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SYO(映画ライター)さん 263
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1987年福井県生。東京学芸大学卒業後、映画雑誌の編集プロダクション、映画WEBメディアでの勤務を経て、独立。映画・アニメ・ドラマを中心に、小説や漫画、音楽などエンタメ系全般のインタビュー、レビュー、コラム等を各メディアにて執筆。映画作品の推薦コメント・劇場パンフレットの寄稿や、トークイベント・映画情報番組への出演も行う。カフェ巡りと猫をこよなく愛する。【掲載:CINEMORE、シネマカフェ、装苑、FRIDAY、BANGER!!!、CREA、Sweet、WOWOW、リンネル、映画.com、 Filmarks、Netflix、BRUTUS、新R25他】
1987年福井県生。東京学芸大学卒業後、映画雑誌の編集プロダクション、映画WEBメディアでの勤務を経て、独立。映画・アニメ・ドラマを中心に、小説や漫画、音楽などエンタメ系全般のインタビュー、レビュー、コラム等を各メディアにて執筆。映画作品の推薦コメント・劇場パンフレットの寄稿や、トークイベント・映画情報番組への出演も行う。カフェ巡りと猫をこよなく愛する。【掲載:CINEMORE、シネマカフェ、装苑、FRIDAY、BANGER!!!、CREA、Sweet、WOWOW、リンネル、映画.com、 Filmarks、Netflix、BRUTUS、新R25他】

最新口コミ

闇金ウシジマくん Season3

5.0
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ストーリー -.-
演技 -.-
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中村倫也さん主演ドラマ『珈琲いかがでしょう』が、4月から放送開始される。『凪のお暇』の原作者コナリミサトさんの同名漫画の実写化ということで、ファン的には嬉しいところ。そもそもこの原作、主人公のビジュアルがガチで中村さんに似ており、「実写化したらぜひ倫也さんに」と思っていた方も多いのではないか(かくいう自分もその一人だ)。

映画に舞台にCMに、エッセイ本も出して、ここ数年の勢いがとんでもないことになっている中村さん。彼×テレビドラマで個人的に外せないと思うのは、やはり『闇金ウシジマくん Season3』だ。

本シリーズは、法外な利息を吹っ掛ける闇金業者・ウシジマ(山田孝之さん)と、闇金...

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モザイクジャパン

3.0
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坂元裕二さんが脚本を手掛けたテレビドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』が、4月から放送開始される。映画『花束みたいな恋をした』が大ヒット中で、これまでにも『東京ラブストーリー』から『Mother』『最高の離婚』等々、幅広いジャンルの物語を書いてきた坂元さん。彼がAV業界を描いた『モザイクジャパン』をご存じだろうか?

演出を務めたのは、坂元さんと『Mother』で組み、本作ののちに『ゆとりですがなにか』(大好きなドラマ…)を世に放つ水田伸生さん。「地上波ではできないものを」のコンセプトにより、WOWOWの連続ドラマとして制作された。主演は『俺の家の話』でもいい味を出していた永山絢斗さん、...

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アノニマス〜警視庁”指殺人”対策室〜

3.0
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※スピンオフ作『アノニマチュ!』の感想です

動画配信サービスが隆盛し、本編はテレビで、サブストーリー(スピンオフ)は配信サービスで、という流れが一般化してきた。ParaviしかりHuluしかり、サブキャラクター(若手役者が多い)をメインに据えた物語が展開する。

『アノニマス』のスピンオフである『アノニマチュ!』は、清水尋也さん演じる刑事、四宮を主人公にした物語。本編は、ネット上の誹謗中傷が巻き起こす事件を解決しようとするサスペンスが展開するが、こちらは『恋の指相撲対策室』のサブタイトルが示す通り、がっつりラブコメに振っている。

毎話依頼人が四宮の元を訪れ、ネットにまつわるトラブルを...

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有村架純の撮休

5.0
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『有村架純の撮休』が面白いらしい、と聞いて「観たいなぁ」と思いながら日々の雑務に追われ、時間が流れてしまっていた。そんな折、劇中よろしくふっと撮休的な時間が生まれ、観始めたわけだ。なるほど、噂にたがわず面白い。

是枝裕和監督・今泉力哉監督・横浜聡子監督といった実力派が、それぞれに違った有村架純さんの姿を描く本作。いわばマルチ有村架純バース的な物語。突然撮休がもらえた有村架純はどうするのか?というコンセプトで、全8話=8パターンの彼女の姿を映し出す。メタ的な要素を含んだ夢のフィクションだ。

実家に帰ったり、友達の家に泊まったり、はたまた寝て過ごしたり、瓶のふたが開かなかったりと、行動自...

