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少年探偵ブラウンさん 216

最新口コミ

おちょやん 第20話

5.0
出演者 5.0
ストーリー 5.0
演技 5.0
映像 5.0

第20話があまりにも素晴らしかったので
書き留めておこうと思いました。

千代を道頓堀川に逃がす

ごりょんさん、岡安に帰ってやくざにお金を渡す

道頓堀の組織的な力に頼った回想シーン

ごりょんさん、やくざを追い払いほっとする

みんなで高笑い

一平「相変わらず汚い川やな」とうそぶく

千代「こないな汚いドブ川にも花咲くんやな」とつぶやく

この一連の作劇、編集は何度観ても惚れ惚れします。
それぞれ独立したパートのようで一連のメッセージになっていて、
特に、千代を逃した道頓堀川を
一平が「汚い川やな」と表現するのが示唆的です。
要は、千代を逃したのも道頓堀の「汚い組織の力...

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おちょやん 第15話

4.5
出演者 -.-
ストーリー -.-
演技 -.-
映像 -.-

妻の知人がおちょやんを
「DV親父なのに愛嬌でごまかすのが嫌」で見ていないらしく、
私はもったいないなと返したんですね。
すると妻がこうツッコミを入れてきました。
私の批判する前作の「箱庭インパール」と何が違うのかと。
ごまかしている意味でいっしょではないかと。

いや感覚的にゼッタイ違うんだけどうまく言葉にできなくて
ずっと考えていたんです。

で、先週だったか、北村一輝さんがごごナマで
スカーレット常治の役づくりについて、
こんなふうに語っておられてピンときました。
「昭和の親父はこうだったと今の若い人に見せたい」
「現代の視点ではダメ親父だけど愛情あっての行動だ、と意識した」。

...

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おちょやん

5.0
出演者 -.-
ストーリー -.-
演技 -.-
映像 -.-

正直に話すと、私は少し「おちょやん」に不安点がありました。
というのも関係者さんが、
「毎日くすっと笑えるところがあります」とおっしゃっていたから。

いや、喜劇役者だからって無理に笑わそうとだけはしないでほしい。
人間味をしっかり描いてくれたら、笑いも涙も自然に生まれるはずだからと。
そもそも大阪の喜劇ってそういうものだからと。

そんな危惧は番宣の「もうすぐおちょやん」で安堵に変わりました。

特にええやんと思ったのは、
杉咲花ちゃんと先輩女優役の井川遥さんとのこのやりとりです。

杉咲「なんで役者さんになろうと思わはったんだす?」
井川「自分の体の内側からそうしろ、そうしろっていう...

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エール 第118話

1.0
出演者 2.0
ストーリー 1.0
演技 3.0
映像 3.0

初回に帰る回収話、つまり半年間を貫くドラマの根幹を
「絆」などというふわっふわっの言葉でまとめちゃったか。

素人の分際ですけどw、自分ならこんなふうにはしない。
大事にしたいものが違いすぎる。
そう思って自分なりに書いてみました。暇か。

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駄目だ、最後のピースが見つからない。

すっかり名作曲家として名を馳せた裕一も、
プレッシャーに押しつぶされそうになっていた。
世界中のスポーツ選手を鼓舞する曲を書かなければいけない。
僕はこの重責に応えられるのだろうか。

音は、思い悩む裕一を元気づけるために、
福島の仲間たちを家に招い...

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エール 第88話

1.0
出演者 3.0
ストーリー 0.5
演技 2.0
映像 3.0

なぜ先達はインパール作戦をドラマで描いて来なかったのか。
自分が思うに、描いても描いても描ききれないからじゃないのか。
たかがドラマで背負うものが大きすぎるんだよ。

演出家の人は「逃げずに描いた」とうそぶいているそうだけど、
それが傲慢なの。
描ききれないなら逃げる(避けるだけど)ことが
ドラマ制作者として誠意ある態度ではないか。

プライベートライアンのオープニング、
ノルマンディ上陸作戦の20分をスタッフ全員で見てみろや。
あの映画を見た退役軍人がPTSDを発症して、
専用のホットラインを設けた。
そのくらいのリアリティとケアまでやり尽くして初めて
逃げない覚悟とやらを語れるんじゃ...

