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SYO(映画ライター)さん 263
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1987年福井県生。東京学芸大学卒業後、映画雑誌の編集プロダクション、映画WEBメディアでの勤務を経て、独立。映画・アニメ・ドラマを中心に、小説や漫画、音楽などエンタメ系全般のインタビュー、レビュー、コラム等を各メディアにて執筆。映画作品の推薦コメント・劇場パンフレットの寄稿や、トークイベント・映画情報番組への出演も行う。カフェ巡りと猫をこよなく愛する。【掲載:CINEMORE、シネマカフェ、装苑、FRIDAY、BANGER!!!、CREA、Sweet、WOWOW、リンネル、映画.com、 Filmarks、Netflix、BRUTUS、新R25他】
1987年福井県生。東京学芸大学卒業後、映画雑誌の編集プロダクション、映画WEBメディアでの勤務を経て、独立。映画・アニメ・ドラマを中心に、小説や漫画、音楽などエンタメ系全般のインタビュー、レビュー、コラム等を各メディアにて執筆。映画作品の推薦コメント・劇場パンフレットの寄稿や、トークイベント・映画情報番組への出演も行う。カフェ巡りと猫をこよなく愛する。【掲載:CINEMORE、シネマカフェ、装苑、FRIDAY、BANGER!!!、CREA、Sweet、WOWOW、リンネル、映画.com、 Filmarks、Netflix、BRUTUS、新R25他】

最新口コミ

MIU404 第10話

4.0
出演者 -.-
ストーリー -.-
演技 -.-
映像 -.-

『MIU404』も、最終回まであと1話。第10話では、志摩(星野源)&伊吹(綾野剛)と久住(菅田将暉)の対決が加速する。雰囲気や演出もグッと流麗になり、サスペンス感増し増しに仕上がった。

単純に非常に面白い内容だったので、純粋に楽しんでしまったのだけど、洋画好きとしてはニヤニヤするポイントがいくつかあったので、記載したい。

まずは、久住の「人によって話を変える」描写。これは『ダークナイト』のジョーカーと一致する。そもそも、過去も執着もなく、純粋に破壊と混沌を楽しむキャラクターという部分でも、近いところが多い。

ジョーカーの恐ろしいところは、動機が分からないこと。神出鬼没...

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私の家政夫ナギサさん 第8話

4.0
出演者 -.-
ストーリー -.-
演技 -.-
映像 -.-

何を隠そう、『私の家政夫ナギサさん』にハマっている。新作ドラマは面白いものが多いけれど、本作は中でも「考えさせる」作品。火曜10時枠は『逃げるは恥だが役に立つ』『わたし、定時で帰ります。』等々、働き方をテーマにしたものが多く、その流れをくんでいる作品でもある。

第7話までをまとめたコラムはFRIDAYデジタルさんで書いたので(宣伝!)、第8話はこちらでぽつぽつと。本当は感想とか考えずに楽しもうと思っていたのだけれど、観ていたら「これは書かねば!」と思ってしまい……。というのも第8話、結構ハレーションを起こしそうな気がしたからだ。これはかなりの挑戦回だと思う。

もともと『私の家...

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MIU404

4.0
出演者 -.-
ストーリー -.-
演技 -.-
映像 -.-

『MIU404』が面白い。それは、言うまでもない事実だろう。毎週トレンド入りし、8週連続で視聴率2桁をキープ。第9話では、菅田将暉演じる悪役・久住が狂気を垣間見せ、大いに話題になった。クライマックスに向けて、どのような物語が紡がれていくのか、気になるところだ。

しかしこの作品、慣れ親しんだドラマと何かが違う。なんだろうな…と考えていて、ふっと思い至ったことがあったので、ここに書き記しておきたい。ちなみにこれは、作品の否定などでは一切ないので、安心してほしい。

国内のテレビドラマには、ものすごく大雑把に言って、ある型がある。それは、枠によって尺が決まっているということ。30分も...

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リトル・ヴォイス

5.0
出演者 -.-
ストーリー -.-
演技 -.-
映像 -.-

予告編を観て「ああ、好きそうだ」と感じて第1話を観てみたら、めっちゃよかった。Apple TV+は他の配信サービスに加えて少数精鋭で、『サーヴァント ターナー家の子守』や『ジェイコブを守るため』『ザ・モーニングショー』といった優れたオリジナル作品が多い。

今回の『リトル・ヴォイス』は、ミュージシャンの女性を主人公にした青春物語。過去に誹謗中傷を受けたことから、自作の曲を人前で歌えないベス。「自分には才能がないのではないか」という不安を抱えながら、それでも音楽への情熱は隠せず……。犬の散歩のバイトや、音楽バーのバーテン、カバー曲を歌う仕事を行いながら、“何者か”になろうとする彼女の姿...