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アノニマス〜警視庁”指殺人”対策室〜 第1話

3.0
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2021年1月クールのドラマは期待作が多いなぁという印象だったけれど、その中でも「どこまでやってくれるんだろうか」と気になっていたのが、この『アノニマス〜警視庁“指殺人”対策室〜』。ネットにおける誹謗中傷をテーマにした刑事サスペンスだ。

まず、この「指殺人」というタイトル。読んで字のごとく、指で行う文字入力で、他者を傷つけ、殺人にまで追いやってしまうこと。韓国等で話題を集めた造語だと記憶しているが、この言葉をタイトルにまで持ってきたところに、作り手の強い覚悟を感じる。自分が罪悪感なく発した言葉が、人を傷つけ、死に追いやってしまう危険性があるということ。タイトル自体が、警鐘になっているの...

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俺の家の話 第1話

5.0
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『俺の家の話』は、ジャニーズ事務所退所を控えた長瀬智也さんにとって、最後の花道になるかもしれない作品。その脚本を盟友・宮藤官九郎さんが手掛ける。となれば、見届けないわけにはいかない。

本作は、ずばり介護の話だ。能楽師の家を飛び出し、プロレスラーになった主人公が、父親が倒れたと聞いて実家に駆け付ける。父親の介護をしながら、同時に跡継ぎとしても奮闘し……という物語。『ゆとりですがなにか』などでもコメディの中に社会的なテーマやシリアスな内容を盛り込んできた宮藤さんらしい作品と言えるだろう。同時に、「主人公の再出発」を描く物語は、長瀬さん自身とも重なる。

主人公の父を演じるのは、西田敏行さ...

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岸辺露伴は動かない 第3話

5.0
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あまりのクオリティの高さに素数を数えて落ち着かなければならなくなった実写版『岸辺露伴は動かない』。第1話『富豪村』に続き第2話『くしゃがら』、第3話『D・N・A』も見事なクオリティでくしゃがら。

第2話に関しては、原作は漫画ではなく、北國ばらっど氏によるノベライズ版。つまり小説だ。壊れていく漫画家・志士十五を森山未來氏が「しゃべり」と「動き」を完璧以上に立体化させていて、「ナァナァナァナァナァナァナァ」と周りに喧伝したくなるほどに「スゴ味」があった(彼は過去にも荒木飛呂彦作品に出ていて、雰囲気が抜群に合う)。

さりげなく「まるで~みてーだぜ」というジョジョ独特の言い回しを入れていて...

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岸辺露伴は動かない 第1話

5.0
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「なんだこれッ!? ンマイなぁぁあぁぁ―――ッ」、テレビの前で、そう叫んだ。

今年最後のお祭り企画としてとても楽しみにしていた『岸辺露伴は動かない』、大当たりである。第1話『富豪村』のオープニング時点で「ふるえるぞハート」状態に陥った僕は、エンドロールを眺めながら「燃えつきるほどヒート」な余韻をかみしめていた。

まず、自分は結構ガチな『ジョジョ』好きである。そのため、『ジョジョ』のスピンオフである『岸辺露伴は動かない』を実写化すると聞いた折には一瞬「オイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイオイ」と思ったものだ。だがッ! 高橋一生さんのキー...

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姉ちゃんの恋人 第5話

4.0
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『姉ちゃんの恋人』を観ていると、ニヤニヤしてしまう。そこにはいくつか理由があると思う。1つは、恋の楽しさをいくつものパターンで描いているところ。もう1つは、俳優陣の表情の豊かさだ。

言うまでもなく、不安が渦巻いている時代だ。新型コロナウイルスは、私たちの生活を根本から変えてしまっただけでなく、たとえ感染しなくても、心を蝕んでいる。ネットを開くのが怖い、SNSが恐ろしいという思い、ありませんか…? 僕はあります。これまで以上に、他者が使う言葉が攻撃的に感じる。苦難の中で、こちら側の防御力が弱まっていることもあるから、余計に。

そういう状況もあってか、『姉ちゃんの恋人』を観たときに、コロ...

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共演NG 第3話

5.0
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コメディタッチで業界の裏側に切り込む『共演NG』。第3話が非常に興味深い内容だったので、簡単な感想を書く。

このエピソードのテーマは、不倫。「共演NGなキャストたちでドラマを作る」という設定だけでも斬新なのに、このご時世にこのネタを投入する攻め具合。流石だ。

ドラマ『殺したいほど愛してる』第1話が放送されたが、センセーショナルな記者会見と「大物俳優同士が25年ぶりに共演」をもってしても視聴率は6%と伸び悩み。「イマドキはみんな配信で観てるんじゃないですか。視聴率とか関係あります?」「テレビマンがそんなこと言うんじゃないよ」という先輩・後輩のやり取りが、世代間ギャップを感じさせて面白...

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