映画ドラマ含めて2019年最もエモい作品。
こみ上げてくるものの強さが凄かった!
映画『生きてるだけで、愛。』と同等レベルのエモさ。
で、このようなエモい作品には「走る」演出が非常に効いてくる。
それも含めてよかったなー!
何者にもなれない人生だとしても、そんな人たちだからこそできることがある。
天才はアートとして憧れの存在で居続けることを求められる。
天才ではないからこそ、天才に与えられるもの。
それは人間性。
天才じゃないからこそ生み出せるもの。
それは共感。
求められることが真逆であるからこそ、相互に影響を与え合うことができる。
それこそが同じ土...
映画ドラマ含めて2019年最もエモい作品。
こみ上げてくるものの強さが凄かった!
映画『生きてるだけで、愛。』と同等レベルのエモさ。
で、このようなエモい作品には「走る」演出が非常に効いてくる。
それも含めてよかったなー!
何者にもなれない人生だとしても、そんな人たちだからこそできることがある。
天才はアートとして憧れの存在で居続けることを求められる。
天才ではないからこそ、天才に与えられるもの。
それは人間性。
天才じゃないからこそ生み出せるもの。
それは共感。
求められることが真逆であるからこそ、相互に影響を与え合うことができる。
それこそが同じ土俵でやっていけるという神谷の言葉の本質ではなかったのだろうか。
完璧なものはなくて、人には常に何かが足りないから、それらを補完し合ってチームとなっていくことが重要。
それは広告業界となると尚更そうであろう。
誰かに響くだけではいけなくて、できるだけ多くの人に寄り添っていかないといけない。
誰もが理想を追い続けながら、波乱万丈の今を生き続けていく。
理想とのギャップに苛まれても、それでももがき続けることで、何かが拓けるときが誰もに訪れる可能性を映し出す。
そこからが年齢も関係なく、誰もにとってのスタートとなる。
そしてそんなことが、物凄くエモーショナルに感じられる。
熱くもありクールでもあり、観終えた後には生きることへのモチベーションが上がりまくる素晴らしいドラマだった。
これこそエモいという言葉が物凄くハマる。
信じられるものは何も自分だけじゃなくてよい。
むしろ天才以外はそれでは生きていくことができない。
才能がないからこそどうしたら振り向いてもらえるか、選ばれるかを考える。
それは簡単なことではなく、それを考える必要がない天才では生み出せるものじゃないのだ。
何者になるかをずっと考えてもがき続けてきた朝倉光一が、あらゆる経験をしてあらゆる世界や人を見てきて、あらゆる助言を受けて辿り着いた境地が、「天才になれなかった全ての人へ」のエールであった。
今までの物語があってのこの最終回に、このラストに込み上げてくるものが物凄くあった。
そしてエンディング曲のGOOD ON THE REELの『あとさき』
この曲がよすぎる!
『左ききのエレン』がここまでのエモみを持ったのはこの曲があったからと言える。
キャストは荒削りな部分はありながらも、そこは一旦置いといて、みなさんハマりまくってて最高だった。
主演2人はもちろんながら、神谷の石崎ひゅーい、柳の丸山智己、流川の吉村界人、岸あかりの八木アリサ、さゆりの中村ゆりか、三橋の今泉佑唯。
特に神谷と柳はかなりよかったなー!
柳とか絶対自分の上司にはなって欲しくないのに、めっちゃかっこよく感じちゃったもんなー。あれはやばい!
神谷のリーダー像が素敵でした。