4.5
出演者 4.5
ストーリー 4.5
演技 4.5
映像 4.5
大豆田とわ子と三人の元夫
かごめの死から1年。娘の唄も進学のため家を離れ、久しぶりの1人暮らしを満喫……なのかは分からないけれど、1人の日常を過ごしていたとわ子。そこでオダギリジョー演じる小鳥遊と出会うのだけれど。
毎週毎週、気づきを驚きをくれるこのドラマ。好きだなーと思う。坂元裕二さんの作品でたびたび描かれる、人の死と残された人たちの話。人の数だけドラマがあるのだけど、その根底に流れているものは一貫している。今回も、誰にも話すことが出来なかったとわ子の心情と小鳥遊の死に対する考え方が混じり合い、見ながら様々なことを思った。
小鳥遊の言葉を聞くと、癒やされる、埋めるという表現とは全然違うものを描いていることが分かる。変わらずかごめはそこにいるし、在る。そう思える7話だったと思う。