島津先生(瀬戸康史)が話していた20世紀型教育。一方通行でゴールに強制的に導くやり方でありながら、結果として大半の人はゴールにたどり着けない。
鳴海(櫻井翔)の改革はある意味20世紀型教育のような進め方になっていたと思う。加賀谷専務(高嶋政伸)にも独裁と揶揄されていたがある意味そうだった。先生からの理解を得られないまま改革を進め、3年生はその対象に入っておらず、ゴールインできない。
ただ、そこに情熱があるかどうか、というのは大きな違いだと思う。20世紀型教育を進める教員は自己満足的なスタイルであり、鳴海の改革にはどうにかしなければならないという強い意思がある。
「人と人...
島津先生(瀬戸康史)が話していた20世紀型教育。一方通行でゴールに強制的に導くやり方でありながら、結果として大半の人はゴールにたどり着けない。
鳴海(櫻井翔)の改革はある意味20世紀型教育のような進め方になっていたと思う。加賀谷専務(高嶋政伸)にも独裁と揶揄されていたがある意味そうだった。先生からの理解を得られないまま改革を進め、3年生はその対象に入っておらず、ゴールインできない。
ただ、そこに情熱があるかどうか、というのは大きな違いだと思う。20世紀型教育を進める教員は自己満足的なスタイルであり、鳴海の改革にはどうにかしなければならないという強い意思がある。
「人と人は正面からぶつからなければならない。黙ってないで行動しなければならない。」
鳴海は3年生に向かっての講話でそう話した。自身の失敗にもぶつかっていく姿に感心した。
講話の内容は賛否両論であり、当該学生にとっても「言い訳じゃん」という言葉も出てくるだろう。しかしながら、それを言葉にするか、しないか、それを糧にどうなって欲しいかを伝えるかどうか、というのは大きな違いだろう。
4話では鳴海が謝罪するシーンも印象的であった。これまでは自分が正しいというわが道を行く鳴海であったが、今後は教育者の意見も聞きながら改革を進めていくようになるのだろうか。