4.2
出演者 5.0
ストーリー 5.0
演技 5.0
映像 3.7
先に生まれただけの僕 第2話
「俺は樫松の人間だ。」第2話序盤で非常に印象に残った鳴海(櫻井翔)の発言である。まだ鳴海≠教師ではなく、鳴海=商社マンであることを感じた。そのために、会社のイメージを損なうようなことが起きるのではないかという場面になると非常に慌てふためいて、それはまさに上司の気を伺うサラリーマンそのもの。
そんな鳴海が今後教師に近づいていくのだろうなーと思う展開であった。講師ではなく、教師、その違い、役割とは、というのを教師歴数十年の方々もいる前で語る姿に強さとまっすぐな素人感を覚えた。
「僕が校長をやっている意味がない。」終盤で鳴海が発した言葉だ。校長として、教師として一人ひとりの生徒と少し向き合ってみようと意思を感じる。鳴海が校長であるからこそ、そんな学校づくりを今後してみてほしい。