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贖罪

5.0
出演者 -.-
ストーリー -.-
演技 -.-
映像 -.-

個人的に、何年経っても大好きなドラマだ。ただし、人に勧めていいものかは悩む。誤解を恐れずに言えば、観て楽しくなったりウキウキするものではない。むしろその逆で、心底嫌な気持ちになる人もいれば、ぞっとする人もいるだろう。ただ、1つ確かなことは、クオリティがめちゃくちゃ高い。

それもそのはず、原作は湊かなえ、演出は黒沢清監督、出演は小泉今日子、蒼井優、小池栄子、安藤サクラ、池脇千鶴、香川照之。地上波のドラマではなかなか見られない映画畑のメンツが勢ぞろいしている。観るのに覚悟を要する作品ではあるが、そのぶんリターンも大きいのだ。

小泉扮する主人公の娘が、何者かに殺害されるシーンから物...

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アウトブレイク 感染拡大

4.0
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ストーリー -.-
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新型コロナウイルスの影響で、注目されている作品がいくつかある。代表的なものは映画『コンテイジョン』だろう。2011年に作られた作品ながら、今の世界の状態を予見していたような衝撃的な内容で、鑑賞者が急増した。

今回ご紹介する『アウトブレイク』もまた、いま注目されているドラマだ。コロナ禍に突入する直前、今年の1月にカナダで放送され、観る者を戦慄させたという。その勢いのまま、日本でも7月からデジタル配信が始まった。「ちょっとお試し」な感じで1・2話を観てみたのだが、なるほどこれは恐ろしい……。

本作のあらすじを簡単に説明すると、未知のウイルスが蔓延し、カナダがパニックに陥るという物...

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恋ノチカラ

5.0
出演者 -.-
ストーリー -.-
演技 -.-
映像 -.-

大人になっても、忘れられないドラマがある。それは個々人によって違うだろう。それぞれの思い出と結びついていて、場合によっては人格形成の礎になっていたりもする。子どもながらにグッとくる何かがあったということで、意外と今見返しても、「いい!」となることが多い。

自分にとって『恋ノチカラ』は、そういう作品だ。2002年に放送された本作を観たとき、まだ中学生。『やまとなでしこ』の面々だ!とか、そういった予備知識は特になく、おそらく「『踊る大捜査線』の深津絵里さんが主演」ということくらいしかわかっていなかったと思う。そのころの自分は家族でドラマを見ていたから、そもそも選択肢などなかった...

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シャーロック シーズン1

5.0
出演者 -.-
ストーリー -.-
演技 -.-
映像 -.-

海外ドラマのオスズメは?と聞かれたときに、真っ先に挙げてしまう作品がある。『SHERLOCK』だ。でも、自分はなぜこの作品に惹かれるのだろう? ちょっと考えてみたい。

①めちゃくちゃ面白いから

元も子もない理由だが、やっぱり外せない。面白くなければ、他者には薦められない。じゃあどこがおもしろいのかと言われたら、まずは「シャーロック・ホームズの物語を現代アレンジしているところ」だろうか。

自分は『シャーロック・ホームズ』が小さいころから好きで、全部読んでいる。そういう人間にとっては、原作の細かい部分まで抽出して、現代に置き換えて、しかも新しい発見をさせてくれる作品というの...

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アンダー・ザ・ドーム シーズン1

5.0
出演者 -.-
ストーリー -.-
演技 -.-
映像 -.-

新型コロナウイルスの影響で、見え方が全く違ってしまった作品は多くあると思う。僕にとっては、『アンダー・ザ・ドーム』がその一つだ。約10年前のドラマだけど、今観るとぞっとするリアリティが付加されてしまった。

スティーブン・キングが原作を務めたこのドラマは、至ってシンプルなアイデア。「田舎町が突如、巨大な透明のドームに覆われる」、ただそれだけだ。しかし、外界と完全に隔離されてしまったその町では、混乱が渦巻き、裏切りや衝突が勃発(めっちゃドロドロの人間ドラマが展開する)。ドームの謎を探るミステリーも相まって、要素を絞った作品なのに毎話飽きることがない。

本作のメインのストーリーは、...

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リモートドラマ Living

3.0
出演者 -.-
ストーリー -.-
演技 -.-
映像 -.-

名脚本家・坂元裕二。最近のドラマを挙げても『最高の離婚』『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』『カルテット』などなど…素晴らしい作品を多数手がけてきた。鋭い人間観察、心に刺さるセリフ、コメディでもサスペンスでも関係なしの手腕……。彼が紡ぐ言葉の数々に、多くの人々が魅了されてきたことだろう。

その坂元が、リモートドラマに脚本を書きおろしたという。しかも広瀬アリス・すず姉妹、永山瑛太・絢斗兄弟が出演するということで、大いに話題となった。しかし、その内容は、予想と全く違っていた。とくにジャンル。SF寄りのファンタジーである。

脚本家(阿部サダヲ)は、彼だけに見える(?)ドン...

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