イケメンながら、ちょっとゆるふわっとしたところのある福士蒼汰は、霊と応対できるえんちゃん役にピッタリでした。
実はしっかり考えているのに、阿熊役の土屋太鳳に気安くどつかれている姿も、コミカルで良かったです。
死んだ人や死後の世界が描かれている作品でしたが、どこかコミカルに描かれており、鈴木亮平さん演じる死神もウサギの着ぐるみを着ているという、死神に対する怖いイメージを払拭するような可愛らしい役柄でした。コミカルの中にも感動する場面はたくさんあり、亡くなった方それぞれの想いを感じるたびに胸が熱くなりました。また、死神が着ているウサギの着ぐるみの謎も後半になると解き明かされていき、最終回に近づくにつれて涙なしでは見れませんでした。悲しみの中にある優しさに気づくことができる、素敵なドラマでした。
田中圭が脇役だったけどドラマにいい味出してて良かったなあ。さすが。とにかく福士蒼汰と土屋太鳳の関係性にめっちゃキュンキュンした。最初はお互い幽霊が見えるもの同士協力してるだけだったのに最終話でやっとお互いが大切だってことに気づいて両思いになってキュンキュンしたぁ!
成仏できない幽霊をあの世に導くなんて、あり得ないシチュエーションだけど、霊達の人生ドラマに泣ける。
無念をはらしてあげたい気持ちになってくるから不思議。
さまよえる霊だなんて、怖そうだけど、死神がピンクうさぎだったり、ライバルと敵対していたりと、リアルな部分もあるから、思わず真剣に見てしまう。
笑えるけど、ホロッとくる。
人生や人との触れあいを考えさせられるストーリーで、意外にも見応えたっぷり。
福士蒼汰さん、土屋太鳳さん、鈴木亮平さんといった超豪華キャスト達が、ストーリーを引っ張ってくれてます!
えんちゃんは、なぜか幽霊が見えてしまうという変わった体質の持ち主!幽霊が憑依することが出来るので、気が付くと成仏できなくなってしまった厄介な幽霊たちのお世話をするというバイトをする羽目に!
えんちゃんは、あの世に幽霊を送るという不思議なバイトをしますが、死神はなんとウサギの着ぐるみを着ているのです!
もっと怖いイメージがあるのに、全く怖くないので驚きます。
さっちゃんも同じバイトをしており、徐々に二人が仲良くなっていく姿がとても面白いです。怖い幽霊のイメージは全くないので、ホラーが苦手な人でも大丈夫です!
私の大大大好きな漫画家である田中メカさん原作のこのドラマ。設定が結構いじられてるし、しかも連載終了して大分たつ漫画で、始まる前から「何故今なの?」、「こんなに変更するなら、原作要らなくね?」と思っていました。
実際に見てみても、コミカルだけどホロッとさせる原作の良さが活かされていないし、高校生である阿熊さんが主人公の円と同じ大学生になっている違和感は土屋太鳳ちゃんの好演をもってしても拭えませんでした。
それでも最後まで見続けた理由は、ナベシマさん(着ぐるみ)の造形の素晴しさです。まるで漫画の中から抜け出してきたような完璧なフォルム。感動しました。「すごい、ナベシマさんが動いてる〜( ...