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#リモラブ 〜普通の恋は邪道〜

5.0
出演者 0.0
ストーリー 0.0
演技 0.0
映像 0.0

波瑠さん演じる「おひとり様」に慣れてしまった主人公が
顔も名前も分からない誰かに恋をした。
しかもその相手が社内にいる誰か…。

『#リモラブ〜普通の恋は邪道〜』は
脚本家・水橋文美江さんが満を持して贈るラブコメディ!

というふれこみだが、僕の目はだまされへんよぉ。

水橋さんといえば『スカーレット』で、
最終回まで武志の行末を予想させなかった実績がある。
朝ドラの最終回といえば予定調和の大団円になるケースがほとんどの中、
最後の最後まで手に汗握らせた稀代のストーリーテラーだ。
私はここに、水橋さんの本質を見る。
一見、人間ドラマや恋愛ドラマを描いてはいるが、
その実態は超一流のミステ...

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エール 第78話

2.0
出演者 3.0
ストーリー 1.5
演技 3.0
映像 3.0

さっぱり分からないのは、
音楽家・古山裕一が主人公なのに
彼が何を思って今、軍歌を作曲しているのかが伝わらないこと。
というか、まったく描かれていないこと。

つくりたいものがつくれないのは辛いでしょう?と
弟子に問われても、返す言葉が「与えられた仕事をこなすだけ」。
その表情にためらいや苦悩の色はなく、
ただただ純粋にそう思っているように見える。

いやマジか。
主人公がそれでいいのか。この受け身な姿勢が、
令和時代を生きる人たちに支持される主人公像なのか。

ドラマのタイトルは「エール」なのだから
「音楽が誰かの心を鼓舞すること」が主題であるはず。
そ...

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半沢直樹2

4.5
出演者 5.0
ストーリー 4.5
演技 4.5
映像 4.0

‪並のドラマなら、
白井大臣は半沢の自宅に行った時点で陥落していたと思う。
情に流されずに踏みとどまり、
あらためて東京中央銀行で「今後の政治生命のためにも」と
説得されてようやく半沢側につくことを決断した。

本作の作劇上すばらしい点がここに象徴されていると思う。‬
‪半沢の敵だろうが味方だろうが‬
‪各人はあくまで己の利益に従って行動しており、‬
‪その行動に至った合理的な理由がこれでもかと描かれる。‬
‪これだけ登場人物の多いドラマに関わらず。‬

‪この原則は大和田常務や黒崎検査官は言うに及ばず、‬
‪スパイラルの瀬名社長にもセントラル証券の森山にも当て...

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エール 第67話

2.0
出演者 3.0
ストーリー 1.0
演技 2.0
映像 2.0

主人公夫婦が作家で、成功して弟子ができて、
ちょうど妻の妹も同居するようになって、
初めは印象の悪かった弟子と恋に落ちる。

これ、まるまんまゲゲゲの女房と同じ展開。
しかもゲゲゲでは当の弟子が窪田正孝さんだから、
おそらく狙ってやってるんでしょう。

だけど忘れてならないのは、ゲゲゲの場合、
そのエピソードが物語の主題から決して離れてないこと。

弟子・倉田さんは漫画家になる夢を追い続けていて、
一人前になるまで告白できないと恋心を隠す。
妹のいずみさんも彼に想いを寄せながら、
彼の将来を信じきれていない自分には
結ばれる資格はないと身を引いてしまう。
...

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MIU404 第11話

4.5
出演者 5.0
ストーリー 4.5
演技 5.0
映像 4.0

社会的弱者だからといって犯罪に手を染めていいのか。
悪を制するためだからといって法を犯していいのか。

正義を貫くのは難しい。
自分の感情や欲望を抑え込んで正しさを選ばなければいけない。
そのためには自ら傷ついても構わないという覚悟がいる。
相棒、仲間、愛する人、さらには会ったこともない誰かのために
自己犠牲を厭わないという勇気がいる。
MIUが一貫して描いてきたのは、ここだと思う。

思えば、メロンパン号はアンパンマンのオマージュかもしれません。
アンパンマンが自分の顔を食べさせて
人々を救うヒーローであるように、
メロンパン号の二人は自分の心を犠牲にして
...

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