なかなかの大きなスケール感がありつつ、科捜研らしく社会問題と最近のブームを組み合わせたストーリーでおもしろかったです。久しぶりに土門さんの活躍をたくさん見られた気がしたのも嬉しいですね。マリコとの息もぴったりだし、あのマリコに振り回されてながらも自分を崩さないところはさすが。
レストランでのたっぷり時間をかけたところや、箱の中身は靴など真剣モードなボケには笑ってしまいました(笑)。
なかなかの大きなスケール感がありつつ、科捜研らしく社会問題と最近のブームを組み合わせたストーリーでおもしろかったです。久しぶりに土門さんの活躍をたくさん見られた気がしたのも嬉しいですね。マリコとの息もぴったりだし、あのマリコに振り回されてながらも自分を崩さないところはさすが。
レストランでのたっぷり時間をかけたところや、箱の中身は靴など真剣モードなボケには笑ってしまいました(笑)。
義時がひたすら気の毒で…!「麒麟がくる」の十兵衛もなかなかでしたが、彼はまだどこかで毒づく余裕というか発散方法がありましたけど、おそらく義時のほうが若いこともあって胃のキリキリっぷりはケタ違いなのではないでしょうか。
小池栄子さん、以前からドラマでいい演技をなさるなと思ってましたが、今回もその才覚を思う存分発揮していますね。コメディもできて、尖った怖さもある。すごくいい政子だと思います。
考えられる中でもっともいい終わり方だったんじゃないでしょうか!みんなを前向きにさせてきた貴恵、最後はその貴恵の心残りがないように全力であの場を作り上げたふたり。最後の最後で本当にいい家族へと、ワンステップ成長した感じがします。
友利と貴恵の別れ方もよかったですね。友利は途中で気がつきながら、万理華として接して見送ったんじゃないでしょうか。出雲ちゃんのその後も見られたし、それぞれの人生が続いていく姿が見られてよかったです。
今週もまた怒涛の展開でしたね。トミーが久しぶりにしっかり再登場してくれたのがすごく嬉しいし、30年経ってもトミーにとってはジョーという存在が大きいんだなと思えました。
ひなたの英会話も上達していてびっくり!あれだけ三日坊主ヒロインだったのに…あんこも回転焼きもちゃんとできるようになって。その成長過程をすべて見せないところも本作らしさに感じます。
「中途半端に首を突っ込むな」はその通りなんですが、だからといってチカラにまるで全責任があるような態度はどうなんでしょうね。脚本家の傾向からしてわざとフラストレーションをため込む展開と演出にしてるのでしょうが…。
清水尋也さんの上条くんが、またひとつ人間らしさの階段を登れているのがよかったです。次回はいよいよ最終回、どう決着をつけるのでしょうか。
子どもたちに科学への興味を持たせるのがとてもいいなと思いました。実際、再放送などで小学生からの人気が上がったとも言われていますし、好奇心や間違ったことのくだりもよかったです。
あとはゲストの三浦涼介さん。写真撮影中の表情、ラストのほうで真相を聞いた顔、さすがですね。ちょっと複雑な事情を抱えた人物だったので、彼にピッタリでした。
鑓鞍への復讐に関する顛末も気になるところでしたが、やはり今回の大きなテーマは冠城の卒業。どのような落としどころを選ぶのかと思っていたら、なるほど納得の行き先でした。
各方面に太めのパイプが出来上がりつつある杉下。部長も正義感に燃えはじめたし、今後があるとしたらどうストーリーに活かしてくれるのかを考えてしまいます。雛子も政界に復帰したし、せっかくならまた不穏さを出してほしいです。
面白いシーンと戦慄を覚えるシーンとのギャップがすごいです。最後の最後であんなことになるとは…。平家の行動もなかなかですが、ドラマが始まってからは坂東武者の死と隣り合わせの感じがとても恐ろしく思っています。すべてがこうではないにしろ、昔は本当にこんな時代もあったんでしょうね。
オープニングを見ていて改めて思いましたが、海外の方にもウケるんじゃないでしょうかね。日本の中世はあまり知られてないと思いますし。
それぞれの演技がよく沁みました。愛する家族を突然失ったときの悲しみとはまた違い、今回は10年前まで以上に受け取ったものが多いはず。それを1時間かけてしっかりと見せてくれましたね。
白石家もきちんと前に進んでいるのがよかった。守屋さんも今までなら言い返せなかったかもしれないところで、はっきりと自分の気持ちを出せていました。さて次回は最終回、どんな着地になるのでしょうか。
まさかここに来てみんなで岡山に帰るとは。算太の真実も明らかになり(本当の気持ちやきっかけはわかりませんが)るいと雉真家だけでなく、安子とのわだかまりもここからとけていきそうです。
それにしても帰ってきた岡山での演出がすばらしい。算太のダンスのくだりも含め、こんなにうまく岡山編とリンクさせるなんて。見ているこちらも踊り出した算太のように、いろんな記憶がよみがえってくるようでした。