「存在」
このドラマを見終わって、私が最も感じたものです。
物語の主人公のすず(松本)は子供の時から「どんくさい子」と言われていました。
何を言われても「はぁ、そやねぇ、、」、決して怒ることもなく、まわりを呆れさせてしまうほどでした。
なんだかすごく私に似てるかも、、、(汗)
と、親近感が湧き、まるで自分がすずになったようでした。
何度、径子お義姉さん(尾野)に怒られたことか、、(笑)
すずが嫁いだ北条家は、皆良い方でした。
しっかり者の素敵な夫の周作さん(松坂)、とても頼りになるサンお義母さん(伊藤)、科学の話になるなかなか止まらないおもしろい円太郎お義父さん(田口)、ちょっと怖いけど本当は心優しい径子お義姉さん。
お嫁に行くなら、こんな家庭がいいなあ~と思ってしまいました。
しかし、そんなも幸せも束の間、戦争の影が忍びよってきます。
いつ爆弾が降ってくるかわからない不安、常に死と隣合わせの恐ろしさ。
私はだったら、このような状況は耐えられません。
しかし、北条家の人たちの表情には絶望はありませんでした。
むしろ、ふとした瞬間の笑顔は一段と輝いて見えたのです。
なぜ、そんな笑顔でいることができるのかと、最初はとても不思議でした。
でも、物語を見ていくうちにわかりました。
「今、生きている。自分も愛する人も・・・。」
このことがとても幸せでした。
「存在」というものの大切さをとても感じさせられました。
「今日の一日は特別な一日。そして明日もまた特別な一日」
今生きている一瞬一瞬に感謝しています。
このドラマに出会えて、毎日がとても幸せになりました。
本当にこのドラマに出会えてよかったです。