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モザイクジャパン 1話〜5話のあらすじ、放送時間、出演者、脚本家、主題歌、原作、モザイクジャパンが見られる動画配信サイトの情報を掲載。 モザイクジャパンの口コミ(口コミ)・感想・評価を投稿する事ができます。
3.0
(1件の口コミ)
出演者 3.0
ストーリー 3.0
演技 3.0
映像 3.0
(1件の口コミ)
WOWOW
初回: 2014年05月18日
最終回: 2014年06月15日
WOWOW 日 23:00-23:30

口コミ

3.0
出演者 -.-
ストーリー -.-
演技 -.-
映像 -.-
モザイクジャパン

坂元裕二さんが脚本を手掛けたテレビドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』が、4月から放送開始される。映画『花束みたいな恋をした』が大ヒット中で、これまでにも『東京ラブストーリー』から『Mother』『最高の離婚』等々、幅広いジャンルの物語を書いてきた坂元さん。彼がAV業界を描いた『モザイクジャパン』をご存じだろうか?

演出を務めたのは、坂元さんと『Mother』で組み、本作ののちに『ゆとりですがなにか』(大好きなドラマ…)を世に放つ水田伸生さん。「地上波ではできないものを」のコンセプトにより、WOWOWの連続ドラマとして制作された。主演は『俺の家の話』でもいい味を出していた永山絢斗さん、そして高橋一生さん。

どういう話かというと、会社をリストラされて地元に帰ってきた主人公(永山絢斗さん)が、故郷を牛耳るAV会社(AV以外の事業も行ってはいるのだが、本作でメインに描かれるのはこれ)に入ってその世界を知っていく……という内容。この概要からして、近年の坂元作品に慣れ親しんでいる方からすると、異端に映るのではないだろうか。ただこの作品、実は2014年のもの。そう考えると、改めて坂元さんの幅広さを感じられるだろう。

とはいえ、『Mother』のコンビの再タッグ作、と思って本作を観ると、予想外の展開に驚かされる。第1話の冒頭からがっつりAVの撮影現場が描かれ、「地上波ではできない」シーンのオンパレード。全5話構成になっているが、エロとギャグがハイテンションに映し出される展開も多々あり、水田さんの監督作『舞妓Haaaan!!!』や『謝罪の王様』的なにおいも感じられる。そこに、坂元さんらしい「理論武装する面倒くさい男性」や「突拍子もないことを言いだす女性」といったキャラクターが絡んでくる、という感じだ。

そして個人的に思う本作の大きな魅力は、AV産業にも積極的な会社の社長を演じた高橋一生さんの圧倒的な存在感。初登場シーンは下はパンツ一丁で上は胸をはだけたシャツ姿、主人公に対して「『ゼロ・グラビティ』知ってるか?」とアルフォンソ・キュアロン監督論をマシンガントークで展開し、同時にカップ焼きそばにぞっとするほどの量の七味をかけて、そのテンションのままAVの話をはじめ、なぜかラブシーンに転じる。文字だけでは意味がわからないと思う。が、実際に観ていただくとそんな感じなのである。わけがわからない。ただ、強烈に持っていかれる。

坂元さんの作品において、高橋一生さんはとても重要だ。『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』でも『カルテット』でも、素晴らしい演技を披露していた。この2作で高橋さんの沼にどっぷりハマった方も多いだろう。来月には、『坂元裕二 朗読劇2021「忘れえぬ 忘れえぬ」、「初恋」と「不倫」』にも出演する。となれば、それ以前のタッグ作である本作も、ぜひチェックしていただきたいところ。クオリティはさておき、攻めた内容のため作品自体の好みは分かれるかもしれないが、高橋さんの演技が実にぶっ飛んでいて面白いのである。

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