恋する母たち
柴門ふみ先生の原作のドラマ。
我々のような40代以上は柴門ふみ先生の『東京ラブストーリー』でドラマ好きになった人がほとんど。
柴門ふみはドラマ好き人間の母と言っても過言ではない!
そんな柴門ふみさんの原作を2020年に再びドラマで観れるなんて…
先生の王道と見せかけといて、不意をついて男性女性のエゴを放り込んでくるあの感じを期待せずにはいられない!
『恋する母たち』
と言うくらいですから、妻が不倫するドラマかと思いきや
1話を見るかぎり、様々な形の恋を見せてくれそうな展開。
物語がスタートして5分もしないうちから木村佳乃さん演じる石渡杏さんの不幸にパンチありすぎた。
海外出張の旦那が会社のお金を横領した上に、女性とかけおち。
思ってた不倫ドラマじゃない!!笑
ほんのり甘いカフェラテかと思って飲んだら苦々のブラックコーヒーだったみたいな。
でも、これは良い意味です!
仲里依紗さん演じる蒲原まりは旦那が愛人とシンガポールに行くことを知ってしまう。
旦那の不倫を知ったまり、もやもやしている時に知人に誘われたパーティーで阿部サダヲさん演じる人気落語家の今昔亭丸太郎と出会う。
相手はバツ3で、まりの誘い方もチャラいのなんのって。
そんな丸太郎に全く惹かれなかったが、落語を見た瞬間、すこしキュンとしてしまう。
いや!これ芸人でよくあるやつ!笑
チャラいけどネタ見たら好きになってしまうやつ!
ジー!エー!ピー! GAPね!!
でも1話では恋に発展する気配はまだなし。
そしてもう一人が
バリバリのキャリアウーマン林優子(吉田羊)
ここの恋の行方が1話では全く予想がつかなかった!
2人と違って
旦那(矢作兼)は不倫してない。仲もすごく良さそう。
こんな状況でどういうことになるの??
柴門先生の原作とあって大人の香りがすごい!
若い世代の人は立ち入り禁止感がいい!笑
主題歌を歌う松任谷由実さんがすごくドラマを濃厚に仕上げている。
今の松任谷由実さんの声で歌い上げているのがすごく好き。
人って声もしっかり歳を重ねてるんだなと。
個人的に今の松任谷さんのお声が私の脳内でバズってます。
阿部サダヲさんがこういう出方するというのがドラマ好きからしたらサプライズだった!
5番手くらいの位置で
役がバツ3女ったらし。
良い役も悪い役も巧いが、こういう軽い男をどう演じてくださるのかも楽しみ!