最終回は、イマイチだったけど、第8話までは思ったよりも見応えがある作品だった。
まあ、賛否はあったけど、意欲作であったのは確か。
日本沈没云々とかは抜きにして、今、ロシアの戦争が起きてる現状だったり、災害が起きてる日本の現状の中で、色々考えさせられた。
第二章は関東沈没から日本沈没へ。全国民を世界各地に移民させるというストーリー。実際に地震も頻繁に発生していることから、関東沈没は実際に起こりうるかもしれない…と思って見ていました。日本沈没のための全国民移民に向けての右往左往はなんかやはりリアル感がなくて、ドSF感が急に押し寄せてきた感が。。そんななか、天海(小栗旬)と常盤(松山ケンイチ)ら未来推進会議の尽力、いがみあっていた東山総理(仲村トオル)と里城副総理(石橋蓮司)との共闘で中国やアメリカなどで大口の移民受け入れが可能に。これは熱かった!天海の母が言っていましたが、年配者は沈むとわかっていても日本に残るだろうなと。今から異国で新しい...
だいぶ酷評されて、言われちゃってますね。しかたないか…。
まずは、良かったところから語っておきます。
4話までのスピード感と怒涛の展開はホントに良かった。そのあとが間延びしまくって残念だったけど…。
そして、最期の凄いスピードで日本が沈没していくシーン。これ、迫力がないCG丸出しというとらえ方もあるだろうけど、
ド迫力にせず、あえてドラマ的画像に押さえたのは、テレビゆえの、震災被災者への配慮だったんだろうと思量。今どき、もっとガッツリ金かけたCGで行けたはずですよねー。ド迫力にしなかったのは、気を使ったんですよね。
ただ、このSF超大作をお茶の間ドラマで良かったのかということには疑問...
天海(小栗旬)と常盤(松山ケンイチ)ほか、未来推進会議のメンバーたちの働きぶりがすごかった!移民申請は個人、家族、5人までのグループまででしたが、街単位での申請も可に変更。なんで早く街単位に気づかなかったんだろう。。すでに個人や家族などで申請してしまった人がかわいそうだなと思ってしまいました。会議メンバーの解散シーンはちょっと切なくなってしまいました。いがみあっていた東山総理(仲村トオル)、里城副総理(石橋蓮司)の共闘も素晴らしかった。共闘できなくなってしまった世良教授(國村準)と田所博士(香川照之)。世良の死に肩を震わせ涙する田所は泣けましたね。まさかの日本沈没ストップで北海道と九州が...
今回熱かったのは田所博士(香川照之)とデータ改ざんの件で一度退場した世良教授(國村隼)の和解。お互いに認め合いながらも、敵対していたふたり。東京地検に連行された田所に代わり、世良が地震データを分析。田所の予測が確かなものであることを証明しました。田所が解放され、研究所で世良が田所の研究を褒め称えると「あなたに褒められるのは初めてだ」笑顔を見せる田所。世良が「日本沈没は避けられない」という意見を述べると「初めて意見が合いましたね」と田所がうれしそうな顔を見せ、ふたりでホワイトボードをはさんで予測し合う姿は胸が熱くなりました。天海(小栗旬)と椎名(杏)の共闘もよかったですね。アメリカでの動き...
田所博士(香川照之)が調査を進めると関東沈没どころか、日本列島全部が沈没するとの発言。関東沈没ならば、国内のどこかに避難ができましたが、国外に移住するしかない。日本という国はさまざまな国に散り散りになってしまうのか。そして、国という形をどうやって保っていくのか。いろんな疑問がわき、もはや大喜利のテーマレベルです(笑)日本全員移民という第一章とは比べ物にならないほどの大きな課題。それも1年以内に沈没するという短すぎるリミット。。どうやって切り抜けていくのか、そして本当に沈没は起こるのか。気になります。そしてもうひとつ気になるのは、天海(小栗旬)と椎名(杏)の関係。塩ラーメンを作ろうとした天...
私の年代では小松左京のこの小説は知らない人はいないものですが、現代的にとても面白くなっていると思います。小栗旬さんはとっても得な役どころ。松山ケンイチさんはこれからの身の振り方が期待されるところ。そして杏さんが若々しく頑張り屋の女性を熱演です。「昆虫すごいぜ」の印象がここのところ濃かった香川照之さんは研究以外が目に入らない学者の様子がうまいですね。他にも色々な役者さん目白押しなのですが、今回中村アンさんが役にしっくりこない気がしてもったいないように思います。アンさんは人懐っこく、チャーミングな役でいつも輝いてきたので、外務省の役人の役は少し…。話とCGがとても面白いのでお勧め。
いやぁー、やったぁ!やっと始まりましたね。沈没が!
