    シスターフッドっぽさ(ちょっと定義からはズレるかもですが)も感じられ、そして3話から続く、社会に対し大人が若い世代にどのような姿勢を示すことができるか?も同時に描かれていたように思う。青池さんは自分の命がもう長くないと感じた時、海を越えた小さな女の子のために行動を起こした。キキョウは警察が結果“見捨てた”情報提供者のハムちゃんをどうにか自分の力で守り、自由にさせてあげたいと願っている。いつか自分も若い世代があの頃の自分と同じような思いをしないよう、何かしなくては……と感じているときに、こういった物語がドラマで発信されるというのは本当に心強い。

    志摩の「実は死にたい奴だった」問題も出てきたところで。来週はさてさてどうなるのか!たのしみである!
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