主人公夫婦が作家で、成功して弟子ができて、
ちょうど妻の妹も同居するようになって、
初めは印象の悪かった弟子と恋に落ちる。
これ、まるまんまゲゲゲの女房と同じ展開。
しかもゲゲゲでは当の弟子が窪田正孝さんだから、
おそらく狙ってやってるんでしょう。
だけど忘れてならないのは、ゲゲゲの場合、
そのエピソードが物語の主題から決して離れてないこと。
弟子・倉田さんは漫画家になる夢を追い続けていて、
一人前になるまで告白できないと恋心を隠す。
妹のいずみさんも彼に想いを寄せながら、
彼の将来を信じきれていない自分には
結ばれる資格はないと身を引いてしまう。
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主人公夫婦が作家で、成功して弟子ができて、
ちょうど妻の妹も同居するようになって、
初めは印象の悪かった弟子と恋に落ちる。
これ、まるまんまゲゲゲの女房と同じ展開。
しかもゲゲゲでは当の弟子が窪田正孝さんだから、
おそらく狙ってやってるんでしょう。
だけど忘れてならないのは、ゲゲゲの場合、
そのエピソードが物語の主題から決して離れてないこと。
弟子・倉田さんは漫画家になる夢を追い続けていて、
一人前になるまで告白できないと恋心を隠す。
妹のいずみさんも彼に想いを寄せながら、
彼の将来を信じきれていない自分には
結ばれる資格はないと身を引いてしまう。
そしてあらためて姉・布美枝の
夫を信じる覚悟の強さに感服する。
弟子と妹の恋を主人公夫婦と対比させることで、
物語の主題を脇から補完しているわけですね。
脇がしっかりと自分の人生を生きつつ、
誰一人として人格を下げることなく。
で、エールの梅ちゃんと五郎さんの恋路は
いったい何のためのエピソードなんだろう。
せっかく設定を真似るなら、
物語の主題を支える作劇の妙を真似てくれ。
それをしないなら単なるスピンオフだし、
スピンオフなら中断前と合わせて
2週連続の寄り道ってことになるぞ。
いやまじでこのご時世に、尺余らせてるんじゃねぇよ。
これでおちょやん短縮したら許さないからなっ、
ハナコの野郎!