今回も千堂のどす黒さと上條周りの甘っちょろさがよかったー。
千堂と昔からつるんでるというかあれこれやってそうな警視総監が、ああいう形で関わってくるとは思ってなかったし、あの人もあの人でずっと淡々としたつかみどころのない怖さがあるのがよかった。そりゃまあ尾美としのりだものね、テレ朝はおじさん使いがほんとうにうまい。
ここまでずっと上條が千堂を打ち崩した！と思わせといて、最後は絶対に千堂が持って行くというパターンが続いてる。
このまま上條が千堂を倒せず上にも行けず終わるのか、最後の最後でバーン！とカタルシスが訪れるのか、次週から最終決戦的なことを言ってるのでますます楽しみにしよう。
て、...
今日の博太郎のコーナーのインパクトが強すぎて、事件そのものを思い出すのに時間がかかるわい…。カヤックで登場しただけでもおもしろかったのに（そして膝を曲げて体育座り状態である）、あの下に部下がいるとはね。ズルすぎる。好き、大好き。
えーとなんだっけ…心配性の容疑者の話か。
メインゲストが中村ゆりかさんと入江甚儀くんで安定感抜群、そこにほぼいつものルックスで加わってくる真壁刀義よ。真壁、前にも別の作品で見たことあるけど意外と演技できるんだよな。
今シーズンの大きな特徴なのが、事件の本筋がかなりまともであること。
これまでは突拍子もないご遺体と突拍子もない流れが多かったんだけど、今回はどれ...
怪しい人、怪しい設定が次から次へとモリモリ出てきて、最後の最後まで真犯人を予想するスキがなかった…。
それぞれ違った立場の母娘2組が軸となる話ながら、あの熱量をそれぞれもうちょっと別の方向に向けられてればあんなことにはならなかったよね、たぶんね。
ストーリーも「お、お、おん？？？」と思ってる間に転がって終わって、演出もなんかいろんなものがインサートされてた。謎。
ていうか梅雀班長、てっきり村瀬ポジションで小宮山さんとの行動がベースになるのかなと思ったらまさかの持ち回り制だった！というわけで今週は新藤が担当。
妙にいろんな豆知識を持ってるし、ほんと一体何者なんだ梅雀班長。
あと今週も来...
須賀健太くんのクライマックスは来週か～とか先週書いたけど、まだだった…。
前回から引き続いて須賀健太くんの演技はすばらしくて、先週よりも体調がよくないのもちゃんと伝わってきてる。
でも相変わらず研修医連中は暇そうで、ストーリーも演出もうむむと頭をひねるばかり。
そもそもの話になるけど、深夜の30分枠で医療ものっていう時点でいろいろと厳しいんじゃないだろうか。すべて1話完結にするには短すぎるし、かといって続きにすると1話1話が今回みたいに薄っぺらくなっていくし。
30分になってからの土曜ナイトの後枠は「オシドラサタデー」と銘打ってるだけあって、主演重視の枠というのは理解できるんだけど、...
前回予告で見て楽しみだった土下座合戦もさることながら、ラストでマサオが巴だとすぐに見抜いた三浦翔平氏、キタキタキター！という感じであった。
彼のとても真面目でまっすぐな演技はいつでもさわやかで好感持てて大好きなんですが、それがものすごい破壊力を持つのは、彼本人とマッチしたキャラクターでコメディやるとき。しかも大真面目に。
だから今回ラストで感動して涙を流す高見沢さん、これまでの高見沢とは別人かと思えるくらい、ブィンブィンとフルスイングでバットを素振りする音が聞こえたね。
来週はきっとボコボコホームランを打ってくれるんじゃないかと期待してる。
あとMEGUMIさんはほんといい女優さんに...
コテンパンに打ちのめされて終わった第1部のラストから5年経ってるとはいえ、どう展開するんだろう…と楽しみにしてたら、はいキター！といわんばかりの終盤。なにそれなにその展開、最高じゃん…！
上條たち同期3人が結託するのはわかってたけど、そこについてきてくれる下のモンがいるだけでなく、吉田鋼太郎まで来るとはね！玉木宏とゆかいな仲間たちだけでは椎名桔平には勝てたもんじゃねーな！と思ってたところに、こんなケツ持ちが来たら心強すぎるでしょ。
そして嬉しいのは第2部からの追加おじさんもまた素晴らしいってこと。
悪役で浜田晃さまいるし、サイコじゃないのほうの野間口さんだし、テレ朝の20～21時台は...
本田博太郎のでっかい声と審判プロテクター姿と、谷保健作の登場とで、事件なんだったっけ…とパッツン前髪がかすむほどの絶妙に豪華だった回。
何が豪華かというと、博太郎と谷保とビビちゃんのお姿だよ！
まあまあ真っ当な人間関係と事件背景を描きながら、急な角度から突然真犯人が現れるのはいつものことながら、最近ヤマさんじゃないところから手がかりが見つかったり、大福のいつもの流れがちょっと違ったりと、また工夫を凝らし始めたなと感じる。
古代くんのキャラクターにも慣れてきたところなので、やっぱり武藤のゆくえが知りたい…どこ行って何してるの…。
わたしの一課長での推しは望子ちゃんなんですが、今回望子ち...
一見共通点がないように見える登場人物たちが、絶妙な線で繋がりあっている、9係ないし特捜9らしい事件だったかなと。
リーゼントの上岡、引っかき回し役として終始いい味出してたな。上岡がらみのシーンがどれもこれも楽しくて、撮影中もきっとみんな楽しんでたんだろうなと想像できる。
殺人事件が起こってるし半グレ連中が闇カジノを仕切ってるし子どもの才能をどうしても認められないシンママがいるしで、状況を考えると結構な感じになってるのに、全体を通してさらーっと重さを出し過ぎず、見たあと楽しくなるのって、やっぱり9係からの系譜なんだろうなあ。
村瀬もリハビリを頑張っているね…。似顔絵もっとたくさん見せて...
ゲストが須賀健太くんだったので楽しみにしてたけど、クライマックスは次週に続くという感じか。でも今回だけでもしっかり存在感を示してくれてたのはさすが。笑顔なのにキラキラしてなくて、弱々しいところがちゃんと出てて…。
研修医チームは相変わらずヒマそうだし嘘に対する考え方がちょっとね。
どれくらいの年代なのかよくわからないけど、あんな歌突然歌い出して全員が歌えるってどういう設定なんだろう。
しかしなぜか既視感ある…と思ったら、脚本の人が前にやってた「真夏の少年」だ。こっちも昭和歌謡かなんかを取り上げてたよな。
前作は設定がかなりファンタジーだったからまだよかったけど、現代医療の世界を舞台にし...
千代ちゃんの激動すぎる人生に、見ていてつらいと感じる人もいるかもしれない。
でも、それも人生。
つらいこと、楽しいこと、嬉しいこと、悲しいこと、それぞれがあったから、今のその人がいる。
そのときは生きることに精一杯でも、ふと立ち止まってふり返ったとき、
そう思えるようになりたいなと改めて思わせてくれた朝ドラでした。
演出面もかなりこだわりがあるように感じて、お芝居の中心が舞台だった時代はときどき舞台演出っぽいシーンが入ってくるし、活動（映画）になってきてからは映像演出、ラジオドラマがメインになってからはいかにも「演出！」というシーンが減って、ありのままの生活を映し出していたような。
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