今回は楓が結構無鉄砲に思える行動を取ってしまってハラハラ。一応、明人の妻である楓を直接手にかけるようなことはしないでしょうけど、何をやらかすかわからない矢神家の相手とふたりっきりで会おうとするのは、どんな思惑を抱えているのかわかりませんが得策ではないように思えます。逆に何か思惑があっての行動なのかも知れませんけどね。
そんな楓と蔭山さんのちょっとした友情のようなものが、地味に続いているようなのがよかったです。どちらも優しさがありつつどこか食えないところがあるふたりなので、最初こそちょっと反発しあっていましたが似ているからこそ心地よい相手なのかもしれません。
物語も大きく動き始めたところ...
戦が続いているということもあり、今回もきれいな色合いの戦装束をいろいろ見られて楽しめました。信長だけでなく、光秀や藤吉郎が武将として成長しているなと感じられるシーンややり取りがあり、戦国時代でもっとも熱い（と私が思っている）時代に向けて盛り上がりつつあるなと感じます。この時代の重要な人物も揃いつつありますし。
成長というよりはかなり変化してしまったなと感じたのが義昭でしょうか。将軍になった当時は覚慶だった頃の優しさと弱さの名残がありましたが、今ではどうもその影がほとんど残っていないよう。駒との関係は相変わらず続いているようですが、駒と距離が縮まるきっかけになったあの施設の話は進んでいる...
前回で高校～高校卒業くらいの流れになっていたので今回は大学生くらいの話になるかなと思ったのですが、そこも飛び越えて今度は就職活動が始まりました。それぞれに結構な事情を抱えているのでそう簡単に再就職（望美にとっては初めての就職）できそうにありません。妹・愛美が就職を打診していたところに関しては、演出ではあるもののいきなり電話をブチ切りしていたところばかりだったので、逆にアポが取れなくてよかったんじゃないかと思ってしまいましたが。
これまでトラブルを乗り越えながら少しずつ前に進んでいるようには感じられたので、折り返しに来てのこの絶望感というか底辺感のようなものは結構きついですね。最後にはほ...
前回までは新たな恋に向かって盛り上がっていた感じでしたが、今回はずいぶんドロドロとした展開に。ただ、こうなってきたほうが「柴門ふみ節」だなという感じがするので、ここからがさらに盛り上がるところなのかもしれません。
タイトルにもある母たちだけでなく、子どもたちや家族のほうにも変化が訪れ始めました。母たちの恋がこの家族の変化にどんな影響を及ぼすのか、すんなり結婚、離婚、離れて暮らすというわけにはいかなさそうなので、こちらの行方も気になるところ。
しかし蒲原の不倫相手だった山下のり子、登場当初からかなり不気味というか厄介な存在感を出していましたが、関係を切られた後もここまでしぶといとは…。存...
体と中身が入れ替わってしまうネタはうまくやらないとしらけてしまうものもありますが、さすがはルパンの娘といえるほどすばらしい出来でした。細かいネタややり取りに笑ってしまったのはもちろんですが、単純に入れ替わったふたりの入れ替わり後の演技がすばらしい！
一瞬それぞれがアフレコしたのかな？と思ってしまったほど、入れ替わり後の話し方と声のトーンがそっくりです。さらには、声だけでなく動き方や立ち姿もきちんと工夫していて、現実ではほぼあり得ない「入れ替わっている」という状況に納得できるところがすごいなと感心してしまいました。
一方、入れ替わりではありませんが再現ドラマの吉田沙保里さんも、前作の名シ...
物語もぐぐっと進み、檸檬が青林だということを知る人が増えてきて、草モチが美々先生であることに気づいていないのが逆にほぼ青林のみという状況になりました。つまり周囲による青林包囲網が狭まっているというわけですが、それでもすんなりいかない脚本に感心。大いに笑わせてもらいました。
八木原くんと栞ちゃんのバカップルっぷりにも拍車がかかり、まさか最後の最後であんなオチが待っているとは（笑）。
それにしてもマスクをしているシーンがかなり多いのに、それでもちゃんと表情とか感情とかが画面から伝わってくるのは、演じているみなさんがお上手だからなんでしょうね。特に江口のりこさんがいるとシーンがいい感じで締ま...
前回までのシュークリーム開発が一段落して、また新しいスイーツの開発が始まりました。シュークリームのときのように開発そのものを見せていくのではなく、今度は恋愛モードの4者4様をじっくり見せるような流れでしたね。
今思うと、序盤の3話分かけてスイーツ開発のようすをじっくり描いたことで、今後は開発シーンを少し省略しながら、人間関係のドラマと社長の思惑などに時間を割けるようにしていたのかもしれません。今回開発シーンが少なかったのも、振り返ると少なかったなと思う程度で違和感もありませんでした。
最初は好感を抱けなかった主人公も、ちゃんと成長しているのがわかる描かれ方をしています。コンビニ仲間たち...
前回で有村架純さんが演じる主人公のキャラクターに違和感を覚え始めましたが、今回もやはりちょっと個人的にあわないかなと思えてしまいました。良くも悪くも感情をわかりやすく表に出すタイプの人物なのもあり、見ていて疲れてしまうのかもしれません。
演技の面ではやはり林遣都さんが飛び抜けていますが、主人公の親友を演じる奈緒さんもとってもナチュラルで透明感のある演技を見せてくれているなと思います。直前に見たのが「竜の道」でのツンツンした役どころだったのもあって、演技の幅の広さを感じさせますね。
キャラクターにもストーリーにもいまいちハマれていないので、今後は林遣都さんと奈緒さんの演技を中心に楽しも...
今回は双子の兄弟が亡くなってしまう案件。事件にせよ事故にせよ、こういうドラマのようなフィクションでも子どもが亡くなるというのは悲しい気持ちになってしまいます。双子役を演じたのはひとりでしたが、それぞれ違和感なく演じられていたので今後の活躍を期待したいです。
それにしても上野樹里さんの演技がすごくいいですね。以前から演技力については申し分ないと知っていましたが、このドラマでの演技は本当に自然で強すぎず引きすぎず、落ち着きのある空気感が出ていて見ているこちらも気持ちを落ち着けながら見られます。
さらに脇を固める人たち、ゲストも演技巧者揃い。こういう上質なドラマがどんどん増えてほしいなと思っ...
美久と龍の出会いが描かれた5話。ちょっとしたすれ違いから始まったような出会いではありましたが、ズレた振り子が少しずつピッタリ同じ軌道を描くようになったストーリーで、なかなかよくできているなと感心。
そんな出会いのストーリーを描く中にも、ちゃんといつも通りの振り切ったギャグシーンもたっぷりあって、1時間かけてときどき笑ってほっこりできました。日曜の夜にちょうどいい、よくできた内容だったのではないでしょうか。
いつも笑ってしまうのは、雅と江口会長のやり取り。どこまでが台本なのか、どこからアドリブなのか、本当にわからない絶妙さに毎回笑えます。
それにしても龍が冒頭からやっぱり不死身でよかっ...
