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taku_cinemaさん 384
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映画とドラマが大好きなフリーランス。リアルサウンド映画部にて記事執筆しています。Instagram:https://www.instagram.com/taku_cinema/ Twitter:https://twitter.com/takuro901 Filmarks:https://filmarks.com/users/takuro901
映画とドラマが大好きなフリーランス。リアルサウンド映画部にて記事執筆しています。Instagram:https://www.instagram.com/taku_cinema/ Twitter:https://twitter.com/takuro901 Filmarks:https://filmarks.com/users/takuro901

最新口コミ

左ききのエレン 第4話

4.5
出演者 4.5
ストーリー 4.5
演技 4.0
映像 4.5

「サラリーマンやれよ」

神回。まず副題からしてよすぎる。
クリエイターであることを忘れていた敏腕営業の流川とサラリーマンであることを認識しきれてない新卒光一の邂逅。
光一は相変わらず自分よがりの節があり、そこから抜け出せていないように感じる。
そこに流川の「サラリーマンやれよ」が刺さる。

アーティストになれずに企業のクリエイターとして働く以上、自分よがりなアウトプットだけでは生きていくことができない(選ばれない)。
それがサラリーマン、はたまた凡才の性である。

流川は決して投げやりだったのではなく、やりきった先の姿としてのそれだった。
クリエイターとして生きて...

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ニッポンノワール-刑事Yの反乱- 第7話

3.0
出演者 4.5
ストーリー 2.5
演技 4.0
映像 3.5

なるほどね、ここに持っていきたかったのね、がやっと見えてきた7話。
3年A組がまだよかったのは1話1話にあるたくさんの痛烈なメッセージ性と現実とのリンク性であったが、本作は現実とのリンクの部分とメッセージ性の弱さがわりと浮き彫りになってきてる感じ=浮世離れしすぎてる感があるのでそこまでハマれない。

でもここからの伏線回収次第では、最後まで鑑賞した人にしか味わえないなかなかおもしろい作品に仕上がる可能性も秘めてないことはない。

武藤将吾さん脚本のドラマはどんどん過激かつ非現実的にぶっ飛んでいってしまってる感じがあるのは否めない。
やっぱり個人的に一番好きだったのは『家族ゲー...

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同期のサクラ 第7話

3.5
出演者 4.0
ストーリー 3.0
演技 4.5
映像 4.0

1話1話スッキリはしていくんだけど、見逃していけないのは倫理的に正しい行動をしていても、会社に背いた行動を起こした人は左遷され続けてる。

倫理的にも人間的にも、サクラは間違ったことをしていない。
それでも間違ったことをしてるように見られ、左遷され続けてるのである。

サクラが手を差し伸べて救われた人たちがたくさんいるのに、報われない日々を送るサクラ。
サクラが救ったことにより、サクラに手が伸びる構図はしっかり作られているものの、それだけではどうしようもないことが起こるのが社会であるという何とも辛辣な展開を突きつけられる7話。

本当に『ハケン占い師アタル』のときと似てい...

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同期のサクラ 第6話

4.0
出演者 4.0
ストーリー 4.0
演技 4.0
映像 4.0

つくしに母親(すみれ)がどれだけ尊い存在であるかについて小一時間くらい説いたかった。
でもラストにあんな感じで救われていって本当によかった。
言われたことをこなすだけの人になりたくない気持ちはわかるけど、何かを捨てないと守れないものがあることも同時に忘れてはいけない。

子供は純粋で構って欲しさもあるからああなるのはもちろん仕方ない!
自分も言ったことはないけど心の中では思ってたこと色々あった。
でも大人になったら(働き出したら)親の尊さや偉大さがわかるようになるよというのは子供に伝えたい。
普通に生活させてくれてるだけで相当凄いんだよと!

同期のサクラ 第5話

4.0
出演者 4.0
ストーリー 4.0
演技 4.0
映像 4.0

葵の同期に対しての態度はよくないけどそれは否定され続けた家庭環境から人より上に立つこと、認められることが目的化してしまう歪んだ価値観がついた結果。
言葉に本物とか偽物とか言い出したらキリがないし何も言えなくなる。
全てを本気で思える環境で育つことができる人ばかりじゃない。

本気で思えているかどうかわからないことを自分の言葉として伝える。
でも少しは思っていないとそれは言葉としては出ないはず。
そこに本物とか偽物とか中身ないとか言われたらきついよなー。
じゃあ本物の言葉を伝え続けたら全て受け入れてくれるのかと言われるとそうでもないだろうと。

結局本音と建前の世界で生き...

