4.0
出演者 4.0
ストーリー 4.0
演技 4.0
映像 4.0
同期のサクラ 第4話
他の人と比較し、比較されては自己肯定感を失って…。
弱い自分をさらけ出して誰かを頼る方向に向かえばよいが、周りからは少しでも凄いと思われたいし負けたくないのが人間であって。
そんな矛盾する二面性に揺れる社会人が本当にうまく表現されていた。
岡山天音うまかったなー!
自分の長所を認識できるのには「成功体験」「他者から認められる」「他者と比較する」があると思う。
そうなると自分だけで認識の幅を広げられるのは成功体験のみになる。
他者に認められず、逆に見下されて、成功体験もない、そして相談できる人もいないとなるとああなっちゃうよなーと。
人付き合いも仕事がうまくいかないとしんどいし、だんだんと居場所がなくなっていくような何もかもがうまくいかないスパイラルが回ってあの状態までになるのが物凄くリアル。
逆にそれで4年続けられたことが本当に長所だと思う。
相当な思い入れがないとあの状態で4年は無理ちゃうかなと!
だからあの最後の落とし込み方が本当によかった。
長所に目が向くように仲間がそれぞれの長所を活かして設計書をさらによいものにする。
そこに仲間であることを証明する要素も含まれている。
それで自分に正直になれて自分を出せるようになった。自分の長所にも自信を持てるようになって!
できないことを認めて誰かに頼るって思ったよりも難しいこと。プライドや自分を守る気持ちとの闘い。
でもそれをすることで自分も自分を取り巻く世界もガラッと変わる。そして何よりとてつもなく楽になる。
それを受け止めてくれる組織であればという条件付きではあるが…!