JIN-仁- のシーズン2に当たる、JIN-仁-完結編。
最終回で、今までの伏線も回収し、私的にはすっきりした形で終わった。
シーズン1を超えたと感じた今作だが、前作以上に仁先生の佇まいもカッコ良かった。
マルモのおきてと被っても高視聴率だったのは、流石👏
家には漫画もあるので、何処まで再現出来るのか?
と、思いながら見てた~JIN~
まず、仁先生役は大沢たかおより、西郷隆盛役をやった藤本隆宏の方が漫画っぽかった。
けど、内容はほぼほぼ原作に忠実!
そうそう、シーズン2のラスト。漫画の最終回は仁が現在に戻り、昔の同仁堂の写真にも自分が写っている、ってパラレルワールドなんだけど、ちょっとおかしい。
ドラマだと、現在に戻って、同仁堂は姪っ子が継いでいる、って話で、こっちの方が説得力があった。
綾瀬はるかの出世作でもあるし、また見たい!
TBSさん!また一気に再放送してほしい!
非常に引き込まれる、そして主人公の仁がかっこいい!名作!!多くの人に支持を得られる作品ではないだろうか。
主題歌はMISIAの「逢いたくていま」
もともと名曲だとは思うが、作品とのマッチ度も高い。
私は正直、いわゆる歴史系の作品が好きではない。ただ幕末(坂本龍馬などが登場)、という日本の大半の人が知識を持っている時代の設定だからこそ設定に疑問を持たず純粋に楽しめた。今でこそ治療可能な病の多くが不治の病で短命だった時代に、現代の医師が行ったとなるとそれはそれはすごいですよね、かっこいい!
冒頭はどうしたら戻れるのか、というような描写が多かったが段々仁(大沢たかお)もその時代...
綾瀬はるかちゃんの「南方先生!」が話題になった「仁」。大沢たかおさん演じる外科医が江戸時代にタイムスリップしてしまうという当時にしては新しい設定で最初は戸惑いながらも毎回見ていたことを思い出します。医者の技術があっても江戸時代の道具で大丈夫なのかなと思ってしまいましたが、体の知識は時代を問わないんでしょうね。婚約者と江戸時代に縁のあった花魁との関わりなども謎めいていて時を超えたラブストーリー?の要素も好きでした。使われていた主題歌も平井堅さんの歌で物語とリンクする歌詞が良かったです。
江戸にタイムスリップした医師の宗方が、道具や機械のない時代に病気や怪我に苦しむ人達と寄り添い親しまれて行く姿に胸を打ちます。主演の大沢たかおが1人右も左も分からない所に迷い途方に暮れ、その姿に密かに惹かれ未来から来た事に支える咲の綾瀬はるかが自分の気持ちを抑え、医師の道を志す姿に焦れったさと一途さに見入ってしまいます。歴史上の人物も出てきて特に坂本龍馬を演じた内野聖陽が本物はこういう人だったのだろうと正にハマり役で魅力的に演じてました。この人の坂本龍馬が1番好きです。手術のシーンも迫力があり、大工道具を使っての手術で周りの人達を驚かせながらの技に手に汗握る思いで見てしまいます。
最初はSFとサスペンス風味が強くてそういうドラマなのかと思っていたら、見続けていく内に変わっていきました。現代医療ものと幕末ドラマのまさかの融合。何もない状況で現代の医師が手に入る物を駆使して患者を助けていく姿がものすごく面白かったです。特に麻酔を作り上げていく過程はプロジェクトなんとかのように思えました。そこに坂本龍馬まで絡んできて幕末好きとしてもわくわくしっぱなしでした。正直一期のラストには腹が立ちましたが、その分二期の終わり方は最高でした。二期は人間ドラマの面白さが強くて、仁先生と咲さんの物語が切なく美しかったです。