24時間のうちに巻き起こる様々な出来事がすべて内容が濃く、見ていて飽きません
まず、正直な話、ディーンフジオカさんのファンで見始めたつもりであったが、回を重ねるごとにストーリーも面白くなり、主人公を演じる織田裕二さんのそのキャラになりきっているというか、その人物にしか見えなくなる演技力に舌を巻いた。勿論、毎回のゲスト俳優も豪華で主役級の俳優ばかりなのも凄い配役だと感じたが、それ以前にあの脚本を書いた人は事件のトリックを含め、天才だと感じた。主人公と、ディーンさん演じる執事の関係性、出会いも気になる余韻を残しつつ、その主従性の完璧なまでの演技は素晴らしい。終わり方も、次回作があるかのような終わり方で気になって仕方がないものとなっている。
織田裕二演じるIQ246の天才貴族が、難事件をいとも簡単に解決してしまう。
主人公のセリフに
「考えろ、頭を使え。事実を真実にするには、推理が必要だ。推し量ること、すなわち推理こそが真実にたどり着く唯一の道だ。」
「なぜ君達は見るだけで観察しようとしない。見るのと観察するのとでは大違いだというのに。」
というのがある。
本当だ、普段物事の表面だけを見て、ただそのまま受け止めている自分に驚いた。
主人公の物事の見方、考え方、それがとても興味深い。
もっと難事件を解決してほしい。
是非、続編を!!!
北鎌倉にある名家の主、沙羅駆の護衛・監視を住み込みですることになった新米刑事・奏子。
当主となる長男は代々IQ246だったり、国家により存在を隠匿される名家であったり、広いお屋敷なのに奏子にあてがわれた部屋がすごく狭かったりと色々突っ込みどころ満載のミステリードラマ。
沙羅駆のキャラのアクの強さもさることながら、刑事の奏子や執事の賢正や沙羅駆の妹・瞳など一筋縄ではいかない人物ばかりなので、気楽に楽しめる。
沙羅駆がお金持ちキャラなので、イギリス風なお茶のシーンなども目に楽しい。庶民キャラの奏子がはしゃぐ気持ち分かる。
織田裕二さん演じる法門寺沙羅駆は法門寺家第89代当主で、生まれながらにしてIQ246と言う信じられない頭脳の持ち主です。
また、土屋太鳳さん演じる和藤奏子は、警視庁捜査一課から法門寺家の護衛を命じられます。
毎日暇を持て余している沙羅駆は、事件が発生すると執事の賢正と共に事件現場に赴き、IQ246の頭脳を使って事件を推理して行きます。
そして、刑事でもないのに犯人に近づき、護衛の奏子はいつも振り回されます。
和藤奏子を小馬鹿にする沙羅駆と沙羅駆に負けまいと頑張る奏子の掛け合いが面白いです。
まず織田裕二の役作りが衝撃的(?)。
ここまで作る必要あったかなあ。まあありきたりの役じゃ物足りないから、織田裕二も色々考えてみたんだろうが、ちょっとやりすぎ。
大金持ちで代々続いた貴族っていう設定で、セットは良かった。豪華で。
ただ話が……。前半の、一話完結のあっさりした部分はそれなりに楽しめたのだが、終盤は全体の話を無理やりまとめようとして無理があった。
最後の最後、これはネタバレですが、マリア・Tが同居して解決って。ないだろ、それは。と思った。
和藤奏子(土屋太鳳)さんもあんなんでは絶対死にますからね。
織田裕二のやりすぎ感と中谷美紀のコッテリ感はけっこう上手く...