第3話はこれまでのミステリーやホラー要素がなく、ハートフルなストーリー。ヘブンズ・ドアの演出もこれまでと異なり、人が本に変るというもの。これがあとあと効いてきて、太郎くんと片平真依、真央が親子関係にあることが描かれるシーンはなんとも美しくて印象的でした。手を繋ぎ合うシーンは本でなければ描けない。3人が手を繋いで歩いているシーンとも重なってほっこり温かくなりました。
別冊マーガレットに掲載されたため、異色の作品になっているそうですが、これまでの話と異なる空気感がいい作用をしていて、露伴先生の分かりにくい優しさにも触れることができました。
子供を守ろうとする母親が実は子供をおいつめていた...