35歳の少女
第2話を鑑賞。
私のドラマの鑑賞ルール。
【ドラマはとりあえず1話は観るが、あまり惹かれなかったドラマは2話以降観るのを断念する】
『35歳の少女』はストーリーにはピンときてないが、柴咲コウさんの演技を見たくて続行。
2話は
25年の眠りから目を覚ました望美(柴咲コウ)が現実と向き合おうと動き出すという話がメインとなる。
やはり、25年昏睡状態だった女性が目を覚まし心は10歳のままっていう設定にまだ入り込めてない…
実際にそういう人いないだろうし…
それをなんとか柴咲コウさんが今まで女優としてやってきた自分にきた挑戦状と思って挑んでるように感じる。
芸人でいうムチャブリだよ、これは。
一週間考えたけどこの役をできるの女優ってやっぱり柴咲コウさんしかいない。あとは強いて言うならロバート秋山くらいじゃない?(笑)
演技に定評がある井上真央さんとか満島ひかりさんも考えた。
でも、この2人にはすでに少女の面影がある。
柴咲さんの外見に少女の雰囲気はほぼほぼない『THE大人の女性』
冒頭
母とデパートで買い物、子供のようにはしゃぐ望美に対して
大人なんだからと幾度となく注意する。
いや、厳しすぎない??(笑)
望美のお母さん(鈴木保奈美)が遊川先生がよく描く冷たい女性キャラ。
「女王の教室」や「家政婦のミタ」テイスト。
でも、これは娘を25年看病し続けて体も心も憔悴しきってるからなのか?
母や同級生が少しでも今の現実になれてもらいたいと色々連れて行くが
どれも荒治療(笑)
そこもあえてツッコミながら楽しめるから良しとしよう!
ラスト5分まで、現実叩きつけられる辛いシーンが続くが
最後は望美が、父と妹を家に呼び
自分が事故したきっかけになった「豆腐」を買ってきて
「みんなは悪くない」と伝える。
やっと心がホッとするシーンで2話は終了。
やはり柴咲さんの心は10歳の演技はスゲーの一言。
全く寒いと感じるシーンがない。
やり過ぎず、やらな過ぎずの塩梅が絶妙。押し引きを心得た演技。
土曜10時に家族みんなで見るドラマ枠にしては賛否はあるが
作り手も視聴者に委ねてるようにも感じる。
これは3話も観ます。プロミス。