Netflixで配信していたタイトルに迫力があり過ぎるこのドラマ。
現在民放で放送中なのですが、このタイトル新聞に書けるのかな?と少し心配になるようなタイトルですよね笑
しかし、タイトルの迫力もさながら、内容も結構ヘビーです。
しかも、これが実話というんだから、本当に驚きの内容です。
物語の内容としましては
主人公の久美子は大学の下宿先で出会った一学年上の学生、研一と付き合う様になった。
お互いが愛し合っている、仲睦まじいカップルであったが、二人には唯一の悩みが、、、
そう、タイトルにもある通り、研一のちんぽが入らないのだ、、、
しかし、そんな事は大した問題では無いと交際を続ける二人、遂には大学を出て就職をし二人は結婚をする。
何事も無く幸せな二人の様に見えたが、ある時、久美子は家の押し入れの中から研一が通っているであろう、ソープランドのスタンプカードを見つけてしまう、そこには溢れんばかりのスタンプが押されていた、、、、
と、まあ、タイトル通りの内容です
しかし、僕達が当たり前だと思ってる事が
実は大変な事で、当たり前が出来なくなったら人はどうなってしまうのか?
そんな深い内容に物語はなっていきます
ドラマを観た率直な感想ですが、この話は賛否両論あるだろうなぁと感じました。
先程言った様に、「当たり前」が出来てる人から見れば、なんでそんな事って思う様な事例がどんどん起きていきます
下手したら、この主人公の気持ちが弱いからなんじゃ無いか?とすら感じる人もいるでしょう、、、
しかし、「当たり前」が出来ない人間の気持ちは多分「当たり前」が出来てる人の考えるソレの何倍も辛い事なんでしょう。
自分の一番の悩みが一番好きな人との間に起きている事というのは、かなりの袋小路にハマってる感じがしましたね
この主人公は母親との関係もあまり良く無いので、尚更ですね、、
逃げ場が無くなった久美子はヤケクソになって、出会い系で見知らぬ男と会います。
すると、その男のは入ったのです、、、
これも難しいですよね、、、
夫が風俗行ってるからって他の男と会うのはどうなんだろうか?
そんな疑問が投げかけられそうですよね、、
しかし、これもソープに行けるという事は夫は入るんだ、入らないのは自分のせいなんだと久美子は思ってしまったんでしょうね、、
変異種は自分だけだった、、と感じた気持ちは想像を耐えかねますね、、
そこまで責めた自分が実は入いるんだってわかった時、相手が誰とか関係なく嬉しかったんじゃ無いかなと想像するのは容易ですよね、、
そういう、なんか「倫理」とか「こうすべき」とかを全て吹き飛ばす、人間の動物である、その根源を考えさせられる作品でしたね
僕に口を出せる部分は無かったですが、唯一考えたのは、やっぱりこういう時に話会える友達がいる事が重要だな、と思いました。
このドラマには久美子の「友達」がほとんど出て来ないのです
きっと、原作者の方もそこまで心を許している友達が居なかったのかな、、とか考えてしまいました。
まあ、根本の話はその辺にしておきまして、とにかくドラマとしては結構ヘビーな内容でが、描き方や、テンポ、それと演者の雰囲気などで、何だか凄くライトに描かれています
そこが、なんだか「世にも奇妙な物語」みたいな雰囲気で面白いです
主演の2人がまたいい感じの雰囲気のカップルで、まあ、僕が「石橋菜津美」さんが好きなだけなんですが笑
なんだか、妙なこのドラマの感じにピッタリです
エンディングの感じも凄い好きなんですよね〜
とにかく、タイトルの迫力に内容も負けておらず、そして実話だからこそ重みのあるストーリー
Netflix特有の映画の様な雰囲気が、ずっと日本映画をみている様な、そんな不思議な気分に誘ってくれます
原作者本人にあって色々話を聞いてみたくなる様な、そんな謎掛け的ドラマなような気がします。
このドラマを観て、あなたはどう感じるでしょうか?
誰もが衝撃を受けるこのドラマを是非!