三軒家万智の夫の課長がスーパーの店員と一緒に食事に行くようになってしまいました。
もしかしたら課長と万智は結婚生活の価値観が違っていたのかもしれません。
こうなると、留守堂にもチャンスが訪れてきたように感じます。
そもそも課長と万智は年齢差がありましたし、課長は再婚だったこともあり、結婚自体が難しかったのかもしれないと思います。
はちゃめちゃだけど面白すぎる。
あんな格好でボーリングする北川景子さんの女優魂に改めて惚れ惚れとしてしまった。
働く女性にとって結婚や育児はどうしても切り離せない話題だ。
特に今は子育ての支援が厚く、朝倉さんのように子供を持たない人の中には優遇されていると不公平感を感じたり、サキさんのように子供を持つ人の中には当然の権利だからと周囲に協力を求める気遣いを忘れたり。
表立って言うことも難しいから万智がズバッときってくれた時にはこれ以上ないくらいスカッとした。
白洲美加ちゃん、又サンチーに呼び出され、大変でしたね!
家を売る為に頑張り過ぎて、家庭をかえりみず、疎かにしていると、屋代さんも他の女性に目が行ってしまいますよ!
ほらほら、早く帰れる日に、屋代はお食事に誘われていますよ!
始まりましたね、すれ違い...?
現代社会を繊細に描く
いつも感じるのは、現代社会問題への鋭い切り込みと、繊細な気遣いにあふれたドラマだなあということ。
郊外住宅地で子連れ家族の和気藹々とした近所づきあいを見るたび焦燥感と孤立感に苛まれ離婚騒動にまでなった夫婦への、足立の的を射た住み替えの提案。
前シーズンから生涯独身ぽい女性の出現率が高いが、転居は高齢者の生きる意欲を奪うと冷静な判断の上での三軒家万智の提案はさすが。
八戸とイモトアヤコのテンポの良い客との掛け合いには笑いっ放しだった。
小学校時代の留守堂への人工呼吸はやはり三軒家万智だと思う。
嘘も方便。
あそこで留守堂が嘘と知りつつ華麗に身を引けば...
第一作の「家売るオンナ」が三軒家万智のキャラの強烈さととにかく家を売りまくる面白さで売っていたドラマだとすると、今作は留守堂健司という謎のキャラクターが出てきたことで万智を取り巻く人間関係に様々な影響が出てくるところがストーリー的な新たな展開。正直家を売るパターンはそろそろマンネリ化してきている感じもするが、三軒家夫婦と留守堂との間のねじれた三角関係の描写はそれなりに楽しめる。ただ留守堂の謎が意外に平凡な感じであったので、最終回に向けて盛り上がりを保てるのか微妙なところ。