4.5
出演者 4.5
ストーリー 4.5
演技 4.5
映像 4.5
この世界の片隅に
この世界の片隅には、映画化もしていて、漫画があることを知っていたので、広島の戦争の話でのんびりした内容だということは知っていました。
幼い頃から戦争の映画や本を見る機会が多かった自分は、広島と言えば原爆というイメージだったので、ドラマ予告を見ては気になりつつも、恐くないだろうかと思っていました。
実際に見てみると、どこかマイペースで、絵を描いている時が幸せなところが、主人公の鈴と自分が重なって見えたので、すずの目線で見ることができました。
旦那の姉の意地悪なところは、自分も嫁ぎ先でこうなりそうだなと会社のお局や苦手な人を思い出しながら、色々と想像しながら見ていました。
原爆の日が刻々と迫るのが恐かったけれど、すずとリンの謎の友情がどうなるのか、鈴は実家に帰るのか、すずやすずの実家のどちらかが原爆に巻き込まれてしまうのか、どちらにしろ、すずはしっかり生きるんだろうなと思ってみていました。
原爆の場面はちょっとだけしか出てきませんが、ちょっと怖かったけれど、初歩的な戦争学習にはいいと思いました。