平成という時代の流れに沿った「働く強い女性」というイメージが強く、セクハラやパワハラなどの重いテーマがコミカルに描かれていました。
庶務二課のメンバーもそれぞれ個性があり、「こんなひとまわりにいる!」と共感点がたくさんありました。
小学生~中学生にかけて再放送なども含め5回は繰り返し見た作品です。
主演の江角マキコさんの歩き方も真似していました。
ショムニという部署はいわばば女性の窓際族的な部署ですが、まだまだ総務の仕事、事務的な仕事が多かった時代だったからこそ見れたドラマだと思います。
今の時代事務職がどんどん減っていますし、あんな仕事もろくにせずに一日オフィスで雑談しているだけでお給料がもらえるなんて、むしろ羨ましいと感じる女性のほうが多いのではないかと思います。
江角マキコの言いたいこという発言も、今から見るとただのわがまま、そんなことわざわざ言わなくても、、的に思えることがあり、時代だなあと思わざるをえないです。
今ではこうした制服OLオフィスものドラマも少ないので、物珍しく懐かしい感じです。
会社の庶務課で働くOL達ががメインのドラマです。社内では、お荷物扱いされているのですが、様々な問題が発生するなか、ドタバタ劇を演じながらも問題を解決していく様子がえがかれています。一人ではできないこともそれぞれのOLの強みや個性が発揮され、うまく絡み合って良い方向へと向かいます。会社に勤めたことのない人でも楽しめる作品です。
2000年代を代表するフジテレビ系列のドラマショムニは、原作ベースの作品でありながらも当時主人公の坪井を演じていた江角さんの男勝りな演技によるドラマのハイスピーディーな展開と1時間ドラマに凝縮された内容は非常に濃厚で面白い作品です。2013でも周りのメンバーが変更される中江角さんだけは現状維持ということもあり非常にファンにとってはうれしいものでした。また、当時のわき役の野々村と寺崎を演じていた伊藤俊人と高橋克実さんの両名の絡みも楽しみのポイントです。また伊藤さんの遺作ともなるためいろいろと感情深い作品でもあります。