まったく新しい京都枠は今回も2時間スペシャルでスタート。人間関係とか役職とか部署の説明とか、セリフの中にまぜてちゃんと紹介してくれる感じ、なんだか久しぶりで楽しい。
プライベートではアナログ人間だという佐々木蔵之介がセリフとはいえペラペラペラペラとIT用語みたいなものをしゃべっていて、ああ～こりゃ大変そうだな…と思ったのと同時に、言葉としてちゃんと耳に入ってくるし、イントネーションとか区切りとかもまったく不自然でなかったの、やはりさすがとしか言いようがない。
京都枠らしい演出と解決策も楽しいし、メインの面々も個性的で見てて楽しい。テンション抑えめの間宮祥太朗が好きなのでこれも嬉しい。
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実に、実に9係〜特捜9らしいシーズンと最終回だった！
今シーズン全体に張り巡らされたものを全部回収しつつ、視聴者が気になることをまとめつつ、急に新キャラを入れつつ、しかも事件の胸糞悪さも残しつつ…いやもうほんと、実に特捜9してた終わり方だった〜！
いろいろ…ほんといろいろあっていろんなこと書きたいけど、これはネタバレしないでぜんぶ見てほしいから皆まで書かない！
とりあえず車椅子で特捜班に復帰してきた村瀬が、ほぼ今まで通りの村瀬でよかった。あと梅雀班長のお掃除アイテムがどんどんパワーアップしてて笑った。なにそれ私物なの警視庁の備品なの…。
メンバーそれぞれの特徴と良さを引き出しながら、...
柄本時生、木南晴夏、そして注目度が上がってる恒松祐里ちゃん、さらには高橋和也はじめとする脇を固める本職俳優さんたちが集められて、そしておそらく演出サイドからの要求通りの芝居をしてくださってるんだろうな〜というのだけは手にとるようにわかるんだけど…ほんとに最後までそれだけだったな…。
よく医療系ドラマを見た中高年がリアルなお医者さんに「テレビと違う」みたいなことを言う、なんて話も聞くけど、これ、それをそのまま若い世代に広げてしまわないかとまで思ってしまったわ。
ドラマにリアリティだけを求めてはいないし、リアル志向ならおもしろいというわけではないけど…結局医療ものとしても青春ものとしても群...
久しぶりに同情の余地一切ナシな犯人だったけど、そんな事件もここまで軽妙に楽しく見られるのはやっぱり9係～特捜9シリーズだからこそなんだろうな～。第一印象から小宮山レーダーが反応しまくりだったから笑っちゃった。あと同級生からの言われようも散々だけど、あそこまでかはともかく、まあいるよねそういう子…と思ってしまうのであった。
バラバラのパズルが最後ピタッと全部ハマるの、やっぱり見ていて気持ちがいい。
事件とは別にすっかり刑事の妻になってる倫子ちゃんとか、解剖結果待ちで手相見ちゃうとか、こちら淡水魚になりますとか、小宮山デスクから発掘された4年前のお茶（ただし買ってきたのが4年前とは限らない...
序盤からちらちら出てて、回復してきて出番も増えてきたあの男の子、演技うまいしどっかで見たな…と思ってたら「書けないっ！？」の空くんやってた潤浩くんか！
子役子役しすぎないところ、とてもいいと思うので、彼が今後どんな進路を歩むのかわからないけど、いいお芝居してってほしいなぁ。
あと最近なりをひそめてたウーロン太先生が久しぶりにカッカしてたのがちょっと嬉しい。出番なかったり全然沸騰してなかったりで、クレーム？クレーム来てるの？それで減らされたの？とか思わないこともなかった。
研修医たちは相変わらずヒマそうだし、入院患者もいる病院内で大声出すし、その辺の描写は1話から変わらず頭にすんなり入...
ずっと、売れっ子漫画家としての設定が甘すぎるだのコメディとしてはハマってないだの言ってきましたが…まさか最終回で泣かされるとはなぁ～！
ラブコメをベースにしながら、ずっとこのドラマのテーマとして横たわっていたのは、きっと最終回でズバッと描ききった「愛する人（家族、友人、恋人…）との死別」だったんだろうな。
巴が言っていたように、悲しむ間も別れを惜しむ間もないくらい、死別は突然訪れる。
病気、事故、最近ずっと多い大規模災害、それに老衰だとしてもきっとそう。
死んだ巴がマサオに入って戻ってきて、いろいろな「心残り」を片付けながら、周りのみんなにもお別れを言う時間を作れたのは特別なことだっ...
最終回スペシャルと言いながら、全編にわたってほぼほぼ笹川刑事部長リサイタルだった！最高！
捜査一課長は真面目な内藤剛志と愉快な仲間たち、かわいいビビちゃん、そして本田博太郎のフリー演技を見るためのドラマなので、シーズン5の最終回は実に大盤振る舞いの回といえよう。
そんな笹川刑事部長がちらつかせるのは、最後という言葉と胸ポケットに忍ばせた白い封筒。誰もが辞職の二文字を頭によぎらせながら、最後の最後まで引っ張り続けた博太郎。ただただ最高でした。
これからも自腹でどうぞよろしく…。
今シーズンは全体的に事件そのものの真面目さが目立ったけど、最終回でもそれは健在。ただし途中で急にメタネタを突...
先週の予告の時点で猪狩さんが犯人なワケないじゃ～んと梅雀班長に怒られそうな態度でタカをくくってたわけですが。
事件の相関図は意外と複雑でややこしかった！それを1話完結でやり通すのはさすが特捜9と言うべきか。
新藤も村瀬へのメールに書いてたけど（一時停止してじっくり読んだ）、去年とは全然違って捜査への意欲をそれなりに見せてる梅雀班長だけじゃなくて、新藤の成長とチームへの溶け込み方も感じられてよかったな。
前は青柳スタイルの捜査に不信感アリアリだったけど、今は多少反発しつつも信頼してる感じが出てる。頑張ってるね、新藤。
村瀬も前向きになってきてよかったよー！その…村瀬の…頭脳が役に立つか...
いいかい若いお嬢さんがた、婦人科をな、婦人科を気軽に受診するんじゃ。
いい病院、いい先生じゃないとこもあるからな、自分にあった病院と医者を見つけて気軽に相談できるようにしておくんじゃ。
生理が重い、生理痛がひどい、PMSがつらい、そりゃ確かに人それぞれ個人差はあるがな、自覚のない病気が隠れとることもある。
どこに行っていいかわからんのなら、受診科を相談できる総合病院もあるぞ。
痛いもつらいも怖いも、全部聞いてくれる医者を見つけなされ。
そんなことを思わずにはいられない回だったので、コレ見た若いお嬢さんがたが自分の不安や体調不良と向き合ってくれるといいなー。
しかしエピソードはともかく...
最終回前まで見て確信した、私はやっぱりコメディの三浦翔平が好きだ！
おおむね全8話とほかの枠と比べて話数の少ない金曜ナイトというせいもあるが、ライバルレースから早々に脱落、当て馬ですらなくなってきて今ではすっかり「真面目な大ボケ」を担当してくれている。
気が強くて自信もあって周りからも頼りにされてるたかみー、気弱で自信がなくて主人公として小ボケを続けているももち、この対比が楽しい。
あとマサオがしばしば戻ってくるようになった井浦さんを見てて、改めてこの人もまたすげーなと実感。巴のときはかなりかわいいのに、マサオになると本当にただのおじさんになるんだもの。
次回でいよいよ最終回、ラス...
