今年もまた一課長の4月が来たよ！
いやあどうでしょう、1話から堂々の暴れっぷり。デーモン閣下があのまんま（しかも身なりが派手めな普通の人として）出演するのもすごいと思ったけど、それをはるかに凌駕する本田博太郎のコーナーよ。
冒頭から全視聴者をふるいにかけまくってるあたり、なんだかわからんが一課長シリーズとしての本気を感じる。それが何なのかはまったくわからんが！
でもそれが好きなんだよ！
テレ朝の木村さんテレ朝連ドラ、ホームドラマのやつは見てないんだけど、BGといい今回のドラマといい、いわゆるキラキラ俺様な「キムタク」をあえて消してるところがほんといいと思う。
そもそも彼のドラマとか映画そんなに見てはいないんだけども、確実にいいキャリアを与えてくれてるな～と思うわよ。
で、今回も1話からちゃんとおもしろかった！脇を固めるキャストもさすがのメンツを揃えてるので最後まで楽しめそう。
今回は犯人より被害者クソなのでまあいつも通りっぽさあったけど、それより何よりプリンちゃんと新藤の動向が気になって通常事件のストーリーが頭に入らないんだよ…！
先シーズン4話でとんでもない展開ぶち込んできたみたいに、なるはやで多少のネタばらしをくれんか…。
ところで新メンバーの三ツ矢くん、2話にして完全な「村瀬の部下」感出してきてくれたな。
村瀬大好きだからレギュラーじゃないのはさみしいんだけどメインから外れたの初めてじゃないし、三ツ矢が完全なる後継者の側面を出してきたのはおもしろかったしよかった。
これまで聞いたことがあった木曽義仲のイメージをくつがえす、とまでは言わなくても、創作でよくあった粗暴すぎるイメージじゃない義仲でとってもよかったな。
結局、上を目指していくなら知識と教養はなんぼあったって邪魔にならないんだよな…と改めて思ってしまった。
それは今の時代も同じだよね。
今年は先にアニメで平家滅亡のあらすじを見てしまったので、ここからしばらくつらい展開になりそう。
そこをどう描いていくのかも見どころかな。
ヒロイン3人で100年を描くってどんな結末になるんだろうと思ってたけど、終わってみれば大団円。
きぬちゃん、吉右衛門ちゃん、虚無蔵というわたしのヒーローも誕生してなんやかんや楽しい半年間でしたわ。
いろんなことも回収してくれたけど…正直いうとやっぱり物足りない！もっと見たい！
この物足りなさは物語の余白でもあるので、それだけ面白かったっていう証拠だろう。ラストの駆け足具合も、カムカムらしくてよかったのでは。
あんなに最先端AIの研究開発してて、黒い服に不適な笑みを貼り付けた人間ぽくないキャラクターで、結局一番人間くさかったのがその宮腰さんっていう…。
まあ、人間みのなさでマリコに勝とうというのが無理な話よ！あとバックアップくらい取っときなよ…。
最後、卒業式呼びかけみたいになってたけど、今のメンバーになってからもかなり長くなったよね。
またいつか会えるといいなー。
1話からおっもい！
できれば特捜9シリーズには同情の余地なしのクズ犯人とかぬか漬け主婦みたいなおもしろ展開を期待したいところではあるんだけど、まあ長期シリーズになりつつある変化球として見守ろう。
最初と最後に出てきた金髪新藤が多分過去っぽいので、彼がかつて道を外しかけたというエピソードを1クールかけて深掘りしてくれるのかな。
あと村瀬が相変わらず村瀬でよかった。ゲストと言わず隔週で出てよ！
今週も見どころたくさんで何から書いたらよいやら。
とりあえず全成のコーナーをありがとう…あんなん笑うしかないわ！
元愛人のダメ出しをちゃんと受け止める政子、いいね。
小栗旬を持ってしてちゃんと怖く見える演出、すごい。
それからどうしても頼朝が大事なところで完全なる大泉洋になってるのがもう。
今まで鎌倉幕府を開いた人、くらいしかイメージなかったから逆に親しみやすくはあるが、今後拉致られたりリバースしたりしないかの心配はつきまとうｗ
ここであの会館が登場するかね…！と思わず声を出してうなってしまった。
ひなた組は大きく物語が動き、るい組もまた壮大な伏線回収に動き始めてる。ああ、もうすぐ終わるのかと思うと同時に、朝ドラならではのこのでっかい回収がたまらん。
あとトミーは先週の感じで終わりなのかなぁと思ってたから、また最後のほうまで絡んでくれそうで嬉しいな〜。
私が見たことある遊川作品の中ではうまく風呂敷を畳んだほうではあるけど…。
これは完全に好みの問題で、今は説教くさいセリフのあるドラマを見たい気分ではない、それだけな気がする。
前回まであんなギスギスしてたのに急にかもし出して来る最終回感が強い情緒（もっとじわじわ盛り上げてほしい）、この方連ドラの演出には向いてないんじゃないのかな、知らんけど。
主人公夫婦以外の俳優陣はおおむねよかったでーす。
