正直、その期待値に届かなかった…。面白かったし楽しめたのは前提なので、それはお間違いなきよう。
その期待の基には、やはり、私の生涯ベストドラマに入るであろう「アンナチュラル」が念頭にあり、『野木亜紀子のアンナチュラルユニバース』に属する一作であるという印象が強かったからだ。現代の闇、悪、サイコパス、猟奇殺人、そんなものが渦まく中での『いい味出した』人間ドラマが展開されるからだ。
もちろんそれらの満足度は高いし、ずっと楽しく見ていられたのでそれはもちろん良き。が、期待値が高すぎたのおかげで、この評価に下がってしまったのである。さて…、
具体的には、
菅田将暉との最後の闘...
正直、その期待値に届かなかった…。面白かったし楽しめたのは前提なので、それはお間違いなきよう。
その期待の基には、やはり、私の生涯ベストドラマに入るであろう「アンナチュラル」が念頭にあり、『野木亜紀子のアンナチュラルユニバース』に属する一作であるという印象が強かったからだ。現代の闇、悪、サイコパス、猟奇殺人、そんなものが渦まく中での『いい味出した』人間ドラマが展開されるからだ。
もちろんそれらの満足度は高いし、ずっと楽しく見ていられたのでそれはもちろん良き。が、期待値が高すぎたのおかげで、この評価に下がってしまったのである。さて…、
具体的には、
菅田将暉との最後の闘いがイマイチだったこと。
流れはよかったし、ヤクによる幻覚での衝撃が凄まじかったのは良かったが、すごく長かったこと。この悪夢は「夢でした」的な演出が好きではないのかもしれない…ちょっとボクシングヘレナとかを思い出したりしちゃったりしてw。
うん、そうだ、この「夢オチ」が気に入らないのだ。きっとそうなのだ。菅田くんとの壮絶な最終決戦に夢オチが絡んだから、イマイチだったんだ。あの幻覚を除くと、結構普通の追っかけっこ…。と思ったのだ。
と、分かったところで、
最後のクレジットで『#ゼロ』が出た時、そっかーってなったね。もしかすると、このコロナ渦のせいで、ちょと脚本を書き換えたのかもしれない。やたらと最終回だけ2019年を強調しちゃってたしね。最後以外はマスクしてなかったしね。
そして、今後、TBSさんには、ハンニバルレクターやジョーカー、レックスルーサー級の悪を彷彿とさせるスーパーヴィランとなった菅田将暉くんに期待しよう。まったく謎の人物で終わったからね。
そもそも、綾野剛・星野源・岡田健史・麻生久美子・橋本じゅん、とても粋なメンバーで、彼らをメインとした人間はとても良かったので、この「ゼロ」の次の「ライジング」は見てみたいよね。
ただ、次は是非とも、くどいようだが…、アンナチュラルの続編で野木ワールドを展開し、その後くらいにMIUの続編をやって欲しいものである。