ゾンビ大好き人間のわたし。以前にも熱めに語りましたが…
日本の民放でゾンビ連ドラをやろうという心意気はとても嬉しく思います。
きっと今後、これに続いて日本でも色々とゾンビ系が作られていき、これをきっかけに、日本のゾンビものが進歩していくことを大きく期待しています。
さてさて、最終回まで来ました!
ゾンビの出番が少ないのは費用面・技術面においても致し方なく、ゾンビ描写が甘いのは置いて、ストーリーや演出での感想を述べさせてもらいます。
最終回としては…イマイチかな。物足りなさが否めず、ちょっと残念だったな…というのが正直なところ。シーンごとの長回しが多く、ちょっと溜めすぎ…の割にはうーむ、イマイチな展開、セリフ…。
すれ違いの連続だった果て、苦労を乗り越えてきた割には、なんかしっくりこないラストの攻防。
中条あやみちゃんも色々事情があって、どんでん返しするのはいいのですが、どうもイマイチなセリフまわし。
滝藤賢一さんも、始めはかなり賢そうな雰囲気を出していていい味を出してきたにも関わらず、最後はなんか、残念な感じになっちゃったよ(演技力はスゴイのに、脚本不足な感じがして…)。
笠松将くんも性格や立ち位置が定まらず、かなり散漫な印象があった。今後、飯豊ちゃんとくっつくのかな…。
キャラ設定は魅力的でかなり良い感じを揃えられていただけに、なんか、生かしきれていない感があって残念。
総じていえば、ゾンビドラマとしては頑張っていると思うが、ヒューマンドラマとして見てしまうと、どうしても、ストーリー、脚本、そして取り巻く「間」が今一歩。
第1シーズンが終わって、やっとすれ違いが終わり、第二シーズンはまた次のステージに移るようですが、
やっぱり「続きはHuluで!」なので、うーむ…契約してまで次見るかというと…うーむ気が重い…かも(汗)。
でも、
もっと日本でも、もっとゾンビがこなれて、ゾンビメイク・ゾンビの街・ゾンビ役者の皆さんも、もっともっと進化していって欲しいので、応援はしたいと心より思っているのです。