最終回観賞させて頂きました。
まさかまさかの最終回により、SNSでも皆が騒ぎ倒してましたね。
そういう最終回って実はあんまり好きでは無いんですが、今回ばかりは大感動してしまいました。
やっぱり、テーマや主人公の年齢などが自分にドンピシャリだったというのが、物凄くデカくて問答無用で泣いてしまいました。
それにしても、宮藤官九郎さんはよくもこんなラストを書けたものですね、、、
いつも思うのですが、やはり脚本家さんは本当に冷酷な方じゃないと良い作品は作れないんだなと今回また再確認しました。
普通の感情だったらあそこで寿一を殺すなんて絶対出来ない、少なくても僕のような平凡な人間は考えもつかない
それをいとも簡単に行なってしまう
主人公だよ?
散々最終回までに我々に好きにさせといて
それを、、、
ホントに意地が悪いとしか言いようがない
更に西田敏行さんは死なないという、なんとも残酷な、、、、
親孝行しに戻ってきた息子が人生最大の親不孝をしてしまうというラスト、、、
まあ、散々な言い方をしていますが、ホントに凄いのは、その残酷なラストをなんとも言えない絶妙なシンミリさで残酷な感じにさせない
それが一番凄い
本来なら見てられない最期の筈なんですが、それをしっかりと見れる感じにしてるんですよね
なんなら、少しホンワカした感じにすら感じられる
これが宮藤官九郎のやり方か、、、、
結果、この作品で最後のドラマ出演になるだろう長瀬智也さんと、寿一が死んだことを掛けていたような
そんな所まで読み込んでしまう
宮藤官九郎×長瀬智也の全てのドラマのラストだったと言わんばかりのドラマでした
天晴れでした
そして、僕の様なドラマ好きな人間から見れば、長瀬智也さんは最も大好きな俳優さんの一人
沢山の最高なドラマをありがとうございました!
「白線流し」「池袋ウェストゲートパーク」「ムコ殿」「タイガー&ドラゴン」「泣くな、はらちゃん」
書き出したらキリがないですが
本当に感動させて頂きました!
そして、その最期のこのドラマが今までのドラマの中で僕は一番好きでした!
最期に最高を持ってくるなんて、本当に泣かせますね、、、
しかし、またいつの日にかフラッと戻ってきて、宮藤官九郎さんとタッグを組んで今回のドラマを超えるような素晴らしい作品を作ってしまうんだろうなと思います
「俺の家の話」は「僕の家の話」でもあり「君の家の話」でもある内容でした。
ドラマと共に歳をとっている僕らにそっと寄り添う様なドラマを作ってくれた宮藤官九郎さんに感謝です
勿論、宮藤官九郎さんはまだまだ素晴らしい脚本を書き続けると思うので、これからも期待してお待ちしております!
とりあえずは、お疲れ様でした。
重ね重ねになりますが、良いドラマをありがとうございました!