吉田羊演じる林、
一見したところ良き理解者の伴侶を得たかに見えるが
彼の静かな諦めこそ一番じりじりと責め続けられつらそう。
「タイプな男が現れるとフェロモンが出ちゃう君の隙のせいだ」って
なんか気持ち悪い言い草だし。
磯村勇斗演じる赤坂に「一生忘れないわ」と伝えるシーンが流石すぎたなぁ。
さらに、息子が同性のことが好きだと打ち明けたときの
「人を好きになる気持ちは尊いものよ」という涙ながらのシーンも好きだなぁ。
不完全で、それに自覚的な母親って
なんだか魅力的だなぁと改めて。
吉田羊演じる林、
一見したところ良き理解者の伴侶を得たかに見えるが
彼の静かな諦めこそ一番じりじりと責め続けられつらそう。
「タイプな男が現れるとフェロモンが出ちゃう君の隙のせいだ」って
なんか気持ち悪い言い草だし。
磯村勇斗演じる赤坂に「一生忘れないわ」と伝えるシーンが流石すぎたなぁ。
さらに、息子が同性のことが好きだと打ち明けたときの
「人を好きになる気持ちは尊いものよ」という涙ながらのシーンも好きだなぁ。
不完全で、それに自覚的な母親って
なんだか魅力的だなぁと改めて。
大島優子フューチャー回。
大島優子の骨太な演技の中に、
突然放り込まれた
「好きですよ
萬さんのラーメン」にやられた人も
多かったのでは?
「ステイファミリー」「自分ファースト」、学歴詐称疑惑、テーマカラーが緑色など作為的なものが見え隠れ。
そして車内での凄まじい暴言が
運転手録音の音源データで露呈したのも、どこぞの豊●さんを彷彿とさせた。
実際、南青山にとある施設が出来るのを住民が大反対した騒動もあったなぁと、様々な時事ネタが思い出された。
粟田口さんが出てくるとどうしたって
『ドクターX』が連想されちゃって。
社長解任された浅羽を追っかける樹木が言った「今でもただの社長と社員の関係なのに、もう一生会えないかもしれないんだよ」が切なく胸に迫った。
ここまで樹木に言われて、さすがに
浅羽も樹木の気持ちには気づいてるんだろうか。
「途中でスイーツを嫌いになった理由」を聞かれてはぐらかす浅羽に
そこで引き下がらず、彼に隠された悲しき過去と本音を聞き出す樹木。
「出来ることならそのケーキ丸ごと私が食べたい」と即答した樹木と、その後の浅羽の掛け合いも素敵だった。
しかし、本当に新谷は良い男。
メリーゴーランドを回しまくる2人の様子も、たい焼きスイーツを「うっまー」と言い合いながら食べ合える関係もと...
今回はしっぽり大人な回。
バーで瞳と英二が2人していじり合いながら、なんだかんだ楽しそうなシーンが本当に好き。
翌日の撮休は自主練しようと誘うシーンも、
その翌日カレーの材料を買い込んで待ってる瞳も素敵で、
大人な恋もおもしろそうだと思わされる。
そしていちいち劇中でのセリフや
シーンが現実とリンクするのもたまらない。
里見浩太朗演じる出島の不調に弟子は気づいているようで、
なんだかまたこの2人にもうひとドラマ期待できそうだ。
「愛の不時着」が引き合いに出されていたのも、いちいちトレンド抑えにきてくれる感じが本当に視聴者と距離が近く感じられて本作のおもしろいところ。
ようやく回想ではない明人登場。
あの動画が撮られたのはいつなんだろうか…?
伯朗の母親の死と矢神家の人間が関わっていそうだったり
その現場が更地になったとされながらも実は現存していたり。
何かがそこに保管されてるんですかね?
30億の遺産よりも価値がある「人類の未来」とやらが…
テンポダウン気味ですが、明人の登場で今後の展開に期待できそう…かな。
小泉孝太郎演じる斉木さんの元嫁登場。
むむ、瀧内公美さん…!
『共演NG』でもバズらせ屋としてインパクト大な存在感だし、
同時にこちらにも出演しているとは。
テレビドラマの方で存在を意識し始めたのは『凪のお暇』での
凪の同僚役でしたが、嫌なざわつきを醸し出すのが本当にお上手。
これからますます活躍していかれるんだろうな。
そして、今回は恋する母たち3人だけでなく、その子どもたちの集いも見応えあり。
吉田羊の林家の息子を演じる奥平大兼は映画『MOTHER マザー』で演技初挑戦にしてあの難役を見事演じ上げた彼ではないか。
また林さんちの息子になるなり、全然違う空気感を纏えていて凄いな...
菜々緒の活躍回。
あんなにも”女だから”という理由で常日頃から”無能だ、使えない”と言われて仕事面では男同様肩を並べることを求められ、
かと思いきや男性の欲望を満たすための存在であることも求められ、まじでどんだけ損させられるん?って感じの理不尽極まりない旧態依然というか前時代すぎる職場、まだあるん?って衝撃。
自ら「俺は今の時代に合わせて全くアップデート出来てません!」って宣言して歩いてるような男たちばかりで、見ていて腹立たしいよりも恥ずかしい。はよう、あーゆー旧式OS脳がオワコンになって欲しい。
あれだけ抜群のスタイルと美貌で演じられる役柄は必然的に限られてくる存在なのに、本作で...
『ルパンの2』の良さは、何事も諦めず、思いついたら即トライ。
田中みな実扮する女泥棒に、華と尊(渡部篤郎)の顔を見られており、
悦子(小沢真珠)とおばあちゃんだけでの潜入になってしまう、
困った…となった時に
「そうだ、体を入れ替えてしまえば良いんだ」という発想になるのが面白い。
そこで起きた、華とおばあちゃんの入れ替わり。
深キョンのおばあちゃんモノマネが上手くて、彼女の新たな側面を見た気がした。
悦子ver.を演じる深キョンも可愛いんだけどとってもコミカルで眼福。
どんぐりさんが普通のトーンで喋れることにもビックリ。
元祖ドロンジョ様の深キョンを前に、ドロンジョキャラな田中みな...
恋のライバルにあたる石橋静河も魅力的だし、意地悪な人が恋愛面で全く出てこなくて、落ち着いた大人の恋感があって好き。
だからこそ4人皆の幸せを願わずにはいられないので、
視聴者的にはよりすれ違う4人の矢印にヤキモキ、切なさが募りますね。
中村倫也演じる浅羽社長、仲野太賀演じる新谷ともにお察し力も高くて…
全員の気持ちを知ってるのは新谷のみ、っていうのもまたリアルで、
より彼の表情に切なさを見い出してしまうし、また彼の魅力が引き出されていますね。
お似合いに見える里保と浅羽は
過去どんなボタンの掛け違いがあったのか。
浅羽が創業家から株式購入の話を持ち掛けられているのも気になるとこ...
「池の水抜く番組」「充電の番組」って初っ端からオマージュかましまくりで、一気に本作の世界観に惹き込まれる。
そして出演者同士の不倫、
「降板」騒動などこれまたタイムリーな…
「そんなこと言ったらこの会社なんて不倫カップルだらけじゃないですか」も、本当によくぞ言ってくれた、最高!
不倫を糾弾するワイドショーの司会者は、あれは完璧に坂●忍さんをイメージしてますね。
でもほんとーーに不倫ほどどうでもいいことはないし、
作品の善し悪しと出演者の個人的な人格やら事情は関係ないので、
きちんと視聴者側もそれをわきまえる力くらいはつけておきたいものだ。
謝罪会見も最高に最高だったなぁ。
里見浩...