BS12 で再放送されてる、カーネーション と同じく「服」をテーマにした、朝ドラ。
主人公の坂東すみれを演じる 芳根京子 の繊細な演技が良かった。
この作品で一躍有名になったのが、主人公のすみれの娘のさくらを演じた、井頭愛海。
主題歌も大好きだった。
戦前から戦後にかけて、服飾で活躍する女性3人を描いていて、当時はあまりなかった女性たちだけで会社を立ち上げる姿は、かっこよかったし男性に負けない気持ちが常にあって、見ていて応援したくなりました。
このドラマをみて主演ではないが林遣都さんの演技力が凄く、目力も強く演技ではなく自然な役柄というのがとても伝わってきます。主人公役はとても少ないですが 林遣都さんが出るというだけで魅力が感じる、ドラマを見るのが待ち遠しくなります。
林さんのドラムさばきがプロかと思うくらい上手くてビックリしました。クールで色気があってヤバいくらいかっこいいんです。憂いを秘めたまなざしにもやられる。主人公の娘さくらが好きになってしまうのも納得です。林さんの持つちょっと陰な雰囲気が役に見事にハマっていて良かった。
このドラマを見て、林遣都さんのドラムをたたくシーンに感動しました。初心者には難しすぎるレベルでドラムをたたいていて、かっこいいと思いました。他のドラマではなかなか見られない役柄、演技に思わず見入ってしまいました。
すみれ(芳根京子)はお嬢様育ちで、戦争で苦労しても、その優しさと子供への愛情から 子供服をかつての女学校の友と一緒に作ることになるが、どちらかと言うとお金儲けというよりは 趣味が好きな事で生活もできれば良い的な、子供の着心地に重点をおく姿勢がのちのち 会社が大きくなり子供服ブランドとして成功することになるから、大事なのはそこだよねと思うストーリーだった。
手芸好きなので、毎回出てくる濃やかな仕事、その作品の素晴らしさにうっとりする朝。 どんな時でも、心を込めたものは相手に伝わるんだなぁ、とおもった。
そして時代が進み、子供や孫に世代が変わっても、そのスピリットが伝わっていくんだなぁ、というのがじわじわ嬉しかった。
ファミリアの子供服が高いのには、わけがちゃんとあるんだよ。
最後の最後まで主役のお嬢様感がそのまま残っていて どんなことが起きてもお嬢さまの日常を描いているだけな感じがつづいていたなぁ。 主役の芳根京子も幼馴染もずっとお嬢様感が残っててそれが物事の重大さを感じさせなくて ハマるというより朝の心地いい時間が過ぎてく感じだったのかも。
俳優の高良健吾さんのファンだったので、「べっぴんさん」を見始めた。
芳根京子さんが演じる主人公とその友人たちが、戦後の日本で子供服の店を始める、というストーリーで、当時の強く生き抜く女性たちの姿に感動した。
高良健吾さんは主人公の義兄役で、笑顔がとても素敵だった。
戦後から昭和30年代、40年代を知らない私にとって、逆に新鮮さがある作品で、考えさせられるところもあった。
序盤の恋愛模様が複雑だったけど面白かった!笑笑。主人公は姉の許嫁に恋してしまうけれどその恋がなかなか叶うことがなくて見ていてあぁ……ってなった。結局別の人と幸せになれたからよかったけど。主人公が会社を設立するまでの過程で色々あってやっと開業できた時はこちらまで嬉しかった!!!