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同期のサクラ 第4話

4.0
出演者 4.0
ストーリー 4.0
演技 4.0
映像 4.0

他の人と比較し、比較されては自己肯定感を失って…。
弱い自分をさらけ出して誰かを頼る方向に向かえばよいが、周りからは少しでも凄いと思われたいし負けたくないのが人間であって。
そんな矛盾する二面性に揺れる社会人が本当にうまく表現されていた。
岡山天音うまかったなー!

自分の長所を認識できるのには「成功体験」「他者から認められる」「他者と比較する」があると思う。
そうなると自分だけで認識の幅を広げられるのは成功体験のみになる。
他者に認められず、逆に見下されて、成功体験もない、そして相談できる人もいないとなるとああなっちゃうよなーと。

人付き合いも仕事がうまくいかないと...

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本気のしるし 第5話

4.0
出演者 3.5
ストーリー 4.0
演技 4.0
映像 4.0

1〜5話まとめ

こんなにも不可解な人の繋がりと関係性、行動を描くドラマがあるだろうか。

深田晃司監督は映画でじわじわと色んなものが回収されていくから不可解な行動の意味や繋がりがすぐに点と線で結び付けられていきなるほどとなるが、ドラマだと先が見えなさすぎて本当に気味悪い展開がずっと続いていく感じ。

ドラマなのに長尺の映画を観てるような感覚で、不可解さが広がっていくだけで何も回収されていかない。

辻すらもまともに見えなくなってくるくらい、まともじゃない登場人物たちとそれらの行動が出てくる。

辻が浮世を助けようとする気持ちもわからなくはないが、その助ける行為も度が...

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左ききのエレン 第3話

4.5
出演者 4.0
ストーリー 4.5
演技 4.0
映像 4.5

天才になれなかった全ての人へ。

今クールおもしろいドラマがたくさんある中でも群を抜いて個人的に(現時点では)今クール一番好きなドラマ。

自分も天才になれなかったからこそ共感できたり刺さるものがある。
実際HPのキャラクター診断で見事に光一を引いてしまいました。笑

天才と凡才が相互に影響を与え合うことで、お互いに自らだけでは成し得なかった変化や成長を遂げていこうとする様が、静かに丁寧に描かれているクリエイター群像劇。

左ききは天才の象徴と言われている。
左ききは右脳をメインで扱うことができることで、クリエイティブで革新的な考えを持ち、それが結果として芸術との相性...

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ブラック校則 第4話

3.0
出演者 3.5
ストーリー 3.0
演技 4.0
映像 3.0

ブラック校則

『セトウツミ』を彷彿とさせるゆるいコミカルな会話劇から、ブラック校則に切り込んでいく新感覚なドラマ。

1話完結で色んな校則を題材に並べていて、そんなことに拘って生徒を支配している教師の滑稽さが、程よい温度感で描かれている。

題材的に重たくなりそうな感じするけど、全然そんなことなく気楽に観られる。

ブラック校則とはその名の通り、合理的な理由なしに制限する理不尽な校則のことで、そんな校則を定めることに本当に何の意味があるのかわからない。
もはや教師のエゴでしょと思う。

世渡り下手で不器用な小野田(佐藤勝利)と世渡り上手で器用な月岡(髙橋海人)。
...

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火花

4.5
出演者 5.0
ストーリー 4.5
演技 5.0
映像 4.5

Netflix限定作品の中で最も好きな作品。揺るがない。

スパークスの解散ライブの漫才で号泣。
漫才師を目指したことないから普通ならその人たちの生活はわからないはずなのに、今作はその漫才の世界の現実を突き詰めているような感じがして、感情移入しまくれた。

本作の見どころは、どこまでも自らのおもしろい漫才を突き詰めていこうとすればするほどに、現実の多数派のお客さんとズレが生まれて、自らの漫才と世間の求めている漫才にギャップが生まれて、どちらを選択するか、どう折り合いをつけていくのかの葛藤、さらには理想と現実のギャップに悩まされ、苦しむ姿やそんな状態の人間そのものがリアルに描かれ...

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