最終回の2時間スペシャル。
椿さんと七桜のお菓子対決は前半で勝負がつき、後半1時間はほぼ女将の独壇場。
過去の事件はやっぱり女将が犯人!?と思いきや、椿さんの父親として意外な人物が登場、そして樹さんを殺したのもある意味意外な人物でした。
展開としては古典的でベタではあるんですが、この人が椿さんの父親!と思ったら違ったり、刺さった?と思ったら刺さってなかったり、ちょこっと予想を裏切るところがなんかよかったです(笑)
ドラマとしては見る人によって好みが分かれるところかもしれませんが、キャスティングのよさは異論ないのではないのでしょうか。
いつも着物だった椿さんの黒スーツは特別かっこよく見えたし、職人さんたちもみんないい人でよかった。高校生役を演じる山崎育三郎さんも最高!
とにかく演技力の高い人が多くて安心して見ていられましたが、特に観月ありささんの存在感には圧倒させられました。
嫁いだ先で愛されなかった女将はかわいそうな人だと思っていましたが、さすがに子供欲しさにほかの家庭まで壊して殺人の依頼までするのはやりすぎ・・・でも、子を想う母の気持ちは本物だった。
しゃぼん玉の童謡を歌うところでは涙が止まらず…最近ドラマ見て泣いてばかり(´;ω;`)
最初のころはどうなることかと不安でしたが、だんだん面白くなってきて最後まで見続けてきてよかったです。また別の役柄で観月ありささんの出演するドラマが見たい!