現実には絶対にあっては困ることですが、「日本沈没」を見てるんですからねぇ…
少しでも予兆的なものがないと、見ている方は「何見させられてるの?」ってなっちゃいますからね。
まさか、最後まで沈没しないんじゃない???って思ってたくらいですから。
副総理は「経済経済」言ってるし、松山ケンイチはいい人ぶってあっちこっち立ち回ってるし、香川さんがマッドサイエンティストになっちゃってるし、与田ちゃんは出てこないし、杏は干されちゃうし…なんだかもう、逆転劇系の政治・マスコミ物語かと思っちゃってましたよ!
それがまさかの大地震、いきなり東京でビル...
天海(小栗旬)と椎名(杏)が関東沈没の危機を新聞で知らせたおかげで、人命救出の対策にスピード感が出ました。内閣府での未来推進会議メンバーたちの雰囲気が『シン・ゴジラ』的でしたね。しかし、今回天海が新聞社にリークしたことがバレてしまい、未来推進会議メンバーから外されてしまいました。椎名も出勤停止となり、ふたりは時を同じくして居場所が無い状態に。天海は離婚届けを提出、妻子と別れ、椎名は交際している男性はいない模様。今回もふたりの偶然の出会いが複数回。そして、関東沈没の被害に一緒に遭遇してしまうという。吊り橋効果でさらに接近するようになるのではないでしょうか。「命を救いたい思い」が一緒のふたり...
第3話を見ているうちに、「アレ!?」と気づいたことが。天海(小栗旬)と椎名(杏)の偶然遭遇率が高いなと。天海がいつも行っている海鮮居酒屋に椎名が登場。生ビールを注文。天海が屋外のベンチに座っているところに名が登場。天海と常盤の会話をこっそり録音した「半年以内に関東沈没する可能性70%」記事を持参。その後、椎名は編集長(伊集院光)に反対されて記事は週刊誌からは出ず。東山総理(仲村トオル)へ関東沈没の情報を国民に開示を迫るも断られた失意の天海のところに…記事が出せず、落ち込んだ椎名が出現。居酒屋は天海の行きつけなので、可能性はあると思いますが、2回目と3回目の遭遇が「そんなことある??」と思...
地球物理学の最高権威・世良教授(國村隼)に歯向かい、窮地に陥った天海啓示(小栗旬)。よき相棒となりそうなのが、記者の椎名実梨(杏)。天海の地元・愛媛に出向いて、母親・佳恵(風吹ジュン)に取材。天海が環境省の役人を目指した理由が明らかになりました。漁師だった父親(吉田鋼太郎)が亡くなった理由も。地球温暖化のエルニーニョ現象で魚が獲れなくなり、台風の中で無理な漁を行って船が転覆したというものでした。そして、実梨も理不尽な理由で父が退職に追い込まれた過去が。別居中の天海の妻(比嘉愛未)とも離婚話が出ているなか、ふたりの中がどうなっていくのかが楽しみ。お互いに利用し合ううちに、絆が生まれてしまう...
さすがに、1970年代の小松左京の「SF小説」が原作ですからねぇ。今、ドラマでこれをやろうとは、勇気ありますねー。
大地震ばかりで、今やむっちゃ現実味を帯びた話を、どう持っていくかが見もの。
酷評もちらほら見ますが、役者陣ふくめそこまで酷くはないと思いますが…。小栗くんもカッコ良かったですしね。
当時の作品は、完全なるSFとして、竜巻とか、濁流とか、噴火とか、ディザスタードラマとして、まあ派手でした!昔のは阿蘇山や、京都の名所、鹿児島湾、北海道、鎌倉…主要都市が次つぎと消え去っていく…そんな感じでしたが…。
今回はどう進むんでしょうか?ま、始まったばかりなので、今後に超期待しており...
2023年の東京が舞台。ドラマに登場した地震と同じ震度5弱の地震が発生。なんだかリアルで鳥肌が立ってしまいました。SF作品だというのはわかってますが、つい数日前の地震、そして関東地方ということで「沈没」がリアルに思えて…。さまざまな思惑が渦巻くなかで、日本国民や地球のことを考えているのが環境省の天海啓示(小栗旬)。サブタイトルの「希望のひと」はきっと天海なのではないかと。「関東沈没」説を唱える地震学者の田所博士(香川照之)と政府の御用学者・世良教授(國村隼)との対立。潜水艦での調査シーンはやっぱりおかしかった!保身のため、事実とは異なる検証資料を捏造する世良ら政府側と天海がどう戦っていく...